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#6 練習を組む時に心がけていること

お久しぶりです。
今回は、私が練習を組む時に心がけていることをいくつか紹介します。

皆さんは練習を組み上げる時にどのようなことを心がけていますか?
以前、「俺がこの練習をしたらタイムを伸びたからみんなにもやらせる」という理由で練習を組んでいる指導者の方がいらっしゃいました。

私は(そんなん、エビデンスとして弱すぎるしデータひとつかよ…)って思ってしまいました。

そこで私が練習メニューを組み上げる時に心がけていることを紹介します!

⑴笑顔で楽しいといえるかどうか
 これは、スポーツをする上で最優先事項です。これを考慮できない指導者は正直スポーツをなんだと思っているんだと感じてしまいます。スポーツは娯楽なので楽しく笑顔になれる一つの手段であるべきなのです。
指導者の人が期限が悪いから練習に行きたくないという子供がいたとしたらそれは指導者失格だと感じてしまいます。
指導者は、指し示し導く者です。教え子が離れていくような指導者は指導者とはいえないのでしょうか。

⑵試合に直結しているかどうか
 練習ってなんのためにするの?と聞かれたら私は【試合で良い成績を出すため】【思い出つくりのため】と答えます。
まず、一番は結果を出すためです。これは間違いないでしょう。この練習は試合のどの局面で必要になってくるのか。どのタイミングで使える技術なのか。どんな部分に役立つのか。何ができるようになるのか。そういったことを意識して練習を組む必要があると思います。これができないと練習をしている側をただ疲れさせて終わってしまいます。そんなかわいそうなことはありません。
次に思い出を作るためです。私は中学時代に80mの坂ダッシュを50本という、通常の練習ならありえない練習を経験しました。指導する立場になってこの練習が何に役立っているかといえば【良い思い出】っということです。正直、それ以外何にもありません。でも、「昔、頭のおかしな指導者に頭の悪い練習をさせられたよね」って大人になってみんなで話せたら、それって幸せなことじゃないですか?そういう思い出でみんなでげらげら笑えたら結果以上に価値のあるものだと思います。私は1年に一回は【思い出つくりの練習】をします。もちろんケガはさせません。

以上の二点を意識して練習メニューつくりをしています。現在と未来の選手と向き合いより良い練習ができることい追っています。

参考までに。

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