ごはんとスープ

好きでもなければ得意でもないので、料理について何か書こうと思ったことはないのだけれど、一昨日、昨日と衣、住について書いたから、食についても書いてみようと考え直した。

力の抜け切ったわたしの適当っぷりに、安心してくれる誰かがいるかも知れない。

普段作る食事の基本は、ごはんとスープである。赤ちゃんだった娘に何を食べさせればいいんだろうと不安だった時に、ママ友が教えてくれた。とりあえずご飯を炊いて、お味噌汁を作ればOKだからと。

あの瞬間、ご飯作りのプレッシャーが軽くなった。彼女のことはもう名前も思い出せないけど、感謝してる。ベビーカーを押して歩いた夕方の住宅街で、スープさえ作ればあとはなんでもいいと知った時の解放感よ。

それ以来とりあえず、ごはんを炊いてスープを作る。スープはお味噌汁、トマトスープ、ポタージュが定番。たまに新しいレシピに挑戦することもある。

お味噌汁を具沢山にしたら、それで十分。納豆があれば最高。

トマトスープは、たいていの野菜を受け入れてくれる。残った野菜を余さず使えるのがいい。最近はビーツを足して、何もかもを赤くするのが楽しい。

ポタージュは問答無用にしあわせを呼ぶ。冬の夜には特に。

品数を増やしたい時にまず頼るのはたまご。あとは炒め物。気が向いたらお弁当用も兼ねて煮物もあり。オーブンも便利。適当な大きさに切った野菜に塩とオイルを回しかけて焼いただけで美味しい。簡単。大好き。

さて、明日のスープは何にしよう。