エッセイ⑦転職/起業と安月給のトレードオフ

まず始めに、このnoteの総閲覧数が10,000回以上を突破しました。
結構鬱記事も多い中、本当にありがとうございます。
その総閲覧を支えているジャンルにも関わらずごめんなさい、今回お笑いの話は無しです。
悩みというか、書き殴りたいことが溜まってきたので書きます。
割とこのエッセイ③エッセイ①に似た感じの文なんですが良かったら読んでください。

トレードオフだと感じる話

新卒からずっと同じ会社にいる。
もう若手とは呼ばれない年次になり、それどころか4月から係長として部下を持つような立場になってしまった。
諸々不満が出てくる場面もあるが、仕事全体に関しては新たな立場で挑戦できてやる気はある。そもそも台湾にまで行かせてもらったので会社への義理を非常に感じている。

が、いわゆる古い日系企業なので給料が高くない。副業も禁止な上に、福利厚生で家賃手当も出ないので、自炊無しの一人暮らしとかしてると赤字になったりもする。
ボーナスめっちゃ出るとかも無いし。

だから収入面で転職したり、起業とかしないとなぁとは漠然とは思っている。
が、そのためにするありとあらゆることが面倒で全くやる気が出ない。
まぁ、ありとあらゆることって言ってもあれですよね、番号振りますね。

①何がしたいのかを考える
んー、結局まずこれなんだよな、したいことがないから動けないっていう。
4-5年前、まだめっちゃ若手の頃に転職活動してた時もあったけど、結局自分で何がしたいのかがわからなくて上手くいかなかった。
2-3年働いて何を得ましたって市場価値もなくて。

最近だってこれだけお笑いが好きなら、お笑いを何か仕事にできないかとかも考えたけど、劇場スタッフ、タレントマネジメント、動画編集、放送作家、テレビ制作、そして自身が芸人になることも含めて色々考えた。
が、稼ぎが増えるわけではないとか、仕事にできるほどか?とか、色々考えて全部違うなって思っている。

②市場価値を上げる
そら転職するならとか目星が立たないこともないけど、そこに受かるための努力、今までこうしてて御社ではこうできますとか、資格取るとかも含めて。
今の自分に市場価値が無いけど、その価値をつけるための努力が面倒で仕方がない。

③起業するとしてそのイメージを持つこと
親父は起業して上手くいった人間なので、もの凄い有難い話なんですが、自分が起業する時に多少は出資してくれるっぽいんですよ。
でも俺はやる気ない。
こんなこと言ったら起業したくてもできない人に怒られそうだけど。
親父の事業継ぐのも全くやぶさかではないんだが、親父は事業の将来性を鑑みてあんまりそれを望んでいないらしい。
もっと世の中の情勢やニーズを考えて新たなサービスを〜とか、そんなんできたらね、そらいいんだけどね、。
仮に起業したとして、不安定な人生になるのが嫌すぎるというのも大きい。

だいたいこんなところか?
そら俺だってバリバリ色々やればいくらだって稼ぎも人生も変えられることぐらいわかっている。でも今はやる気がないんだよ。

毎日会社と家を往復しながらお笑いとゲームのYouTubeしか見ず、つい昨日までトランプが大統領選の候補になったことすら知らなかった。
何の資格もないしExcelも多少触れるけどマクロ組むとかは絶対無理、関数もそんな得意じゃない。英語も中国語もまだまだ。日経新聞もろくに読んでない。
こんなんで転職も起業も出来たものではない。

ビジネスマン然とできない
って記事でも書いたけど、意識高く今の仕事の業務以上のことまでやる気が出ないんだよ、一生。
キャリアアップをするためのあらゆる努力をやらない代わりに安月給で過ごしてる。
色んなことを考えたり行動しなくて良い代わりに貧乏してる。思考放棄に金を使ってる。トレードオフなんだよな。

そんな感じの気分なのだ。

自己アピールが苦手

これ子供の時から苦手なんだけど、会社での評価面談や、将来的な転職活動とかも考えた上で、何かを胸張って言うことが死ぬほど苦手というか嫌いで、そのせいでただでさえ低い給料が更に低い。何でなんだろうな。
多分「これやりました!」って言った後に「違うじゃねえか」って怒られるのが嫌なのかな。
して良い自己アピールにも引け目を感じる性格なんだよとにかく。

自分には姉がいて、姉は勉強できて早慶みたいなとこに行ったんですよ。
自分はほどほどの勉強でMARCHクラスの大学で。だって早慶入るほどの才能無いし補うほどの努力をするのもめんどくさくて。
そういうとこからなのかな、母から事あるごとに「だからダメなのよあんたは」というスタンスで接されて、自分からもその言葉を引き出すことが多いというか。
不思議ですよね、「僕○○やったんだよ、褒めて!」ってスタンスで親に話したことほとんどない。
別に厳しく育てられたわけでも無いが、意味なく親に何かを自虐的に言ったり、たまに褒められても、もっと凄い友達の名前を出したりしては「だからダメなのよ」みたいなことばっかり引き出している。
そのせいで「最近○○君は結婚したらしいわよ」とか言われて1人でムカついてたりもするんだが。

自己アピールが苦手なのは会社の先輩とかにもそうで、もっと「台湾でこんなことしました」とかちゃんとアピールしても良い場面なのに、自虐ネタ話して「ダメだなぁお前は」と言わせることが凄い多くて。

