帰宅したら、家の中はくるぶしの高さまで水が溜まっていた。
女房は呆れて言った「これでもう3回目よ」
「ああ、改修工事を頼むか」
俺はため息をつく。やはり、急ごしらえの安普請だとこうなる。
明日から昼飯は食パン1枚か……
窓の外から見える煌びやかな竜宮城を見て、経済格差を実感した。

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