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ユース団体運営|視点とリソースの共有 #1

noteで記事を書くことはnoteの運営自体に思うことが色々あったので、あえて性に関するIssueのみと決めていたのですが、今回より多くの方へ知っていただきたい(特に若い世代で団体運営をしている/する予定の方)と思ったのでnoteで書いています。

私は現在、昨年9月に仲間と立ち上げた紡(tsumugi)という団体の共同代表を務めており、また現在Webメディアの仕事でもInstagramの運用してます。
そういったバックグラウンドからユース団体の動きや運営方法などに関心があり、Twitterではカオスマップの作成なども行ってきました。

上記以外にもコロナ禍で社会との距離が縮まったことや先駆者の成功などを見てアクションを始める方も増えてきていると感じます。

一方で、団体運営の方法やコンテンツの作成などについて悩んでいる方もちらほら周囲で耳にしています。今回はそうしたモヤモヤに対し、アクティビズムの質や効率的に発信できるような共有ができればと思います。

あんまりHow To記事を書くのは好きではないので足りないところは補ってください。

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「デフォ素材使用で差別化できない」


①外部のフリー素材を使ってみる

現状、作成ツールであるCanvaのデフォルト素材、写真を使っている団体さんが殆どで、うちもかなりそこに頼っている部分もあり「完全に立ち切れ!」とは言わないのですが、やはりそこのみに依存すると投稿自体が単調で他団体との差別化がどうしても難しい。

どういったものがあるのかいくつか参考までにあげていきます。
あとは検索していいものを見つけてください。(e.g.「アイコン フリー」)
Twitterとかでも落ちてます!

〈素材〉
Loose Drawing
ソコスト
isometric
ガジェットストック
・Linu Stock
〈写真〉
O -DAN
Freepik
・Pixel

他言語で検索にかけることで思いがけない素敵サイトに出会うこともあるので合わせて試してみるといいかも。(こっそり教えてください....!!!)

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②デザインの真似事。参考にしてスキルアップ。

「とはいえフリー素材も普及すれば個性にはならないのでは?」と思う方はそこからもう少し進んでみます。

・Pigmentで配色を学ぶ。

参考本などを購入できれば素晴らしいと思いますが、私はそうした参考書が苦手なのでこのサイトを参考に2色から始め、徐々に試しながら作成しています。

・Pinterestを参考に「何が美しい、見やすいのか?」を分析する。

Pinterestは画像やイラストなどが無料で見れる写真共有サービス。全世界の人が作った作品やデザインを見ることができるのでとても刺激になります。

こちらもTwitterでよく配色やトレンドなどを発信してる人がいるので参考程度にフォローやマークをつけておくといいかも?

※一応言っておきますが丸パクリは言語道断。引っ張られすぎないように~🌿


・Think and Feel的なやつ

「デザインは問題解決」とも言われていますが社会問題の発信の場においては「問題提起」の側面も担っていくと私は思います。そうした意味では、
やはり、様々な伝え方と魅せ方を知っておく必要がある。それぞれを説明していると裕に〜万字を超えそうなので箇条で示しておきます。

・デザイン思考



・インフォグラフィック

ユース団体の先駆であるNo Youth No Japanの投稿も多用しているこの手法。
櫻田潤の著書がわかりやすく今でも参考にしているのでおすすめです。
(私も勉強中...)


他参考.

●no youth no japan note記事

●個人的に好きなインスタアカウント
TBS news instagram
One media(IGTV)
国際NGO GreenPeace Japan


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考察.

①長文、文字羅列は見られずらい。
Instagramのトレンドは2パターンに分けられると思います。

1. 少ない文字で端的 (デメ:情報量は少なめ?) 文字ベース
(e.g.節約レシピ など)
2. 動画・映像・グラフィックetc (デメ:準備やノウハウが必要)  VSTベース(e.g. Brut Japan など)

Issueにとても関心のある熱心な方であれば長文でも読むことはあるかもしれませんが、現実問題として、そこまで感心のない層に文字でアプローチするには効果的とはいえないと私は思います。

YouTubeやTikTokなどの動画コンテンツ、TVerやNetflix、Amazon primeなどの映像コンテンツはますます消費のメインになっていますし、インスタに関しても「いいね」機能が以前より意味をなさなくなった今はストーリーやリールなどのツールが機能していると思います。

そうした中ではやはりそこにリーチできるコンテンツを作っていく必要がありますし、文字を使うにしても先にあげたインフォグラフィックやデータ、数値や図式化などを用いユーザーの目線に立ったコンテンツづくりを思考していく必要があると考えてます。

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②細かいとこをこだわってみる

これも1つ1つやり方を説明する必要なしにネットに転がっているので調べてみていただきたい。。。箇条書きでキーワードだけシェアします。

・投稿やシェアの背景を写真に差し替える
・ペンの色はパレット長押しでもっと増える
・音楽のトレンドリサーチして適宜ストーリーにつける
・汎用性高そうなGIFは覚えておくorリストか保存しておく
・「#」や「@」をして投稿やシェアの裏に隠す
・背景用のグラデーションや使えそうな素材のリソースを確保しておく
・フォントの影は別のフォントに切り替えて戻すと消える
・リールは「#」を入れ替えると若干変動する

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最後に

正解はないと思うし、そもそもこれがハマるっていうの自体も不変ではないので常に変わり続けると思います。その時々でハマりにいく、さらに社会問題をより面白くわかりやすく伝えていく。そうしたユース団体や人が増えることで、多くの人にとって社会問題が身近になり選挙の投票率が改善したり、もっと言えばジェンダーや環境問題といった問題をはじめとしたものに全身が見込めるわけで。そうした前進のためにも、こうやって拙い文字でシェアをしています。

次回はコミュニティの動き方などについてもシェアしていきたいです。

それではごきげんよう。

いただいたサポートはジェンダー、気候変動など社会課題に関する教材費に充てます。