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キャリア的視点417 -やりがいを創る②-

こんにちは(^^) 人材育成コンサルタントのひだです。
今日のテーマは、先週金曜日に続き「やりがい」です。

やりがいを持って働くために必要なものとは、「好き」ともうひとつ。それは何でしょうか?

今日も日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。
読了時間は3~5分です。


やりがいに必要な二つ目のもの

昨日の記事で、
「やりがいは創れる」
「やりがいのはじめの一歩は『好き』という感情です」
なんて事を書いてきました。

そして最後には、「実はもうひとつあります」としてきました。
今日はそのもうひとつ「自己有用感」に関して書いていきます。

自己有用感って何か。それは、

自分は誰かの役に立っている!

と信じることができる感覚です。
先日の記事でマズローの欲求五段階説を紹介していますが、その最後の6段階目「超越欲求」で起こる『人の役に立ちたい』から得る感覚、に繋がります。


自己有用感とは

といいつつ、超越欲求の2つ手前の「承認欲求」からくる場合もあります。

誰かに対して何かを行った。その際に「ありがとう」と言ってもらえた。

これによって「自分は人の役に立っている!」と感じられ、自分に自信を持てることも多々あります。

欲求五段階説

その意味では私は個人的には「超越欲求」は六番目ではなく、五番目の「自己実現欲求」と同列五位なのではないかと思っています。いわゆる自分の内側(将来)に向かう「自己実現欲求」と、自分の外側(社会関係)に向かう「超越欲求」と言うことです。そして超越欲求は自己有用感となって自分に帰り、自信に変わり自己実現欲求をさらに押し上げる。

欲求五段階説-改

※これは私の説(マズローの欲求五段階説・改)です。

つまり自己有用感とは成長に欠かせない感覚であり、到達するまでの流れはそれぞれですが、最終的に

自分は人(社会)の役に立つことができる人間なのだ!」

と自覚することを指すのですね。


主体的に活きる

実はこの自己有用感というのは「主体的に活きる」為には必要不可欠な物なんです。先ほど書いた様に、人の役に立てると感じると言うことは承認欲求を満たし、それは自己実現「成りたい自分に成る」に拡がるのです。

その成りたい自分に成る過程のことを「やりがい」と呼ぶのだと思います。自分が成長している実感

自分の好きな事をやって楽しい。
それが人の役に立ち、やりがいを感じる。
更に学ぼうとする。
また人が喜んでくれる。更にやりがいを感じる。

これはもうポジティブルーティン(好循環)そのものですよね^^

そして気が付くと、自分でやりたいことを見つけ出し、勝手に行動し始める。

2018年度に新しく「学習指導要領」が刷新されました。そこに書かれているこれからの教育に必要な「生きる力」とは、「主体的に活きる力」です。

「やりがい」を持って仕事をすると言うことは、「主体的に活きている」ということと同じことなのではないでしょうか?


結論②:やりがいを持って働くためには、自分が人の役に立てる人間である、と自覚して、自己有用感を高めましょう。

その結果、あなたは主体的な一人に成れるのです。



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個人の活性化を組織の活性化に繋げます。

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