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ショッピングモールで遊ぶ子どもを見て、やっぱりやりたいことは早めにやるべきだと思った話。

なにかをやるのに年齢なんて関係ないとはいうけれど、やっぱりすぐやるに越したことはない。


先週末、日本最大のショッピングセンターといわれている、越谷「イオンレイクタウン」へ行きました。

日曜日のレイクタウンはそれはそれは賑わっていて、小さなお子さんを連れた家族も多く。
そんな中、あるものが目に留まりました。

子どもが乗れる、小さな車付きのショッピングカート。

こんな感じのやつです。

車に乗った小さな子どもを見て、ちょっと気になっちゃったんですよね。
「アレって、乗ったらどんな感じなんだろう?」って。

乗り心地はどうなんだろう。
あそこから見たショッピングモールの景色って、どんな感じなんだろうって。


というのも、実は私、子どもの頃に、こういうものに乗せてもらった記憶がありません。

ショッピングモールの広場とかによく出ている期間限定の巨大トランポリンとか、田舎のでっかいマクドナルドに併設されているアスレチックとかも、遊んだことがなくて。

特に親が厳しかったとかそんなんではなく、ディズニーランドやUSJにはよく連れて行ってもらったのですが、こういうちょっとした(?)アスレチック体験みたいなのは、やったことがないんですよね。

両親がやれせてくれなかった理由が、料金が割高と感じたからなのか、危ないと思ったからなのか、真相は分かりません。

私自身も駄々をこねるほど「絶対やりたい!どうしても遊びたい!!」って感じではなく、ふんわりと「いいなあ、遊んでみたいなあ〜」くらいの気持ちだったので、それによる大きな後悔も特になければ、もちろん親を責めたりするつもりもないのだけど。


ぼんやり車付きのカートを眺めながら「あれ乗ったら、どんな感じなんだろう?」と気になると同時に、「あ、私、もう一生アレには乗れないんだ」と気がついてしまいました。

いや、調べたら楽天市場で売ってたし、自分で買えば乗れるかもしれないけど。

でも、一般的なショッピングモールでは余裕で年齢制限オーバーだし、子どものころによく見かけた巨大トランポリンも、マクドナルドのアスレチックも、もう私の年齢では利用できないんですよね。


そうか、もう私にはできないんだ。


私の人生のページに、車付きのカートに乗ったとか、でっかいトランポリンで飛び跳ねた思い出は刻まれることはないんだな、と思うと、なんだか無性に寂しくなって。

やっぱり、子どものうちに1回くらいやってみたかったなあって思ってしまったんです。


「なにかをやるのに、遅いなんてない」
「いつからでも、なんでも挑戦できる」


もちろん、それはそうかもしれないけど。

時間は戻せないから年齢制限のつくものはどんどん挑戦できなくなるし、そうじゃなかったとしても、歳をとるにつれて体力が衰えたり記憶力が低下したり「できないこと」はどうしたって増えていきます。

だったらやっぱり「やりたい!」って少しでも感じたことは、できるかぎりその場ですぐやりたい。

大人になれば、なんでも自由にできるようになると思っていたけれど、大人になってしまったからこそ、できなくなることも、やっぱりあるんですよね。

やってみたいこと、見てみたいもの、感じてみたいことには、そのときのワクワクした新鮮な心で触れてみたいものです。

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