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マックのためだけに島を出る(休日BLOG VOL28)

唐突に、マック食べに行こう!
(正確には、マックを食べるためだけにフェリーに乗っちゃおう)と、昨日決まった島脱出(島を出ることを島脱出と勝手に私は言っている)。

はじまりは、お肉屋さんがくれたマックのクーポン兼チラシにあり、三角チョコパイがとても美味しそうに見えたのと、久しく行っていないマックにシティガール?だった頃の私の何かが疼いたのと、彼が辛ダブチ食べたい!と言ったことにある。

やっぱり、マックとミスドは定期的に食べたい性分なのかもしれない。


8:30に起床。
今日は映画館でアルバイトしていた時のお友達とテレビ電話をする約束をしていたため早起き。
私がマックのために11時過ぎのフェリーに乗ると言ったら、電話する時間を早めてくれた。

まだ眠っている彼を起こさぬよう、サンルーム?(半外半中の洗濯スペース)に椅子を持っていきお喋り。
忘れた頃に連絡し合う仲だけれど、話は尽きない。映画館時代のことをすっかり忘れていたけれど、話していくうちに記憶が蘇ってきて、マネージャーや当時のバイターの名前まで思い出せて面白かった。
そして、結婚していたり彼氏ができていたり、確実に時は進んでいて、私たちも少しだけ大人になっているらしい。


午前中は雨予報だったけれど、雨は止んでいて一安心。朝はどんよりしていた空も、フェリーに乗る頃には快晴で、やはり晴れ女だなと思う。
お知り合いの若いご夫婦にフェリー乗り場で遭遇し、旦那さんが私たちに飲み物を買ってくれる。

マックで辛ダブチと濃厚白ダブチのお昼ご飯を食べて、近くの洋服屋を物色。

マックのためだけにと行ったけれど、帰りのフェリーまで時間もあるし、渡し船に乗ってプチハイキングをすることにした。
ほんの数十メートルの渡し船は無料で、なんだかちょっと面白い。

民家の脇道にひっそりとある、急な舗装もされていない坂道を行くと竹林があり、そこをせっせと登ると開けた場所に辿り着く。

瀬戸内海の山と海が見える。

手入れされ過ぎていない感じがいい。

渡った先をふらふらお散歩もしていたら、丁度いい具合に夕方のフェリーの時間になり、今更ずっしりときたお腹に苦しくなりながらフェリーに乗船し、爆睡した。
お肉屋さんに辛ダブチと三角チョコパイのお土産を持って帰って、フェリー乗り場で待ち合わせて渡せた。

帰るともう17時過ぎで、ダラダラして19時に夕飯を食べたらバレーの時間で、22時までバレーボール。
帰宅して、頂いていた里芋を明日の晩ごはん用にこしらえる。

特別な予定が無くても、こうしてふらっと島を出るのもいいと思った。いつもは島を脱出するとなると、予定を詰め込んで、買うものリストや時間配分なども考えて、足早に行くことが多いのだが、今日のような緩々とした日もありだと気づきになった。


【余談】

最近、家を出るとすぐに金木犀の香りがどこからともなく漂っていて嬉しい。ちょっと冷たくなった風と金木犀の香りの相性はいい。
仕事終わりの、すっかり暗くなった、朝よりもひんやりとした空気の方が、金木犀が香っている気がするのは何故だろうか?
「夜の冷たさ具合に絡んだ金木犀の香りの方が好きだなぁ」と思いながらペダルを漕いでいると、通勤時間30秒の自宅には、あっという間に辿り着く。

島では頂くもののミカンも、10月半ばに入り常に家にストックがある状態となった。ミカン大好き人間なので、朝ごはんにひとつ、夜ご飯の後の口寂しさにひとつかふたつ。
生活にミカンが溶け込んできたと感じる。

木曜日の休日。
午前中に、期日前投票に行ってきた。
道すがらでお知り合いのおばあちゃんに会い、里芋とみかんを頂いたので、里芋の煮っ転がしを常備菜に作ろうと頭の中で献立を練る。でも、ナスも救済しなくては!と頭の中は静かに忙しかった。

先日のアヒージョをお肉屋さんにもお裾分けしていたのだが、ゴーヤの佃煮と牛乳寒天になって返ってきた。
おばあちゃんの味?の佃煮は、真似できない美味しさがある。
昨日、おばあちゃんがミカンの缶詰を買っていたのがふんだんに使われた牛乳寒天は優しい味がした。優しさに少しだけ心がきゅっとなった。



明日はついに、カムカムエヴリバディ放映。
早起きを楽しみに、眠りにつこうと思う。

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