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キャリア的視点306 -好きなものは好き-

毎日ブログ 306日目(2020/12/30)


苦手を苦手なままにしない

「食わず嫌い」って言葉がありますよね。
あれはいかんと思うのです。
うちの小学2年生の長男も、玉ねぎが嫌いで食べません。それまで美味しい美味しいと食べていた餃子やハンバーグも、玉ねぎが入っていると知った途端に食べなくなるのです。

それまで食べていて、アレルギーがない事を確認いるのです。親としてはやっぱり、栄養バンスなども考えて食べて欲しいのですよ。
長男1人のために調理の手順を変えて、別のものを作るのもなかなか大変です。

私は別に嫌いなのもを嫌いというのは良いと思っています。その分好きなものは好きと声を大にして言えれば良いと思っています。
好きと嫌いを明確に区別して、強みの種である好きを伸ばしていくのです。

だからといって、弱みの種にもなる嫌いをいつまでも放置していて良いとも思っていません。
私自身も苦手なことなんていくらでもあるのですが、たまにやってみて、
「あ、やっぱりダメだ」
と確認しています。苦手でダメなことを毎回確認して知るのです。

苦手だからやらない、ではなく苦手だけどやってみる。やってみて、「うん、無理^^;」となるのです。毎回^^;

挑戦をやめるのは勿体無いと思うんです。ひょっとしたら何かのきっかけで興味が湧くかもしれません。実際に私の友人の話ですが、苦手で人に任せていた経理の仕事を、その人が退職するのを機にやってみたらできた。面白かった。と言う話も聴きますしね^^;

それまで観ることもしなかった世界が、踏み込んでみたら面白かった、なんて話は本当に良く聴きます。自分の思い込みだけでダメ、NGと突っぱねるのは簡単です。ですが、それではいつまでも『私』の世界は拡がりません。

と、最近、独立してから思う様になりました^^;


好きなものは好き

だからと言って、苦手なものが得意になるにはどれだけの時間がかかるかわかりません。
何度チャレンジしてもなかなか変化するものでもないのも事実です。

だったらここは一つ、私の苦手なものを得意としている人に任せて、自分は自分の好きな、得意な、強みの部分に注力する方がよほど効率的なのではないかと思うのです。得意な部分だったら、人に頼まれて行うのも大切ですよね(^^)

好きなものは好き! ここには摩訶不思議なパワーが生まれます。
以前何かのテレビ番組で特集していました。ちょっと細かいところはうろ覚えで、例に出すには申し訳ないのですが…^^;

横須賀の女の子の話です。
彼女は「イルカの調教師」になりたくて、横須賀から千葉(茨城だったかな?)の専門学校へ通います。
学校の帰りには武蔵野へバイトへ。ここも夢を叶えるために大切な経験のできるバイトです。
関東の地理に詳しくないとピンとこないかもしれませんが、彼女の移動時間は1日合計5時間以上にもなります。
人は叶えたい夢のためには、こんなにも頑張れるのだと思った番組でした。

私も専門学校時代、吉祥寺から新宿まで自転車で50分を通っていましたが、レベルが違いました^^;
ただ、やっている本人は頑張っているつもりがないんです。ただ叶えたい道を「愉しんで」進んでいるだけです。

好きと嫌いでは、人は明確に差が出ます。
理想は苦手な分野を克服し、好きな分野では突出していることなのでしょうが、簡単にはいきません。人はそんなに器用ではありませんし、時間も限られています。

限られた時間を有効に使うために、苦手を克服するか、得意を突出させるか、悩んだ時にどちらを選ぶかは自分次第です。
組織であれば専門部隊があるので任せることもできるのですが…
 さぁ、年末の大掃除などで忙しいでしょうが、考えてみましょう(^^)



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個人の活性化を組織の活性化に繋げます。


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