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逆噴射小説大賞'18についての報告

ここはなんですか? めっきり寒くなった年の瀬の日本、CORONAも紅茶も得ることができなかった筆者が半べそをかきながら現実逃避に数字を弄んだ結果生まれたものです。なお本稿は「練習しろ、毎日だ」という基本ルールの大切さを再確認して終わります。


逆噴射小説大賞についての報告


筆者は敗れた。次は勝つ。その次も勝って、モナコに家を買う。
心のメンターお望月さんによる包括的な振り返り。一連のムーブメントをおさらいできるので必見だ。いつもお世話になっております。


1、参加者・参加作品の集計

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逆噴射小説大賞にエントリーした387人がそれぞれ何本のnoteを投稿したかの図。一日一本までの規定が存在したため最大値は24。参加者各位は自分の位置を探してみよう!

逆噴射小説大賞24日間の総エントリー数は1892本/387人(再集計しましたが精度を真に受けてはいけない)に達しました。控えめに一本350字としても合計で662,200文字、24日間で文庫本6冊以上の小説が出力されたことになります。

活況の要因としては……

・「小説の冒頭400字」だけで「CORONA」を競うというシンプルさ
・主催/審査員であるダイハードテイルズ及び逆噴射聡一郎先生が過去の活動から集めてきた絶大な信頼とRESPECT
・舞台であるnoteの整備が並行して進められていたこと
・noteCXO 深津 貴之 (fladdict)さんが反応、参加(二次選考も通過)し既存のファン層以外にも飛び火したこと

……などが考えられます。ある一時期に参加者が爆発的に増加したわけではなく(過去のデータを参照)、企画としての比較対象がないので契機の影響順位はわかりませんが、ともかく参加しやすい雰囲気の形成に成功していたことは「1note参加者」の多さ(145人:37.4%)からも明らかです。

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エントリー作品1892本が、それぞれ何本のnoteを投稿した参加者の手によるものだったかの図。「1note参加者」145人の作品が145本存在するように、「2note参加者」51人の作品は102本存在する。

一方、エントリー作品の内訳で目を引くのは「24note参加者の作品」の多さ(264本:13.9%)です。「24note参加者」の作品は単独でも全体の1%以上を構成していることになります。とてもすごい。

広く集まった参加者の数と、一部の熱心なファンによる強烈な牽引……その二面性ゆえに今企画は大きな盛り上がりを実現した。そう考えて良いように思われます。


2、人数比の推移

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「エントリー」「二次選考通過」「大賞受賞/最終選考通過/同記事で次点として紹介」各段階の参加者がそれぞれ何本のnoteを投稿していたかの図。

段階が変わるにつれて、やはり投稿作品の多いパルプスリンガーが占める割合が明確に上がっていきました。しかし同時に一作品で最終局面まで生き残った猛者の存在も観測できます。ワオ。

それでも各段階に選出された参加者の平均投稿本数は……

1892本/387人(一人あたり4.88本)
→1145本/146人(同7.84本)
 →96本/25人(同11.84本)

……と増加傾向を示しました。

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各段階における各本数投稿参加者の人数の図。とても見づらい。

とはいえ通過者の割合で見ると「1note参加」での挑戦は修羅の道であることがわかります。やはり基本は数をこなし、それによって質を高めていくことが重要なようです。プラクティス、エブリデイ……。


以上です

図を使い切り、予定通りの結論にたどり着きました。

このような場を与えてくださったダイハードテイルズ様、参加者及び読者の皆様への感謝と、大賞を受賞された ishiika78 さんに最大限の賛辞を送り、今回の報告は終了とさせていただきます。お疲れさまでした。第二回逆噴射小説大賞もしくは別のどこかで、またお会いしましょう。

【つづく】

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