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キャリア的視点416 -やりがいを創る①-

こんにちは(^^) ひだです。
今日のテーマは「やりがい」です。

仕事をしていて「愉しい」と感じられない事ってありませんか?
様々な要因はありますが、そのひとつには「やりがい」の存在がありますね。
今日は「やりがい」を考える1回目。

今日も日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。
読了時間は3~5分です。


求職者はやりがいを求めている?

私たちは仕事に何を求めているのでしょうか? パーソルキャリアによる「今の若者が仕事に求めるものは?」という調査結果があります。

この場合は対象が20代・30代に限られてしまいますが、これによると人が仕事をするにあたって大切にしているのもは「やりがい」という言葉が目立っています。
辞書などで調べてみると、やりがいとは以下の様な書き方をされています。

【やりがい】
そのことをするだけの価値と、それにともなう気持ちの張り。自身が満足できる価値を見出したときに生まれる心の充実感。

「やりがい」とまでは行かなくても、仕事をしている時間を楽しめることも、若者が求めるものに入ると考えて良いでしょう。

そしてこれは若者に限った話ではないと思います。私の様な中年でも仕事を愉しみたいと考えているのです。
皆さんは自分の仕事にやりがいを感じていますか?


仕事の現場にやりがいはあるのか?

仕事の現場では、えてして「やりたい仕事」をさせてもらえる事は少ないのです。
本人が考える「やりたい仕事」より「適性のある仕事」「実際にできる仕事」に就く機会が現実的に多いのです。

企業は「存続し続ける事」自体が目的の一つです。働いている従業員の雇用を守る為に、それは最重要に必要な事です。そして売り上げを上げ続ける為には、無駄を省く必要があり、それが「効率化」という形で現れてきますね。
その効率化として現れてきた結果、従業員の「好み」よりも「実績」が優先されます。これが現実なのです。

求職者が「やりがいを求めている」というマーケティング結果を受けて、面白いくらいに求人情報誌に「やりがいのある仕事」なんてフレーズが増えました。
でも冒頭に書いた様に、やりがいとは個人の価値観に由来する物ですので、情報誌のキャッチコピーに踊らされてはいけません。

はっきり言いましょう。
少なくとも入社したばかりの新しい現場には、あなたのやりがいが見つかる可能性は3%あるかどうかです。


やりがいは作り出す物

たまたま入った会社の、たまたま配属された部署の仕事に、自分とってのやりがいが「ある」なんて事は、かなり稀です。そんな偶然に期待してはいけません。

ではどうしたら良いのでしょうか。

やりがいは自分で作り出していくのです。

仕事の仲間が良い人ばかりで、仕事場に行く事自体が楽しい。[ 環境 ]
憧れの先輩がいて、その先輩に追いつきたくて頑張っている。[ ロールモデル ]
仕事そのものを考える事自体が楽しい。この先がどうなっているかワクワクしている。[ 個人的興味と企業目標の一致 ]

など、他にもいろいろとあるのでしょうが、自分の「好き」「楽しい」という感覚が、比較的容易にやりがいに繋がっていきます。もっと言えば「楽しい」も「好き」の先に出てくる物なのですから、まずは「好き」という感情を大切にして欲しいのです。

つまり、やりがいを創り出すためにはまず、自分の仕事の中に「好き」を見つけ出すことが、はじめの一歩になるのです。

「好き」だから「楽しい」
これがやりがいの第一歩なのです。

結論①:やりがいを持って働くためには、自分の「好き」を大切にしましょう。


実はやりがいにはもうひとつ大切な要素があります。それは次回、月曜日のブログで公開させていただきますね(^^)


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個人の活性化を組織の活性化に繋げます。


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