今回のテーマは、MLDの要である「毛細リンパ管」についてです。 (専門的な記事ですので、興味のある方向けです。) 毛細リンパ管とは 〜毛細血管との違い〜毛細リンパ管(起始リンパ管)は、リンパ管のスタート地点です。 皮膚の真下0.3ミリのところから始まり、先の部分は「盲端」と言い、手袋の指の部分のように袋状になって閉じています。 同じく浅い層に存在する毛細血管は、血管が 山手線に例えられるように、動脈と静脈で繋がっていて行き止まりがありません。 これに対して、リンパ管は一
ふんどしショーツ(ゴムなしショーツ)は、多くのメリットがあるのでお勧めです。 そのことを、リンパ管の視点からお伝えしたいと思います。 ふんどしショーツと聞くと、あのふんどしの形を思い浮かべてつい抵抗感を持ってしまいますが、普通のショーツの形をしている可愛いデザインのものもあります♡ ぜひ「ふんどしショーツ」で検索して探してみてくださいね。 浅い層にもリンパ管は存在するリンパ管は血管と同じように全身に張り巡らされています。 例えば、皮膚の浅い層には毛細血管が通っています
※ この記事は2021年3月に書いたものです。 2022年4月、ライブドアブログからnoteへ移行 定期的に何度でもお伝えしたい とっても大事な【免疫】のお話しです。 複雑な過程は省きますので、最後までお読みいただけたら嬉しいです。 免疫の働き私たちには『自然治癒力』という、自分で病気や怪我を治す力が元々備わっています。 そこに関わるのが《免疫》です。 例えば、ウイルスが体内に侵入したとします。 免疫のお話しに戻りますが、まずは一番重要なところ。 私たちの体は 皮膚
2022年2月、新メニュー 「脳デトックスコース」を追加しました。 とても興味深い貴重なご感想をいただきましたので、ご紹介させてください。 施術中のフラッシュバック現象「眠ってしまい覚えていません」というご感想をいただくことが多い中で、このようなご体験に私自身深く関心を持ちました。 施術後のお客様は 「なんて表現していいか分からない」と、しばらく首をかしげて言葉を詰まらせていました。 「忙しい時間が、ゆっくりと流れている」 という、相反する矛盾した表現。 「フラッシ
『脳デトックスコース』ができました! そこで「脳の老廃物はどのようにして排出されるのか?」を書きました。 リンパ管のない臓器リンパ管は血管のように全身に張り巡らされているのですが、脳と脊髄にはリンパ管はありません。 しかし、脳を覆う髄膜 (軟膜・くも膜・硬膜)のうち1番外側の硬膜にはリンパ管は存在します。 このあと「組織液」という言葉が出てくるので簡単に説明しますね。 組織液とは組織液は細胞を浸している水分のことで、全身に存在します。 (擦りむいたりすると皮膚の下が
「ゴクゴク」より「もぐもぐ」が大事。 『 咀嚼 』という観点から免疫のことをお話したいと思います。 唾液の働き ・ 咀嚼のメリット咀嚼によって増える唾液、これに含まれる免疫物質 免疫グロブリン( IgG、IgA、IgM、IgD、IgE )のひとつ「IgA」は、ウイルスなどの病原体の侵入を防御する働きがあります。 ここが一番最初の免疫! 感染するかしないか、ここで決まると言っても過言ではありません。 そのくらい重要なところです。 咀嚼には多くのメリットがあります。 例
※ この記事は2015年11月に書いたものです。 2021年11月、ライブドアブログからnoteへ移行 「プロフェッショナルコース 」受講修了フィンランドに本校を構える 【フランシラ ナチュラルセラピストスクール 日本校】にて 「プロフェッショナル・リンパドレナジストコース」受講修了しました。 (2015年当時のコースです。2021年現在、コースの内容は変更しているようです) フランシラは、医療リンパドレナージ(マニュアルリンパドレナージ)のセラピスト養成スクールです。
リンパは、押したり揉んだりして凝りをほぐすものではなく、流すものです。 『マニュアル・リンパドレナージ』とは マニュアル・リンパドレナージ(以下 MLD)は 〝リンパを流す〟ことに特化した手法です。 オイルやパウダーは使用せず、直接お肌に触れ 皮膚のすぐ下 0.3mmのところから始まる「毛細リンパ管」に優しくアプローチします。 毛細リンパ管は、リンパ管のスタート地点でもあり、水分や老廃物を最初に取り込む重要なところです。 MLDでは、皮膚を優しくストレッチすることで
はじめまして。 リンパ専門店、マニュアルリンパドレナージサロン「ロンブラージュ」の小泉優子です。 1974年生まれ、東京都練馬区出身。 あまりにリンパが好きで執着した結果、一セラピストが医療系にたどり着きました。 2020年3月、今に至るまでのストーリー お読みいただけたら嬉しいです。 ウェイトレスからセラピストへ30代前半、子供と2人の生活を送りながら、当時は飲食の仕事に携わっていました。 大好きな接客業でやりがいも楽しさもありましたが、あるときふと、改めて自分の将来を