2022-07-27

起床。筋トレとストレッチを済ませゴミ出しをし、1時間ウォーキングをしてシャワーを浴び、風呂掃除をした。07:30。そこから以前炊いておいた糀甘酒を飲み、ラヴィットを見て、掃除をする。ひと息ついて向田邦子の短編集を読む。わたしは向田邦子のかく女がすきだ。

複数の本を同時に読み進めるから、月に5冊は読むことになる。その中に雑誌やマンガが含まれることもある。ちなみに好きな漫画は「A子さんの恋人」「九龍ジェネリックロマンス」岡崎京子作品、古屋兎丸作品です。5冊の中でもちろんビビッとくるものこないものの序列ができるのは毎度のことだが、期待外れでもとくに損した気分にはならない。基本無感動だから。無感動なくせに本が好きなのが自分でもよくわからないところではあるが、わざわざ日本文学を専攻した人間である。つまりそうゆうことだ。

そんなわたしでもはっきりと苦手だと自覚しているジャンルがある。対談系だ。好きな作家どうしだと当然心惹かれて手に取るのだが、読み進めるごとに強まるアウェイ感。読んでいるだけなのに。どうやらわたしは対談に参加している錯覚に陥りがちなようだ。リアルでも3人以上のコミュニケーションが苦手なので、相手のふたりのやり取りをテニスの試合でも観戦するように首を左右に自動運転して聞いている。人の話を聞くのが好きで自分のことを話すのに抵抗を感じるので苦痛ではないのだが、この場の当事者ではないような気持ちになって、ふと「相槌をうちながら退場したらどうなるだろう、バレるかな。」などと考えている。バレるに決まっているのだ。


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