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咀嚼と免疫


「ゴクゴク」より「もぐもぐ」が大事。
『 咀嚼 』という観点から免疫のことをお話したいと思います。

唾液の働き ・ 咀嚼のメリット

咀嚼によって増える唾液、これに含まれる免疫物質 
免疫グロブリン( IgG、IgA、IgM、IgD、IgE )のひとつ「IgA」は、ウイルスなどの病原体の侵入を防御する働きがあります。

ここが一番最初の免疫!
感染するかしないか、ここで決まると言っても過言ではありません。
そのくらい重要なところです。

咀嚼には多くのメリットがあります。

例えば、よーく噛んでいるうちに
「ん?何かおかしい… 」と、違和感を感じて吐き出すことってありますよね?

口の中で抗原認識させているんですね。
飲み込んで大丈夫か〝 安全確認 〟しているわけです。

咀嚼することは、免疫機能を働かせる素晴らしい行為なのです✨


日本人は腸がとても弱い動物
だから、その代わりに口で腸の働きを助けているのです。
つくづく 人間の身体って凄いですね。

また、しっかり咀嚼して、匂いや味覚が変わったことを認識する
そうやって、じっくり味わうことで脳が刺激されるので、認知症などの予防になるとも言われています。

他には、うつ病、ダイエット、虫歯、口臭予防なども挙げられます。

「ゴクゴク」より「モグモグ」で健康維持

野菜やフルーツをミキサーでジュースにして飲むのも勿論よいと思います  (˶ˇ◡ˇ˶) 
手軽に栄養を取り入れられる、よい時代です。

でも、食事をするということ…
よく咀嚼する、唾液をたくさん出す、よく味わう

この栄養を取り込むまでの過程こそが、私たちの健康に深く関わり、意味のあることなのです。

そして、私たちが意識しないところで働いてくれている免疫たちの有り難さを 改めて考えると『 丁寧に生活する 』ことの大切さが見えてきます。

それを一番 実感するのは、やはり和食でしょう。

ガム咀嚼はオススメしない

私たちの免疫は、まず一番初めに、外側の皮膚と粘膜で働いてくれています。

口の中は粘膜です。
化学物質などの吸収率が、皮膚で起こる経皮吸収よりも更に高い〝 粘膜吸収 〟について…


咀嚼が良いからといって、日常的にガムを噛むのはオススメしません。
発癌性のある添加物が入っていることがほとんどです。
(歯磨き粉のフッ素も、です)

海外では禁止されている多くの化学物質、添加物が、日本では普通に使用されている現実があります。

裏面の原材料を確認しましょう。
知らないカタカナは調べてみましょう。

「少量なら問題ない」ではなく、肝臓を通らないので解毒されません。
そのため蓄積されてしまうことに問題があるのです。

経皮吸収、粘膜吸収についてはもっとお話したいところですが、、
またの機会に。

咀嚼は病気の予防と未病治療になる!

免疫力、栄養、認知症など
どの観点から見ても、目的以外のメリットも多くあることに注目すると、間違いなく病気の予防になると思います。

また、未病治療にもなると言っても良いと思います。

病気になってからの治療、また早期発見も大事ですが、それよりも病気にならないため、また、それ以上悪くしないために〝 普段からの習慣〟が大事です。

生活の中で、毎日の食事の中でお金をかけずにできることです。

食事の時間はゆっくりとる
そして、身体が元気になることをイメージして、よく咀嚼して味わう。

ぜひ今日から意識してやってみてください!

そう、小顔にも咀嚼は効果的♪
健康、美容は、生活の中で作られるのです。

今回は『 咀嚼 』という観点からお話しました。


http://lombrage.jp/



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