書いててわかってきたけど、
自己アピールすると、結果を出し続けるまで一生自己アピールを背負って努力し続けなきゃいけなくて、それが苦手だし嫌いなんだな。
自虐して「自分は凄くないんです」と謙遜してしまえば、そこから一瞬で逃げれるわけだ。
なるほどな。
自己アピールが得意になる自己啓発本とか読もうかな。
自己啓発本みたいなアホが読みそうな本をまんまと買って、アホを騙すためにそれっぽい言葉並べただけの人間に金払いたくないけど。
まぁ、それでもそれっぽいだけの言葉を頭に流し込むのも必要だよな、たまには。

活字が読めない

こんな何十回も数千字、長いと一万弱字の記事書いて読ませてる俺が言うことじゃないんだけど、活字が全然読めない。
というか活字を読む気力と時間を準備するのが面倒くさい。
お笑いのインタビュー記事とかでギリギリだ。気分次第だとそれすら読めない。
ここでカミングアウトするけど、今更の初めまして、まだ読んでない。読まないとな。買ってていつでも読めるせいで読んでないみたいなとこもある。

何なんだろうな、小説とか、あとはnumberみたいなスポーツ雑誌とか、昔は凄い好きで色々結構読んでたんですよ。中高ぐらい。
でもなんか今になると「なんかわざとらしくてうるせえな」って思うんだよな。作られた文章が。
自分は自分の書いてる文章が結構好きで、過去記事とかもかなり読み返すんですよ。
それこそ文を書く仕事とかもありかなってちょっと思ったりしながら。文字ウェザーいいなぁと。
でも作り物の文章が凄い嫌いで、最近は。
だからそっち側には行きたくないなって思うんだよな。
こんな自己満足文だからこのnoteも収益化はしてないわけです。
見聞広げるために本読むのが大事なのは知ってるんだけどね、うん、。

バイタリティがない

転職起業に繋がるところもあるけど、そもそも自分の人生始まらねえなって気持ちなのは前回の記事で散々書いたわけです。
つまり彼女も出来なくてハリがないんだよな、バリバリ過ごすための。
一人暮らししてても、洗い物とか掃除が全く進まない。あらゆる行動がスロー。
休みの日もほぼ寝ていて外出もろくにしてない。
お笑いライブに1人で行ったって虚しさが勝つし、服とか買いに行こうにも何がオシャレか考えるのも裾上げも面倒で。
視力0.2まで落ちて流石にコンタクト作ろうと思いながら半年ぐらい経った。だから肩凝るんだろうな。
とにかく、このハリのない人生に潤いが欲しい。一生腰が重い。
まぁでもめっちゃアクティブな人にアクティビティを強制されるのも無理なんだけどね。
キャンプ、フェス、スノボはお断りだなぁ、よくやるよなぁ

治らない性格

①好き嫌いが多い

子供の頃はめちゃくちゃ好き嫌いが多かった。野菜全般ダメだった。
でも大人になるにつれて、だいぶ好き嫌いは無くなってきた。
苦手な食べ物はあるけど、食べられないわけではない。食べる前に「はぁ、生のトマトか、」と一つため息をつけばだいたい何でも食べられる。
それでも無理なのがパクチーだ。
癖強い系は全般苦手で、「どれ、俺が味変でもしてやるよ」みたいな顔でいる奴らが嫌いだ。
カレーの福神漬けも焼きそばの紅生姜も。
そいつらはいいけどパクチーだけは本当に嫌いだし腹が立つ。あいつがいるせいで全てが台無しになる。
あとは単純に癖が強すぎる系、ゴルゴンゾーラのチーズとかね。臭すぎる。

これでさぁ、好き嫌い多いから気を遣うなんて思われても困るんだよ。俺の感覚だって尊重してくれよって思うわけだよ。

②楽をしよう、何かをしてもらおうという性格

姉がいる末っ子として生まれて生きてきた。
母からの話だが、昔から基本親に何かをやらせようとして生きていた、典型的な末っ子だったらしい。
自分で靴も履かないし、なんなら親に察されようとして話し出すのも相当遅かったらしい。
子どもや赤ちゃんって自分で何かがしたいという自立の衝動から色々と成長していくようなのだが、自分にはそれが赤ちゃんレベルから欠けている。
とにかく何かにつけて楽をしようとしているし、一生やらなくて良いのであれば絶対に何もしたくないというつもりだ。
最近だとそうだな、料理とかかな、

2人目の甥っ子も寝返りが遅いみたいな話で母と姉が末っ子だからか寝返りを打つやる気がないみたいな話していたが、大人になってもこの甘えん坊末っ子体質が治ってないんだなと思って少し悲しくなった。

あと、少し逸れるが、根性が無いのがめちゃくちゃコンプレックスだ。
小中高大とずっとそれぞれスポーツをやっていた。その時からあと一歩二歩頑張ろうという根性が無くて、だから上手くなりきれなかったところがあった。
実際にあと一歩二歩の結果が出なくて、それがいまだにコンプレックスだ。
で、これは今後スポーツ以外の面でも響いてきそうだなと思っていて、
例えば、将来自分が脳出血か何かで倒れたりして、リハビリ頑張れば話せます歩けますってなった時とか、もっと酷い病気で遠のく意識の中で頑張れみたいな声が聞こえても、そのまま死んでいきそうなんだよな、この生まれてから一生根性の無い自分は。
死にかけた時に生きてやると強い意志を持っていられるのか、そんな根性が自分にはあるのか、めちゃくちゃ自信がない。

終わりに

いつもの如く取り留めのない文章になった。
ま、そのうち何かが変わった途端にガラッと人生変わりそうだな
という気もすれば、
一生こんなままって感じもして恐ろしい。

共感していただけるところがあれば嬉しいですし、共感出来なくても「こんな人もいるんだな」と感じてもらえれば嬉しいです。

お読みいただきありがとうございました。

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