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実録 学校現場では

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#学校

#16 学校と文理選択の矛盾

#16 学校と文理選択の矛盾

高校時代、文系と理系を選ぶ、いわゆる文理選択。
学校それぞれで仕組みや呼び名の違いはあると思いますが、私の勤務校でも文理選択の時期になってきました。

皆さんはどうやって選びましたか?

進路や将来の夢
好み
得手不得手
親からの勧め
etc...

さまざまあると思います。

今回はそんな文理選択のお話です。

なぜ選択するのか

高校生にとって、文理選択は大きなターニングポイント。
大人になっ

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#5 教師の転勤③

#2 、#3と教師の転勤、とりわけ初任者の転勤について述べてきました。
#3の転勤をすることで得られるものとして

特殊な転勤希望の方法が使える

と紹介しましたが、今回は、その「特殊な転勤方法」について述べていきます。

通常の転勤の仕方
#2 .3でも触れていましたが、初めて教諭として採用された初任者は、大体3年目から転勤の機会が与えられます。3年というのは、各自治体によってさまざまな基準があ

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#3 教員の転勤②

#3 教員の転勤②

#2教師の転勤 ①の続きです。
#2では 、教師の転勤について、思うところを述べました。
人事異動の基準や決定の仕方は正直、平の教師にはわからないことの方が多いです。
生徒がクラス替えの仕組みがわからずに、色んな噂を立てているように、教師の間でもいろんな噂があります。
きっと単純に教科バランスや要望等の要素が組み合わされて決定しているのでしょう。

転勤によって得られるもの

ここで述べたいのは、「

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#2 教師の転勤①

#2 教師の転勤①

「教師」

教育公務員として働いて7年目。
まだまだ「若手」と呼ばれる経験年数であるようです。

教職において重要とされるのは、知識や技術の習得だけではなく、教育者としての熱意や人間性も求められる。職務上、重視すべきなのは、一人ひとりの生徒を見つめ、あらゆるサポートを提供すること。

しかし、教育公務員が直面する道である、「転勤」は、どれだけその学校で頑張っていようと、転勤対象者となれば、本当に特

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