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観光客多すぎなプラハの穴場スポット3選(R18)

「今度プラハに旅行する予定なんだど、どこに行けばいいのかな~」
なんてことを考えているあなたに、今回は是非行ってほしい穴場スポットを3つ紹介したいと思います!

プラハは観光客がちょっと多すぎる

Googleで「世界一美しい街」と検索すると、プラハに関する記事がズラッと出てきます。
確かに、中世の赤い屋根の可愛らしい建物と石畳が広がる街並みはとても綺麗です。

メジャーな観光スポットとして必ず上位に出てくるのは、例えばプラハ城

あとは旧市庁舎の天文時計とか。

他にも、スケールの大きい綺麗なスポットがたくさんあります。
名実ともに、見ごたえのある街だというのは間違ってはいないでしょう。

しかし、いや、だからこそと言うべきか。

観光客多すぎるわ......

時期にもよるのかもしれませんが、特に有名なスポットは本当に人が多いです。
あまり人が多すぎるとせっかくの趣ある雰囲気が損なわれますし、
ゆったりできないまま機械的に捌かれてしまいますよね。

ということで、皆さんにはあえてややマイナーな穴場スポットを積極的に巡って、楽しんでいただきたいなと思います!

おっと、この先は大人しか読んじゃダメだよ!


とりあえずビールのお勉強

ビールといえばドイツというイメージの方が強いかと思いますが、
実は、国民1人あたりのビール消費量世界一チェコ共和国なんです。
しかも、25年連続でトップという圧倒的なビール大好き国。

そんなチェコに行ったら、我々もビールを飲むしかないですね。
『Czech Beer Museum』へ行って、チェコビールを勉強しましょう!

プラハの中心部にある小さな博物館です。
ビールのテイスティング付きで280czk(約1,400円)

チェコのビールの歴史や、ビールの作り方、種類の説明のほか、
世界中のビールのボトル、数世紀前に使われていたビール造りの道具、ビールに欠かせないモルト(麦芽)やホップ等が展示されています。

展示を見終わったら、併設されている地下のパブに移動して、
お待ちかねのテイスティングとなります。

いや多いって.... 笑

4種類のビールの飲み比べができるのですが、明らかに試飲の量ではないです。
上の写真は少しずつ飲んだ状態で撮ったので少し減っていますが、たぶん全部で1Lはありましたね。

お土産にビールを買って帰ることもできます。
オリジナルのラベルを作って、それを貼ったボトルにビールを詰めてもらうこともできるので、ビール好きな方は是非立ち寄ってみてください。


オトナの玩具の博物館

プラハの旧市街を歩きながらGoogleマップを開けば、「性交機械博物館」という文字が目に留まることでしょう。

じゃあ、行っちゃいましょう。
全く隠そうとしない堂々たる門構えです。

こちらの『Sex Machines Museum』では、その名の通り、
男や女が1人や2人で使う道具達がたくさん展示されています。

比較的最近のハイテクなものから、何世紀も昔のものまで、
用途も機構もバラエティに富んだ楽しい展示です。

特に、電気も無い時代に使われていた大掛かりな装置は、どれも面白かったですね。
技術が足りていなくてもアイディアと執念で快楽を追求するその姿勢に、人類の普遍的なアホさを感じることができます。

「え、これどうやって使うの!?」からの説明書きを読んで爆笑、のループです。
友人同士でもカップルでも、盛り上がること間違いなし!


幸福のブランデー

次に紹介するのは、またまたお酒。
プラハ城の麓にあるワイン&コニャックバー『U Staré studny』です。
ふらふら散歩していたときにたまたま見かけて、吸い込まれてしまいました。

「プラハ 観光」で検索してもまずヒットしないでしょう。
扱っているのはフランスのお酒ですからね。
でも、美味しいならどこのお酒だろうと関係無い!

ここは、ワインとコニャック・アルマニャックが専門のバーです。
スパークリングワインの中でも、シャンパーニュ地方で造られるものだけをシャンパンと呼ぶのと同じように、
コニャックアルマニャックも、生産地や製法の諸条件を満たしたものしかその名を名乗れないフランスのブランデーです。

僕達が頂いたのは、コニャックの5種類飲み比べ 550czk(約2,750円)。

左から順に感想を。

① Bache Gabriesen 3 Kros(2-5年熟成)
 フルーティーで華やか、フレッシュな花の甘い香り。例えるなら、華麗に着飾った貴族のお嬢様。思わずお土産に購入。
② Chateau Montifaud VSOP Diva(10年熟成)
 10年間の熟成で角が取れて、非の打ち所が無い完成度に。ドライフラワー、フルーツ、シナモン。コニャックの王道といったところ。
③ Maison Guerbé RARE(18年熟成)
 ややスパイシーでスモーキー。ドライフルーツの程よく甘い香り。例えるなら、大人の色気を纏ったスーツが似合う紳士。
④ Francois Giboin XO(1962, 72, 82, 92年産のブレンド)
 完膚なきまでに打ちのめされた。すーっと抜ける上品な甘いアロマ。気付いたら宮殿の中の黄金の広間にトリップしていた。たぶんこれは一生忘れない。幸せ。
⑤ Francois Peyrot Heritage(1958年)
 まさかの60年モノ。少し空気に触れさせて、香りが開いたところからはもう圧倒的。例えとかではなく、口にしたら後の数秒間は本当に何も言えなくなる。絶句。幸福感を通り過ぎて、もはや敗北感。

本当に美味しいお酒を味わい尽くすための贅沢な空間でした。


以上、プラハに旅行の際は、有名な観光スポットだけでなく、これらの穴場にも立ち寄ってみてくださいね。

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