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ねぎ焼き やまもと に乾杯。 ~ day 182 (2020.01.10)

「 1000枚のビールのある風景 」
1000日間、毎日呑むビールの写真をあげながら、ビールそのものの話だったり、その日の出来事だったりを記事にしてます。
182日目。
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関西ローカルで、「 魔法のレストラン 」という番組があります。通称、マホレス 。

MBS毎日放送 毎週水曜よる7時から “扉を開ければ幸せになれる”そんな『魔法のレストラン』を舞台に、視聴者の皆さんが暖かい気持ちになれるように様々な企画や料理でおもてなしする料理バラエティ番組です。

いわゆるグルメ情報番組で、水野真紀 さんを司会に、V6 の 長野博 さんと ロザン のおふたりをレギュラーに、多彩なゲストをお招きして、関西のいろんな飲食店の情報を紹介しています。
主だった飲食店には、この番組のステッカーが貼ってありますね(^^)

企画によって、見たり見なかったりなのですが、2019年の12月に、お好み焼き店の対決企画がありました。

関西では多くのひとが知っている名店、「 京ちゃばな 」「 お好み焼き ゆかり 」「 ねぎ焼き やまもと 」の3社の社長が、お互いのお店を一緒に回って、それぞれの代表的なメニューをいただきながら「うちにはこれはできない!悔しい!」というポイントを挙げ合うというもの。
京ちゃばな も、ゆかり も、社長のキャラが立ってて、おもしろい内容でした。

そしてもう1社の「 ねぎ焼き やまもと 」。
実は学生のころから、足掛け30年ほど通っているお店です。

いなかから大阪の大学に進学して、親戚の家の離れに居候してました。その最寄駅が阪急・十三(じゅうそう)駅。

風俗店が駅近傍にあり、ネオン等で目立つ存在であるため、歓楽街として位置づけられることが多い。特に十三駅西南側の栄町エリアには飲食店、パチンコ店、キャバレー、ピンクサロン、ラブホテルなどが密集している。

ということで、関西では歓楽街として知られてる町でして、そんなとてもよい環境で学生時代を過ごしたわけです、笑

「 ねぎ焼き やまもと 」は、そんな町の繁華街の一角にあって、当時から行列の絶えないお店でした。

ねぎ焼き というのは、薄めの生地にたっぷりの九条ねぎと具材を乗せて焼き上げて、最後は醤油とレモンで仕上げるという、お好み焼きよりもさっぱりとした粉もんです。

普通のお好み焼きよりは少し高めの価格設定なので、親のすねかじりの学生の身では、そうほいほいと行けるわけでもなく、アルバイトの収入が入った時とか限られたタイミングに行ってたお店です。

社会人になって、「 ハイデラックス 」という具材全部乗せを注文できるようになった時は、「 おとなやん♪ 」と思ったものです。笑

余所からともだちが来ると、ここに一緒に行って、普通のお好み焼きとねぎ焼きを頼んでシェアするというのがデフォルト。まず間違いなく、よろこんでもらえます。

そんな感じで通っているうちに、お店の人に顔を覚えていただくと、「 自分のお店 」感が湧いてきて、また続けて行くようになるんですね。

足掛け30年の間に、十三の本店はなんどかのリニューアルを経て、お店は大きくきれいになりました。梅田や新大阪にも支店ができていき、すっかりと関西では欠かせない名店のひとつになっていきます。

一方で、自分が関西を離れている間に、通っていたころのメインのスタッフさんは代替わりしてしまい、しばらくぶりに行くと、すっかりお店の顔ぶれが変わってしまってました。

馴染みのお店が、ちょっと遠くなってしまう感じで、ここのところは梅田のお店に年に数回行くかどうか?という存在になってしまいました。

で、魔法のレストラン の話に戻るわけですが、よく行ってたころのスタッフのみなさんの姿が番組の中でうかがえて、なんかとてもなつかしくなったのです。

会えるかどうか分からないけど、久しぶりに十三の本店に行ってみよう!と、ともだちに付き合ってもらいました。

十三本店に来たのは、おそらく10年ぶりくらいです。

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ビールは、一番搾りを瓶で。
このねぎのキャラクター、最初に目にした時はどうかなぁ?と思ってたのですが、今ではすっかりなじんでます。

お店に入るのには、やはりちょっと並んだのですが、あらかじめ注文を取って焼いてくれるので、席に着いた時にはすぐに出来上がりが目の前に届けられるという流れです。

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オーダーしたのは、ねぎ焼きの牡蠣(手前)と、お好み焼きのデラックス(奥)。半分ずつに切り分けてもらいます。

やっぱ、おいしいわ!
さっぱりねぎ焼きと、こってりお好み焼きを交互に食べていると飽きることがありません。味は変わってないなぁ、と。

それからもう一品、欠かせないのがオムそば。

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焼きそばを、薄く焼いたたまごで包んだものです。
このもっちり太麺が、かみ応えしっかりでたまらなくおいしいのです。

ともだちに手伝ってもらって、なんとか完食。すっかり堪能しました。

最後に、
「 マホレス見てなつかしくなって、10年ぶりくらいに本店に来たんです 」
とお話ししたら、よろこんでくださいました。

これからまた、お店との関係を作るのには時間がかかりそうですけど、その価値はあるかな?でも、粉もんは意外とおなかにたまるので、昔ほどは食べれないなぁ…

ま、ご縁があればということで。ごちそうさま。



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