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アレンジは美容師の武器。今からでも遅くない!

今、もっともアレンジがうまい女性美容師のひとりdrive for gardenの一番合戦 彩さんが、「mm(ミリ)」を使ったアレンジセミナーに登場。たくさんの美容師さんが全国から学びに来ました!

アレンジは自分の強み。それが自分らしさになる

一番合戦さんは2009年GARDEN入社。「自分の強みを見つけるためにアレンジを始め、4年くらい前からはお客様からオーダーされる機会も増えてきました。アレンジをインスタなどのSNSに上げ、セルフブランディングにつなげることで、新規のお客様であっても来店した時点でイメージを共有できるように。インスタに上げるアレンジは、若くも大人っぽくもない感じが大事で、自然光で撮影して、ややくすんだ加工にするのがポイント。今日は1人のモデルさんで3パターンを披露します!」

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パターン1「遊び心あり!の可愛いアレンジ」

1 顔周りの後れ毛をあご下5cmくらいに設定。前上がりに斜めにカットしておく。
2 32mmのアイロンで毛先を外ハネに巻き、中間をSカールにする。
「お客様が自分で縦に巻くのは難しいので、アイロンを横にして平巻きでできるやり方をお伝えするといいですよ!」
3 前髪にカーラーを巻く。
4 「mm(ミリ)」のクリームバターを中間から毛先と後れ毛につける。
「後れ毛につけるといい感じの束感が出ます」
5 毛束を左右に分け、左サイドを三つ編みにしてゴムで結び、毛束を引っ張ってバランスを整える。右サイドも同様。
6 毛先をアイロンで巻き足す。
7 前髪を整える。

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「これはお客様にはなかなかやらないですね~。でもすごく可愛いですよね!撮影する時は自然光で、横位置にして空間を生かすといいと思います。
上から撮ると甘くなりすぎるので、上から撮らないでくださいね~」

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パターン2「大人っぽく、おしゃれに」

1 全体を32mmのアイロンでゆるく巻く。
2 ひとつ結びにする。
3 「mm(ミリ)」のクリームバターとオイルを混ぜて表面につけ、ていねいにくずす。
「『mm(ミリ)』をつけてからくずしたほうが、きれいに毛束を引き出せます」
4 上半分の毛をおだんご結びにし、表面をくずす。
5 下半分の毛をねじって表面の毛だけをくずし、
4に巻きつける。
6 5の毛先を左サイドに残し、アイロンでカールをつける。
7 前髪を整える。

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「眼鏡かけると可愛いですよね~!おだんごは動きが出しづらいので、撮りながら可愛いポイントを見つけて、そこを少しくずすのがおすすめ。アレンジ自体はシンプルですが、繊細にくずすと可愛いですよ!」

パターン3「ちょっぴりタイトな編み下ろし」

1 「mm(ミリ)」のクリームバターとオイルを混ぜ、中間から毛先につける。
2 後れ毛を少なめに残し、サイドをねじってくずしてからゴムで結ぶ。
3 左右のサイドをねじったら、バックにもってきてゴムで結ぶ。
4 結び目を隠すように全体を三つ編みにする。
「ねじりながら三つ編みにすると、動きが出やすくなります。下から上にくずすのがポイント!」
5 毛先をアイロンで巻き、後れ毛を整える。

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「編み下ろしはバックショットを撮ることも多いので、モデルさんにしゃがんでもらったり、花を持ってもらったりするとアクセントになります」

ウィッグでayagassenレシピに挑戦!

セミナー後半は、持参したウィッグを使ったワークショップ。まずはモデルさんで一番合戦さんがお手本を披露。
「編み下ろしのニーズが増えてきましたよね。今日は、お客様から料金をいただけるような編み下ろしを2パターン、学んで帰ってください!」

一番合戦さんの手さばきは早くてきれい!解説しながらアッという間に編み下ろしが完成。トップの根元をシングルピンで固定して立ち上げたり、とにかく丁寧に毛束をくずす、全体の質感を合わせる…などのポイントを踏まえて、いざ、実践。やってみると、なかなか難しい…!

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1パターンめがうまくいった人もいかなかった人も、2パターンめに突入。表面だけ波巻きにしたり、ヘムラインを残してサイドをロープ編みするなど、新たなテクニックが登場して、さらに難しく…。みなさん、悪戦苦闘しつつ、明日からメニューとしてしっかり提案できる技術を真剣に学んでいました。一番合戦さんからのアドバイスは宝物ですね!

みなさんも「mm(ミリ)」を使ってアレンジにチャレンジしてみてくださいね!

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ライター 森永泰恵

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