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免疫細胞の仕事

※ この記事は2021年3月に書いたものです。
2022年4月、ライブドアブログからnoteへ移行


定期的に何度でもお伝えしたい
とっても大事な【免疫】のお話しです。

複雑な過程は省きますので、最後までお読みいただけたら嬉しいです。

免疫の働き

私たちには『自然治癒力』という、自分で病気や怪我を治す力が元々備わっています。
そこに関わるのが《免疫》です。

例えば、ウイルスが体内に侵入したとします。

⚠️ 皮膚や粘膜に付着している状態、これは感染ではありません。
ウイルスが細胞壁のバリアをこじ開け、細胞の内部に侵入、増殖… この状態が〝感染〟です。

PCR検査も、陽性=感染 ではないと、医者も専門家も厚生労働省も以前から言っていますね。

免疫のお話しに戻りますが、まずは一番重要なところ。
私たちの体は 皮膚や粘膜のバリアで守られています。
簡単には体内に侵入させません。

それでも バリアをくぐり抜け、体内にウイルスが侵入してしまった場合
免疫細胞である白血球の一種が、すぐさまそのウイルスを処理してくれます。
頼もしいですね。

それでも処理できないときは リンパ球の出番(•̀•́)و

免疫細胞たちが更に連携し合い、私たちを守るために戦います。
このとき、それに対応する武器(抗体)を作り出しウイルスをやっつけてくれます。

抗体は、何段階にも及ぶ連携プレイがあって作られるのです。

これは 私たちが知らない間に繰り広げられているドラマ。
私たちは いつも守られているのです。

免疫細胞の大仕事

更に悪化したときには 私たちの体は発熱します。
これは免疫細胞たちが活性化して、ウイルスや細菌と戦ってくれている まさにその時… 

大仕事の真っ最中!

必要な免疫反応なので、熱を下げると免疫細胞たちが混乱します。
仕事がスムーズにいかないのです。
ですから、そんなときは…

『ありがとう、私の免疫細胞たち頑張れ!そしてお願いね』

そう励ましながら、水分補給をして安静にするのが一番。

〝体力をつけるため〟といって、食事をすることは、かえって負担になることもあります。
食事をすると、消化活動 という余計な仕事が入ってしまうことになります。

そちらに血液をまわす余裕などありません。

熱を下げない、食べない
免疫細胞たちの仕事を邪魔しない…

これが一番自然で、一番早く治る方法です。

鼻水・痰・膿の正体

粘度のある鼻水や痰、怪我の場合は膿…
これらは ウイルスや菌の死骸。
そして、戦いを終えた免疫細胞たちの死骸でもあるのです。
ですから、そのときには…

『ありがとう、お疲れさま  (*ᴗˬᴗ)⁾⁾』

そう心の中で呟きながら排出しましょう。

高熱のメリット

高熱が引いたあと、やけに体が軽くスッキリした!という経験はありませんか?

例えば風邪で高熱が出た場合、ついでにターゲット(風邪のウィルス)以外の異物も一緒に処理してくれることがあるのです。

たまに高熱が出たら
「ラッキー!デトックス!」と思えるくらいが良いと思います。

ちなみに、免疫細胞たちが常にいい仕事ができる環境… それは、体温 36.5 以上です。

がん細胞は、健康な人でも1日に5000個できていると言われています。
それでも私たちが健康に過ごせているのは、免疫細胞のリンパ球が退治してくれているからです。

平熱が低い人は、免疫細胞の働きもよくありません。
〝35度前半は癌体質〟と言われ、また「癌患者さんは例外なく低体温」とも聞きます。

身体は冷やさない
この一言に尽きると思います。

私たちが今 元気に過ごせているのは、マスクのおかげではありません。

それ以前に、免疫細胞たちのおかげであることを認識して、自分の身体を信じ、感謝して、労ってあげてくださいね。


http://lombrage.jp/

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