実家じまいは、てんてこまい!⑥両親の新生活

引越翌日、荷ほどきを始めてみたら、いらないものまで詰め込んでいるし、キチキチに詰めるのではなく、ふわっと入っているしで、そりゃ引越の段ボール足りんくなるわい!という具合である。
結局、引っ越してから捨てたものも相当あった。
 
物干し竿が、長さが足りなくて、新しいものを買った。
前の物干し竿はゴミとなるが、どうやって捨てるのか?
ネットで調べたら、粗大ごみで持ち込むとお金がかかるらしい。
100均でパイプカッターというものを買ってきて、物干し竿をカットして、不燃ごみとしてだした。
 
すべての引き出しに、どこに何が入っているか、テープを貼って書いていった。結局、どこに何があるかわかっていないから、すぐに物を失くし、新しく買ってしまう。そうして、お金を使い、物が増えていくという構図だった。実家を片づけている時には、ハサミが何本あるねん!ティッシュがどいだけあんねん!というありさまだった。
 
これからはとにかく、在庫を持たないこととした。
すぐ歩いて行ける場所に、スーパーもドラックストアもあるのだから。
家の広さ的にも、在庫を置いておくスペースなんかない。
 
そんな中、旧居に鍋を忘れてきた、と言い出した。
母が兄に、旧居に行ってとってきて欲しいと、電話してみたらしいが、「もう行かないよ、あんなところ」と言われたらしい。
「あんなところ!」と母は驚いていたようだが。
結局、不動産会社の方が、旧居から忘れ物の鍋を引き取ってきて、新居へ送ってくださったそうだ。ありがたい。
 
引っ越してから、手続きもなんやかんやある。
住民票を移したり、車の車検証の住所を変えたり。
これを機に、携帯も安いプランに変更したり。
病院の引継ぎとかも。

母は、新しい土地で道が分からないし、車にはナビがついていないので、その都度、私が地図を検索して印刷し、持っていったりもした。
荷ほどきと手続きの毎日ではあったが、約一か月ほどで、物も全部収まり、一応ひと段落ついた。
 
まだまだやらなければならないことは一応あるが。
借金も返せてないし、土地もまだ売れていないので。

次回は、2024年お正月のことを書こうと思います。
2023年お正月からこの話が始まって、一年が経ったところです。

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