見出し画像

点と点の線でいるということ。

調子こいて
車内で
チルい歌をかけて
思い出にふけて
小さい頃の記憶を思い返したこと
つい5日前。


何ヶ月か前にSchool holiday
(夏休み、春休みみたいな時期ごとの長い休み)
の一環として。
チームの外人枠4人で
チームのキッズ達に2時間
サッカープログラムの手伝いをさせてもらいました。


去年から今のチームに所属しているのもあり
子供達は自分を見つけると
Masa! Masa!って呼んでくれる。
どちらかというとMassa! Massa!って
小さい "つ"  が入ってるけど。

オーストラリアのチームは
ジュニアからシニアまで
各年代でカテゴリーを持ち
子供達はよく試合も見に来てくれるし
名前を覚えて呼んでくれる。


試合に勝つとロッカーで一緒に騒ぐし
普段からもよくハイタッチを求められる。
すごく距離が近くて、選手、子供達にとって
すごく良い刺激だと思う。

「今週の試合は勝つよね?」
「何点取れる?」
ってよく話しかけてきてくれる。

「僕はDFなんだ」
とか冷めたようなことは言わないが
「相手の攻撃をたくさん止めるよ」
とか言うと割と子供でもDFとしての
価値を感じてくれるんですよね。


子供達にとって、自分たちは
彼らの所属するチームのトップでプレーする
スーパー選手であり憧れになる
彼らの今後のサッカー人生にも大きく関わると思っている。


最後の試合の後には
スパイクやなんでもいいから欲しい!
って言われて
「臭いけどいいの?」
って言うと箱に入れとくって。
もっと臭くなる。

すねあて、ソックス、スパイク、服、全部持ってかれて、サインもして、すごく嬉しいのもあったしなにより純粋で可愛い

チームのおこちゃまたち




そして
ありがたいことに所属チームとは別で
サッカースクールのコーチをさせてもらってる。

オーストラリアに来て1年目に
すごくお世話になった方が
サッカースクールを立ち上げ
自分が現地でのコーチとして
活動させてもらっている。

年齢は4〜10歳とまちまちで
毎週1回約10人くらいの子供達が参加してくれる。
なんともなんともなにからなにまでも
可愛い。

スクールは
日本語メインで行い
日本人らしい礼儀を重んじた上で
身体を動かし
楽しんだ先にサッカーを好きになってもらう
というコンセプトで行っている。
ざっくり説明なのですが。


自分が古くから見始めた子はもう1年半以上経過。
最初に来た時に比べると技術、身体能力共に上がりとても嬉しく思う。

けど何より嬉しいのは
日に日に更にサッカーを好きになってくれているということ。

「家で自らボールを蹴るようになった」
「YouTubeでずっとサッカー選手のプレーを見てる」
などといったことを
親の方から話しを聞くのだが
そういったことが何より嬉しい。

自分のおかげで、とかではないが
子供の素直な真っ直ぐな気持ちに
少しでも関与できているだけで
やりがいや嬉しいに変わる。


自分の試合もたまに見に来てくれて
なんであんなに足速いの!!とか
コーチみたいにディフェンスもしてみたい!!
って言われたりもして、もう涙。

将来、この子達がサッカー選手になろうが
違うスポーツの選手になろうが
はたまた偉大な研究者、哲学者、コメディアン、タレントになったとしても
彼らの未来を繋ぐ現在に関れていること
嬉しさと責任をもった中で関わることができて
幸せを感じる。


ちなみに
僕は小さい頃水泳が
ジュニアオリンピックに出るほど速かったです。


ってな感じで車内で
チルい歌を流して
窓開け、窓枠に肘掛け
曇りの中サングラスをかけ
後ろからクラクション鳴らされました。


サッカースクール


未来の戦士達とでも言っておこうか。


おわり


※感想、意見、疑問なんでもお待ちしてます。
Instagram:
32da_masahiro

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?