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人生最後までわからないよ

こんにちは、アラカンのおかんです^^ コロナで経営していたゲストハウスのお客様がほぼゼロに😵日々悪戦苦闘しながらもほっこりしたものを書いていきたいと思っています😄

タコスをポリポリしていると

朝の掃除機をかけ終えて、タコスをポリポリしていると、兄からメールが届いていました。次男くんの転勤先の住所が決まったとのことでした。先日、兄が訪れた時に、「使っていない布団いらない?」と尋ねたら、次男くんがいるかもしれないとのこと。次男くんは、大阪から転勤で、年末に岐阜に引越すので、いる場合は住所を知らせてくれることになっていたのです。早速、宅急便の手配をしました。

セミの大合唱

次男くんは4人兄弟です。そう、兄の子どもたちは全員、男なのです。上の子2人は小さい頃、よく遊びにやってきました。3歳違いの2人。長男は穏やかで温和なタイプ、次男はやんちゃで、いたずらっこでした。ある夏、近所へセミ取りに行き、虫かごいっぱいに捕まえてくると、部屋にセミをいっせいに離して、「みぃ~、みぃ~、みぃ~」と大変な騒ぎになったことがあります。主犯者は、ご想像の通りです。

成績優秀な兄弟

兄の子どもたちはすくすくと育っていきました。お母さんは専業主婦となり、子供たちに愛情を注いでいきます。習字や子供歌舞伎を習わせたり、サッカーや野球もやっていたので、子育て中は本当に忙しかったと思います。子供たちはみんな成績優秀で、生徒会長を務めたりして、いわゆる一流大学を卒業します。そして末っ子を除き、みんな社会人となりました。しかし、次男くんだけは社会人になるまで、ちょっと波乱な青春を過ごすことになったのです。

すれすれで

次男くんは、思春期の頃より、荒れていた時期がありました。食卓のテーブルをひっくり返すこともあったようです。高校受験になると、勉強が遅れていて、おかんも英語だったら何とか教えられるかもしれないと、家庭教師を買って出たりしました。しかし、結果は思わしくなく、すれすれで高校に進学します。そこはお相撲さんを輩出している学校でした。

大学受験

兄の家族は仲が良くて、今でも家族旅行に行ったりします。その頃も家族旅行で、あちらこちらに行っていました。しかし次男くんだけはお留守番でした。彼が「行かない」と言っていたようです。やがて、大学受験の頃になりました。ここで彼は一浪することになります。しかし、次男くんはあまり勉強せずに、次の年を迎えます。

プー太郎か

「ここで勝利を収めてくれ」という願いは届かず、再び受験に失敗します。二浪が決定してしまいました。「次男くんは、これからどうなってしまうのだろう。このまま、大学へも、就職もせず、プー太郎になってしまうのだろうか」と心配しました。しかし、彼は大学進学を希望しました。周りの兄弟が一流大学に進学しているのですから、胸中は複雑だったと思います。そして迎えた3年目の大学受験。

春は来た!

とうとう、やりました。大学の試験に合格したのです。本人の希望通りに大学生活が送れることに、なったのです。みんな「本当に良かったね」と安堵しました。おかんは次男くんを招き、喜びを込めて手料理をふるまい、お祝いをしました。次男くんも嬉しそうでした。そうして無事に大学を卒業したのでした🤗

人生最後までわからないよ

次男くんは、医療系の会社に就職し、大阪に赴任していきました。運転免許を取り、車で病院を廻って営業をする仕事です。慣れない土地で、車で営業していくのは大変なことだと思います。小さい頃、父が他界した時に、ワーワー泣いていたのを思い出します。人一倍やさしい次男くん。どうか健康で、自分の人生を切り開いていってほしいと願っています。人生最後まで、どうなるかなんてわからないのですから。

さいごまでお読みいただきありがとうございました。スキやフォローもしていただけると励みになります。それではまたね。ばいばーい😃










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