myo.t

自身の勉強の発信の場としてnoteを始めました。 理学療法士、医学博士、病院勤務、心リ…

myo.t

自身の勉強の発信の場としてnoteを始めました。 理学療法士、医学博士、病院勤務、心リハ指導士、腎リハ指導士

記事一覧

心疾患患者の高強度インターバルの適応について,エビデンスと経験から

心疾患患者において,有酸素運動を実施することは予後改善があり,エビデンスも十分にあります. そのため,心臓リハビリテーションでは中強度の有酸素運動を実施している…

100
myo.t
2年前

心疾患診療・リハビリテーションガイドラインまとめ

このnoteはただただ心リハをするために参考になるガイドライン等を載せているだけです. すべて無料で公開されていますので循環器学会等を調べていただけますとそこからも…

myo.t
2年前

凍てつく夜 空に浮かびし オリオン座

#未来に残したい風景

myo.t
2年前

なんで勉強するの?

#エンジンがかかった瞬間 私はこれがずっと理解できなかった. 勉強なんかしたくなかったし,学校も休み時間,放課後に友達と遊ぶために行っていた. いい大学に行くた…

myo.t
2年前
4

お金は天国に持っていかなくていい

#お金について考えていること 「お金は大事」 よく聞く言葉ですし,みんなそう思っていることでしょう.食べるにも,住むにも,生きていくにはお金が必要です.お金はた…

myo.t
2年前
3

心リハ指導士受験に向けた症例報告作成マニュアル

本邦の心疾患の増加に伴い,心臓リハビリテーション指導士の需要は高まっています. 心臓リハビリテーション指導士受験のためには,症例報告を10件作成する必要があります…

100
myo.t
2年前
5

心不全患者の身体機能のカットオフ値について

近年,本邦では高齢心不全患者が急増しており,心臓リハビリテーションの需要が高まっています. 2021年改訂版の「心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドラ…

100
myo.t
2年前
1

心疾患患者の高強度インターバルの適応について,エビデンスと経験から

心疾患患者において,有酸素運動を実施することは予後改善があり,エビデンスも十分にあります.

そのため,心臓リハビリテーションでは中強度の有酸素運動を実施していることが多いと思います.

しかしながら,近年では中強度の有酸素運動よりも高強度インターバルトレーニング(High-Intensity Interval Training)の方がより効果的であるとの論文も出てきています.

心臓リハビリテー

もっとみる

心疾患診療・リハビリテーションガイドラインまとめ

このnoteはただただ心リハをするために参考になるガイドライン等を載せているだけです.

すべて無料で公開されていますので循環器学会等を調べていただけますとそこからもダウンロード可能です.

PDFタイトルの最初の数字は年になります.

なんで勉強するの?

#エンジンがかかった瞬間

私はこれがずっと理解できなかった.

勉強なんかしたくなかったし,学校も休み時間,放課後に友達と遊ぶために行っていた.

いい大学に行くため,仕事に就くためとか,いろいろ言うけど,私は勉強しなかった.でも,それなりの高校に行き,それなりの大学に進学した.

そして,大学院まで行った.

この経歴だけ見ると勉強が好きな人に見えるけど,そうじゃない,ただ働きたくなかったから

もっとみる

お金は天国に持っていかなくていい

#お金について考えていること

「お金は大事」

よく聞く言葉ですし,みんなそう思っていることでしょう.食べるにも,住むにも,生きていくにはお金が必要です.お金はたくさん持っていても無駄ではないし,無いよりはある方がいい.私は小さい頃から貯金をしていたし,お金がある方が幸せだと思っていました.

しかし,最近「お金は天国に持っていけない」,「お金なんて無い方がいい」とよく聞きます.

私は病院で働

もっとみる

心リハ指導士受験に向けた症例報告作成マニュアル

本邦の心疾患の増加に伴い,心臓リハビリテーション指導士の需要は高まっています.

心臓リハビリテーション指導士受験のためには,症例報告を10件作成する必要があります.

心リハの研修に行くことができれば,指導士受験に慣れている施設の先生の指導の下症例報告を作成できますが,自施設でレポートを作成する場合はそうはいきません.

そのため,自施設で症例報告を作成しなければならないが,作成の経験があまりな

もっとみる

心不全患者の身体機能のカットオフ値について

近年,本邦では高齢心不全患者が急増しており,心臓リハビリテーションの需要が高まっています.

2021年改訂版の「心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン」では,心臓リハビリテーションの目的として,1再発および再入院防止・長期予後改善,2QOL向上,3運動耐容能増加,4フレイル予防,5抑うつ改善の5点を挙げています.

しかし,上記に示したように,心不全患者は心不全の急性増悪,入退

もっとみる