水うまい(28)

水だいすき

水うまい(28)

水だいすき

最近の記事

2024-07-22

聞く 確認する 質問する 報告する が苦手で、ずっとそれで叱責されている気がする。いや、されている。 脳みその根っこの根っこでは分かっている。でもできない(身勝手な)(理にかなっていない)(程度の低い)理由がある。 今話しかけていいのか そもそも聞くほどのことなのか 自分が不安に思いすぎなのではないか どう伝えたら伝わるのか 何かを誰かと共有するときの前段階として、かなりの心理的ハードルが何台もある。もはや聞くこと以前に、人に自分から何かを伝えるのを苦手としているから、で

    • 2024-07-09

      基本的に自分からお誘いするのが苦手で、1人でひっそりいることが多いけれど、来週の月曜の祝日がたまたま休みなので、勇気を出して誘ってみた。が、皆様先約があるとのことでのきなみ惨敗。 と思えばそのうちの1人から、来月のとある月曜日は空いているか?と。どうにかして有給申請をしてくれたらしい。 すごい。やさしい。嬉しい。 わたしと会いたいと思ってくれる人がいるんだなあと思うと、なんとも言えない気持ちになった。

      • 2024-06-23

        小麦と乳製品と夜の炭水化物をやめて3ヶ月。嘘か本当か好転反応が続いたけどもやっと落ち着き、今はむきたまごのような肌です。 そして夜のケアにレチノールを、朝にビタミンを取り入れてエイジングケアも加速。 水を溜め込みやすく汗が出ないタイプは頻繁にネバネバしたものを食べない方がいいらしく、かなりショックです。納豆もめかぶもとろろもおくらもだいすきなのに。それでも食べたいものを食べるよりも見た目がより良い方がいいので頻度を減らすことにします。 体調を崩してガリガリだった頃が痛ましす

        • 2024-06-10

          おんなじことをおなじように繰り返し指摘され指導され、自己嫌悪になる毎日。驚くほど成長がなくて自分でも病気なのではと思う。実際上司に障害ある?と言われた。今のわたしにはその一言に傷つくことも怒ることもできない。なんだかとても疲れたし、そう言われても仕方ないかもしれないと思ってしまう。 メガ割ビッグセールにつきあらゆるスキンケアを貪りチェックする。アラサーにもなり頬もこけ首も痩せ(ストレス痩せなだけか)顔色もすぐれない。全ての肌悩みが気になるような気がしてくる。選びきれず疲れて

          2024-05-04

          人を誘えない。 何をするにも、そもそも他人に受け入れられていない前提で距離感をはかる癖があるために、社交辞令であっても誘いを口走ることができない。心配事の8割は起きないと言われ、実際発生しても自己解決できるケースがほとんどらしい。事実そうなのであろうが現実は難しい。何に怯え恐れているのか自分でもよく分からないけれど。 わたしを姫と呼ぶ奇特なお客さんが差し入れに生ドーナツを携えて来てくれた。わたしは28年も生きてきて自分でドーナツを購入したことがない。ドーナツの立ち位置があま

          2024/04/22

          学生の頃にある美容師の方の目に留まり、モデルをしたことがあった。それ以降時折連絡をくれて気にかけてもらうなど10年の交友関係である。実をいうと前職はBAのわたしは一昨年の諸々の苦難と決心により美容師に転職した。その美容師の方とはまた別の、行きつけのサロンにそのままお世話になることになって今にいたるわけだが、そんなわたしのことを忘れず興味を持ってくれているのがその美容師Sさんというわけである。このたびはリッジパーマのモデル。見た目が変わると気分もいい。ひさしぶりに清々しい。

          2024-02-25

          まあ女の人は必殺技の男の人を捕まえるのが困ったら使えるもんな〜 と客に言われた。いるのだ、まだ現代にもこんなやつが。女のわたしにむかって言うことではない。だからお前はその歳でもひとりなんだよ。もし無人島にお前と猿とわたしで流れついても、迷わず猿を選びます。 目に見えて、よりも人に指摘されるほどがつらかった。髪の毛が細くなり量も減り、爪も弱々しくすぐに割れて乾燥する。きっと持病の影響だ。黒々とした艶のあるゆたかな髪、筋張った華奢な痩せた手。すべてわたしの自慢。自慢だった、に

          2024-02-20

          体を壊して以降、食事面やら対人面やらの生きるための枝葉がかなり弱々しくなり、晴れた気分でいられることがまずない。こんなことではいけない。わかってはいるけれど。自分のことが嫌でたまらなくて、はやくいなくなりたいとしか思えない。こんなわたしでも、わたしでよかったと思える日はくるのだろうか。 幼なじみははやくに結婚し、すでに3人の子どもがいる。なんだか不思議だけれど、涙が出るくらいいい母親でいい友人。そんな彼女は小学1年生の音楽会の合唱の練習の際、「足しんど」と言って急にしゃがん

