すいば

今)転職決まりました。おうちの場所をこの街にしたいなが見つかりました。 →ちょっと前)…

すいば

今)転職決まりました。おうちの場所をこの街にしたいなが見つかりました。 →ちょっと前)大きい会社でサラリーマンやってます。人事・労務・採用が担当なのに転職したい。 夢は本を書くこと、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートに行くこと、素敵なおうちに住むこと。

最近の記事

大企業の採用担当をしているときに出会った、ある先生の話。

以前勤めていた会社で、採用・人事を担当していた。 転職後も就労に関する仕事を続けているが、 年度替わりの時期に思い出すある先生の話。 その先生は工業高校で長く進路指導を担当されている。 就職希望の生徒と企業の橋渡しを行う役割だ。 「高卒就職」にあなたはどんなイメージを持つだろうか? 私は少しネガティブなイメージを持っていた。 高卒で就職するって、 家計的にしんどいのかなとか、 勉強が一定水準以下しかできないのかなとか。 今思い返すと恥ずかしいくらい、 うがった見方をして

    • 静かな情熱が醸し出すやさしさ『銀座「四宝堂」文房具店』

      読書記録として。 銀座に佇む老舗文具店の店主が主人公の小説。 “きらびやかな”、“派手な”銀座ではなく、 “良質な”ものを“過不足なく”取扱う美しさが素敵なお店。 ご近所との付き合いも人情味があふれていて、 江戸商人たちの粋が散りばめられているところも 物語に華を添えている。 読み進めるうちに時にほろりとしながら、 優しい気持ちになれる一冊。

      • ターニングポイントはそっとやってくる『満月珈琲店の星詠み』

        読書記録として。 ふとしたタイミングで現れる不思議な喫茶店と、 小学校時代から縁のある登場人物たちが織りなす オムニバス形式の物語。 自分の好きなことって? 自分の適性とは? 自分の素直な気持ちを聞けてる?言えてる? そんな深いがゆえに時に疎かにしがちだけど、 1番大切なことにそっと向き合わせてくれる一冊。 満月珈琲店の星詠み (文春文庫 も 29-21) https://amzn.asia/d/cxSvpN2

        • 村上春樹ってスゴく面白いのね。『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

          読書記録として。 長くて覚えにくいタイトルだが、 読み終えるとどんな題名の本だったかが すっと思い出せるようになる作品。 『…多崎つくると、巡礼の年』 なのか、 『…多崎つくると、“彼の”巡礼の年』 なのかが大きな意味合いを持つ。 面白い小説が読めて楽しかった。

        大企業の採用担当をしているときに出会った、ある先生の話。

        • 静かな情熱が醸し出すやさしさ『銀座「四宝堂」文房具店』

        • ターニングポイントはそっとやってくる『満月珈琲店の星詠み』

        • 村上春樹ってスゴく面白いのね。『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

          今年のテーマ【再開】

          あけましておめでとうございます。 2024年のスタート。 今年のテーマをnote書き初めに。 2024年のテーマは『再開』 公私とも止まっていたいろんなことを 再度始める年に。 「公」…仕事面では、 人材業界でのキャリアを再開。 昨年の転職活動の結果、 最も経験期間の長い業界に戻ってきました。 気持ち的には、“ただいま、Rグループ!”笑 「私」…趣味など バイオリン🎻を再開。 メンテと基礎を思い出すところからだけど、 誰かとセッションできるくらいになりたい! 「公

          今年のテーマ【再開】

          毎日のごはんを丁寧に作ったら何かが変わった話。(一服編)

          不思議なものである。 仕事編から →ほんとに転職をしてしまった。 味覚編から →味わうことへの姿勢がうんと良くなった。 そして、一服編。 おいしく炊けたご飯を食べると、 おいしいお茶が飲みたくなる。 急須でいれて、 お湯のみでいただくお茶が飲みたい! 食事をしながら無性にそう感じたのだ。 普段はマグカップにたっぷり、 ティーパックや粉末のもので済ませていたのに。 何年ぶりだろう。 急須でお茶をいれたのは。 お茶葉の処理や道具を洗うのが面倒とか、 そういうことがふっ

          毎日のごはんを丁寧に作ったら何かが変わった話。(一服編)

          いつ誰とどんな空間で食事をするか『ごはんのことばかり100話とちょっと』

          読書記録として。 よしもとばななさんの食に関するエッセイ。 国際色も、人とのつながり広がりも大変豊かな内容で、 心があたたかくほぐれていくような一冊。 一気に読了するよりも、 自分自身の食にまつわる記憶を辿りながら 数回に分けて読むのがおすすめ。

          いつ誰とどんな空間で食事をするか『ごはんのことばかり100話とちょっと』

          初日の出は別格

          夜明けは年中あるけれど、 私は真夏のそれが好きだ。 眺めるやいなや、 「おはようございます!  今日も、暑くなります!!」 と元気に挨拶されたような気分になる。 逆に冬のそれは、 「おはようございます。  今日もお寒うございます。」 とあっさり告げられるような感覚がする。 でも、毎日朝日を浴びて、 1日を元気にスタートできること。 これってとても尊い。 来年も良い年になりますように。

