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地震とテレワーク

2月25日を調べてみると、過去の2月25日にも様々な出来事がありました。

夕刊紙の日
クウェート建国記念日
ソビエト占領日
テレビ大分設立
エビスビール発売開始
緊急地震速報の試験運転開始
歯茎の日
親に感謝の気持ちを伝える日
エドゥサ革命記念日
箱根用水完成の日


緊急地震速報の試験運転開始は2004年の2月25日だったらしい。
今年2022年から18年前も前のことで、本運用が開始されたのは2007年。これは世界初の地震早期警報システムとして注目された。

地震大国日本に住む者としては地震を予見、警報するシステムは気になるところだ。
以前はけっこうな頻度で鳴っていた緊急地震速報だが、最近は地震が起きても事前に鳴ることが少なくなったように感じる。クオリティの高まりによるものと信じたい。

調べればわかるが地震速報というシステムはすごい!
(仕組みなどを知りたい方はこちらへどうぞ↓↓↓)

ただ、いくらすごいシステムがあろうと、警報を受ける側に危険意識がなければ何の意味もない。そう、日本人は地震に慣れすぎているのだ。
地震速報が鳴っても「え?地震きた?」「揺れてる?」など言って、揺れそうなものをみんなでジッと眺めていることが多い。

こちらのリンク先にある動画を見てもらえればわかるが、

亡くなった方5488人の中で建物の倒壊などによる圧死・窒息死が原因の方は4224人だ。
亡くなった方の77%が建物の倒壊などに巻き込まれたということ。
せっかく地震速報が来てもジッとしていたら何の意味もない。

慣れにも原因はあると思うが、緊急事態の際に
「自分は大丈夫」「たいしたことにならない」と正常の範囲内であると考えてしまうことを、正常性バイアス(恒常性バイアス)というらしい。

人間が生きていく上で必要な心の働きではあるが、危機的な状況に遭った際に、危険や脅威を軽視したり安全だと判断してしまうことで、避難や初動対応の遅れの原因となってしまう。
大都市で仕事をしている方は、常に危険への意識を持っていた方が良いと断言できる。

また以前の記事で恐縮だが、都内で地震が起きると帰宅困難者が517万人もでる計算らしい。(東京ドーム収容人数の90倍!)

地震大国の日本こそコロナとか関係なく、テレワークを普及させるべきだと思う。
理由は前述の通り。
もう出社しなくちゃ出来ない仕事以外は無理に出社する必要ってないんじゃない?と思っているのだが、面白い記事を見つけたので紹介する。


面白いので是非読んでほしい。(以下記事も抜粋する)

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役職が上がるほどテレワークを敬遠する傾向に
 昨年11月下旬から12月上旬、大手・中堅企業の経営者11人・マネジャー13人・一般社員14人の38人に、テレワークについてアンケートとヒアリングで調査しました。
「オフィス勤務中心、または完全なオフィス勤務に戻したいですか?」と尋ねました。
・経営者(11人)
 戻したい:8人
 戻したくない:2人
 どちらとも言えない:1人

・マネジャー(13人)
 戻したい:6人
 戻したくない:5人
 どちらとも言えない:2人

・一般社員(14人)
 戻したい:3人
 戻したくない:10人
 どちらとも言えない:1人

全38人中17名、約45%が「戻したい」と回答しました。他の調査でも指摘されている通り、役職が上がるほどオフィス勤務を支持する(=テレワークを敬遠する)という傾向が確認できました。

経営者がテレワークに反対する本音
「知り合いの経営者から聞いた話ですが」と念押しした上ですが、次の興味深いコメントがありました。

「社長でも自宅に帰ると、単なる家族の一員。皿洗いも朝のゴミ出しもしなくちゃいけない。家族からは無視・蔑視される。会社に行けば、秘書がいて身の回りの世話をしてくれるし、部下は何でもハイハイと言うことを聞いてくれて、快適そのもの。社員がテレワークするとしても俺は出社するよ、という話でした。私も少しだけ共感します」
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なるほど。
家にいて家事を手伝うよりも、部下にチヤホヤされながら偉ぶっていたい。ってわけか。
大企業の役員さんは車で通勤できるから、通勤のストレスも比較的少ないだろうからいいよねぇ。こんな記事を見て思う事はただ1つ!

我が社の社長が人格者で本当に良かった!笑

長い話でしたが、付き合いありがとうございます。お後がよろしいようで…ではまた。


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