          2024-02-13

          月のものとお決まりの気象による自律神経の乱れにより、半年に一度ぐらいの大きな食欲の波がきた。モスバーガーから丸亀製麺さらにマクドナルドをハシゴし、帰宅してからもチーズトーストにリンゴを貪り食って寝た。頭が痛い。絶対に食べすぎているし夜ご飯ももちろん食べる。でも後悔は1ミリもない。何も食べれなかった時期を思い返すとむしろ幸せに思う。生きている心地がする。体調はよくないのに体に力が沸く感覚。 わたしの父は生まれと育ちの環境がいいものではなく、これまで過去の話を聞いたことがなかっ

          2024-02-05

          2年ほど前、大好きな漫画『A子さんの恋人』の聖地巡礼をしたことがある。一人旅で。そのうちのひとつの付近にあったギャラリーに立ち寄り、現役東京藝術大学生の個展をみた。思いつきだった。すごくよかった。自分より若くて才能ある人の全てを垣間見ることができた気がした。ご本人が在廊されていて、帰り際にグッズのライターを購入した。もったいなくて喫煙の際には使えず、大事にしまってある。その後も忘れられずに、ひっそりとインスタグラムで覗き見していた。今年は卒展をしたらしい。勝手だけれど感慨深く

          2024-01-12

          とうとう地元に帰ってしまう。 数えたこともなかったけれど、10年もこっちにいたらしい。10年。 仲良くなったきっかけは全く覚えがない上に、きっとお互いがお互いを仲良くなれるとも微塵も期待していなかったと思う。それが今や数少ない大切な友だちの1人になった。 一緒に映画も絵も観たし、ライブもフェスも行った。山でもバッティングセンターでもゲームセンターでもテーマパークでも競馬場でも遊んだ。年越しの瞬間を電話越しで迎えたこともある。ドライブも。ご飯のときはわたしのグラスが空になった

          2024-01-08

          元旦わたしは寝込んでいた。 12月初めから頭痛に眩暈と耳鳴りに悩まされ、大晦日ギリギリまで働いたわたしは倒れ込むように布団にいた。ゴーーという微かな音と揺れる視界に「ああ、ひどなってきたなあ。」と思ったのも束の間。リビングのテレビからアナウンサーの鋭い声。兵庫県にも揺れは確実に届いていた。気味が悪かった。 その後スマホやテレビで目にする情報や書き込みに、とても影響を受け軽くノイローゼになった。ひたすらに、ただただ1人でも多くの人々に1日でも早い平穏が訪れますように。ぐっすり眠

          2023-12-25

          マユリカは3歳からの幼なじみコンビらしい。 とすれば、わたしとわたしの幼なじみは0歳からの幼なじみなので、実質わたしたちもマユリカだ。 わたしらもマユリカやしキモダチやな〜 来年M-1ギリ間に合うかな? と結成28年目の年末の会話。 大学の同期がクリスマスイブにプロポーズをして、来年挙式のはこびとなったらしい。すごい。何がすごいって、 ・イブにプロポーズするひとが実在した事実 ・一生の伴侶を見極め選択できる勇気 すごい。 と、両親は共にケーキをつつきながら話す独身28歳

          2023-12-07

          今日は妹と関西の某テーマパークにいってきた。うんざりするほどの待ち時間を、どうでもいい話で笑えたり、愚痴を言い合えたりしてとてもすっきりした。もちろんアトラクションで信じられないほどの野太い声で叫んだし。 姉妹でよかった。友達以上親友未満の心強い味方だ。 先日父が、わたしの持病についてもう一度教えてほしい、と言ってきた。発覚から一年も経つのにどうしたのだろうと不思議だった。父はなんとも言えない表情だった。そのことが少し気がかりだったので、妹に聞いてみた。なんとなく父の気持ち

          2023-11-03

          自分の機嫌を他人に強要できる人ってすごいと思う。単純に八つ当たりは迷惑だからやめてほしいけど、そこまで自分自身の本能に素直に堂々と従えることに驚く。 私は自分に自信のない劣等感まみれの人間だから、自分ごときが人様に何かしらの影響を与えるなんてとんでもないことなのだ。 ガリガリのひょろひょろだったわたしが、半年かけて少し健康的になったものの、季節の変わり目であることやストレスが重なり、またしてもガリガリひょろひょろに戻りつつある。やはり痩せ過ぎはしんどい。しかし頻繁に「太った

          2023-10-03

          祖母が入院してから1か月が経つ。 きっかけは冬の骨折で、そこから転がるように体力が落ちて、肺炎になった。 検査入院のときの体重は29キロで、それでもいつものような様子だった。それなのに、この前の見舞いでの祖母は、すっかりかなりの病人で、体重も25キロになっていた。 あまりのことで祖母をちゃんと見られなかった。わたしが病気になって仕事を辞めた報告をしたときは、祖母と目が合わなかった。今やっと、この時の祖母の気持ちが分かった。