          初日の出は別格

          テクニックよりも心がけ『人は聞き方が9割』

          読書記録として。 相手の話を聞くときにやってしまいがちな 流れを遮る応じ方について見直すことができる一冊。 相手が話しやすいと感じるコミニケーションは、 必ず人生を豊かにしてくれる。 Amazon Prime(プライム会員は無料)で読めるので、 手軽に読了できたのもありがたかった。

          テクニックよりも心がけ『人は聞き方が9割』

          レシピは設計図ではない

          土井善晴先生とクリス智子さんが対談する ポッドキャストがおもしろい。 料理を哲学するというテーマで、 毎日のお料理にどう向き合うか、 とても勉強になる。 今日のタイトルは、 リンク先のお話の中で出てきた先生の一言から。 先生は解説や説明もされるけれど、 時に喋りかけるように 笑いながらお話もされるので、 堅苦しくなりすぎず、 でも大切なことなので丁寧に聴きたくなる。 次回の更新も楽しみ。

          レシピは設計図ではない

          【夜長のおとも】ほうじ茶を楽しむ

          金沢へ旅行に行ってきた。 自分へのお土産として買い求めたのが 加賀棒茶(ほうじ茶)。 カフェインが少なめなので、 夜にのんびり飲むことも気軽にできる。 ゆっくり急須で入れて、 香りを楽しむと思っていた以上にほっとする。 ひがし茶屋街の米沢商店というお店で品物を選んだ。 昔ながらのお茶屋さんだったなぁと帰って調べてみると、 創業130年越えの大変な老舗でびっくり。 金沢はいろんなところで、 歴史的な建物やお店に端と出会うので、 歩くだけでも楽しい街。 次は桜の時期に行

          【夜長のおとも】ほうじ茶を楽しむ

          シャキッとしなきゃ。『ほどよく距離を置きなさい』

          読書記録として。 女性弁護士 湯川久子さんのエッセイ。 案件を杓子定規で考えるのではなく、 依頼者やその周りの人が より良い状態になるにはどうしたら良いか、 誠実に向かい合う中で得られた気づきを きりりとした文章でまとめられている。 品よく力強く、 Don't sleep through life! と言われたような感覚がする。 人として独立し、 今日をしっかりと生きることに前向きになれる1冊。

          シャキッとしなきゃ。『ほどよく距離を置きなさい』

          現地に住まうように旅する人『わたしのマトカ』

          読書記録として。 俳優片桐はいりさんの珠玉エッセイ。 映画「かもめ食堂」が好きな方は、必読の一冊。 フィンランドロケに合わせて1ヵ月間過ごした現地での心温まる交流(時々危ない)が、等身大の文章で綴られている。 仕事と旅の場所が同じという生き方に憧れながら、 本日もキートス。

          現地に住まうように旅する人『わたしのマトカ』

          自分の人生をより幸せなものにするために『転職の魔王様』

          読書記録として。 転職エージェントが舞台の小説。 仕事に何を求めるかを再考するきっかけになるかも。 自分自身も数回転職をして、 人事関連職に従事してきた中で、 いろんな理由で人は転職をするけど、 共通するのは“このままここにいても幸せになれない” と判断した時と思っていた。 この作品にある根底的な考えもそうだと思う。 小さな会社だと部署移動とかでの調整もききにくいけど、 大きな会社でも社内政治がクソだと助け舟なんて出ない。 どうあがいてもここではだめだという時に、

          自分の人生をより幸せなものにするために『転職の魔王様』

          素朴なビストロで起きる小さくない事件たち『タルト・タタンの夢』

          読書記録として。 ごはんものと推理小説って融合できるんだという驚きの一冊。 人間がゆえに起こす過ち、あほな振る舞いが ビストロでふるまわれる料理とともに描かれています。 星付きのような高すぎる敷居もなく、 お高くとまったメニューでもなく、 あたたかい料理が食べられる素敵なお店。 怖い事件は困るけど、現実にあったら通いたい。

          素朴なビストロで起きる小さくない事件たち『タルト・タタンの夢』

          パリへの憧れを再燃させられた『歩いていく二人』

          読書記録として。 立ち寄った図書館で偶然見つけた本。 あこがれの人が、 日本中が憧れる俳優さんと対談してる。 たまたま手に取り、 迷いながらページを開いたら、 そのまま読了してしまった。 美しくて、大きくて、凛としているけど、 それをひけらかさない奥ゆかしさ。 かくありたいと思う人に出会えることは、 ものすごく幸せなことだと思う。 やっぱりパリへ行ってみたいな。 1週間でいいから、 アパルトマンに住んでみたい。

          パリへの憧れを再燃させられた『歩いていく二人』