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旅行に行くときのMOTTAINAI精神

「旅行に行く」って「頭の頭痛が痛い」的な違和感がありますよね。
「旅行に行く」は「着物を着る」と同じで間違った表現ではないのですが、文字にするとちょっとモヤモヤします。

それはさておき、今は怒涛のゴールデンウィークですね。
サービス業に従事している方はむしろ稼ぎ時で大変だと思いますが、時期をずらして、しっかりお休みしていただきたいと思います。

一方で、せっかくの大型連休ですから、旅行に行っている方も多いのではないでしょうか
自分は、3月にガッツリ海外旅行に行ってきたばかりなので、この連休はのんびりと自己鍛錬に充てています。
あ、「旅行に行く」って「頭の頭t(略)


僕は、旅行の時にあまり細かく予定を立てないことが多いです。
めんどくさいというのもありますが、その場に行って初めて見つかる「何か」もあるので、
「何か」を見つけたときにトライできる余剰を残したプランを組みます。
むしろ、それこそが旅行の魅力だと思っています。

旅行の際は、是非とも「もったいない」の心を最大限発揮して楽しんでいもらいたいと思います。

そこでしか買えないもの。
そこでしか見れない景色。
そこでしか食べれないもの。
そこでしかできない体験。

そういうものに出会ったら、多少お金や時間に余裕が無くても、「今やらないともったいない!」と言い聞かせてトライしてほしいです。
今の自分がそれを経験できるのは今しかないわけで、「次」は無いのです。

もはや旅行に限った話ではないですね。
自分にも改めて言い聞かせたいと思います。

ちなみに、せっかく来た旅行先であえてマクドナルドに行くようなノリは、それはそれで嫌いじゃないです。


日本人は、基本的に「もったいない精神」を備えている国民だとは思います。
それを上手く利用して楽しめられればよいのですが、逆にそれに振り回されてしまうケースもある気がします。

経済学やファイナンスでいうところの、サンクコスト(埋没費用)ってやつです。

例えば、2,000円払って映画を観に来たけど、1時間経っても全く面白くない。
でも、最後まで観ないと2,000円が無駄になってしまうから、あと1時間だし観ていこう。
ここで帰ったら、もったいない。

これが、間違った「もったいない」の使い方です。
面白くない映画をあと1時間見続けても、あるいはそこで退出しても、
いずれにしても払った2,000円は戻ってきません。
この「もう何をしても戻ってこない費用」のことをサンクコストといいます。

もう取り戻せないコストならば、いっそその元を取ることは諦めて、
1時間を別のより価値の高いことに使った方が「合理的」です。


面白そうなことをやってみるかどうか迷ったときには、「やらないのはもったいない」の心で。
面白くないことを続けるかどうか迷ったときには、「やり続ける方がもったいない」の心で。

以上、ポーランドで出会った某ウォッカをやっぱり買って帰るべきだったと後悔している馬鹿がお送りしました。

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