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休日BLOG VOL03

【土曜日】
土曜日は仕事だけれど、休憩を1時間多くもらって港にお見送りに行った。送別会をしたお姉さんが島を出る日。ご縁があって同じアパートに住んでいたし、毎週バレーでも顔を合わせていたお姉さんが、同じバレーで出逢った先生と結婚を機に島を出るので門出祝い。

島っこYちゃんと少し早めに港に行って、3人で写真を撮ったりお話をして、沢山のお知り合いの方たちも集まっていたので、皆で一時の団欒を楽しんだ。私は島に移住してから初めてのお見送りと紙テープ。紙テープを割り箸に通して持って、フェリーから縄を垂らして、それに紙テープの先を括り付けて繋げる。出発を寂しいような嬉しいような気持ちで待つ。

フェリーが出港すると、懐かしい流行りだった曲が流れて、汽笛もいつもよりサービスして鳴らしてくれて、テープを持ちながら手を振る。テープが切れたら皆で大きく両手を振る。お二人も姿が小さくなるまで両手を振ってくれていて、永遠のお別れじゃないのに、感動的で泣きそうになる。またすぐに会おうと思ったら会えるけれど、島からお知り合いが出ていくというのはこんなに寂しいことなんだと知った。


【日曜日】
日曜日でも島に移住してからは早起きで、今日は9時23分に目が覚める。シューイチのハラミちゃんのピアノを見ながら、冷凍していたくるみパンに苺ジャムを塗って牛乳と食べる。それから、最近ハマっているキャンピングカー生活をする人のYouTubeを見ながら湯船に浸かる余裕のある朝。その間に洗濯機を回しておいて、1週間分の洗濯物を洗っておく。お風呂から出たら、洗濯物を干して掃除機をかけて、キッチンと床とトイレの掃除。
お昼はレトルトのカレーと豆腐サラダ。食べたら眠くなって素直に昼寝をする。

15時からおばあちゃん家にすももを取りに行く約束があったので車を走らせる。パイナップルの入った寒天のおやつを用意してくれていて、ワッフルやヨーグルトまで食べさせてもらって、ガイアの夜明けや競輪のテレビを流し見ながらお喋り。おばあちゃんの旦那さんは家のことを何もしてくれなかったらしくて、団塊世代の男の人はダメだと言っていた。お皿を洗ってくれるだけええわと。

蚊に刺されながら袋いっぱいにすももを取って、横に植わっていた人参も引っこ抜かせてもらう。あと20年は生きなきゃダメだよと言うと、笑っていた。おばあちゃんはまだ3年の付き合いだけれど、島での貴重なお友達で、大切な存在だ。

作業着を借りたら柄女になった。
余談だが、コントが始まるのエンディングで、潤平の彼女である奈津美が婚約はいつかと問われ、うちはあと2、3年かなと、可愛らしく笑っているのが良かった。売れない芸人をする彼氏と10年も付き合っている時点で、彼を信じているし心が広くて余裕もある。見習いたい。


夕飯にクラシルで見た生ハムでマッシュポテトを巻く料理をしてみると好評。冷凍庫で眠っていた師匠からもらった鯖を焼くと肉厚で、チキンみたいな味がした。

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