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子育てをしていて思うこと_2024

子どもが5歳になりました。

運営している灯火コミュニティで投稿してきたnoteを一冊のZINEにまとめようとしている関係で、過去のnoteを読み返していたら「子育てをしていて思うこと」というnoteを見つけました。

双子が4歳になったときに思ったことをつらつらと書いたものでした。

双子が4歳になったとき、4歳ってまだまだ子どもなのにこんなにも人間なんだなーと驚いていたんだけれど、5歳はもっともっと人間で驚きました。

まだ5年しか生きていないのに、もう立派な人間です。

わたしとなにが違うのか、よくわからなくなるときがあります。もしかしたら、ただわたしのほうが長く生きている、たったそれだけの違いなのかもしれません。

子育てをしていく中で、「こんな人間(大人)になってほしい」と大人が結果をコントロールしようとすることって、本当に無駄なことだと改めて思うようになりました。

子どもたちがこれからどうなっていくのかは、「子どもが自分自身をどう捉えるか」「その先でこの世界をどう捉えるか」の結果でしかないのだと思います。

だから、わたしにできることは、相も変わらず「子どもの邪魔をしないこと」それだけです。

自分はこういう人間だと決めつけなくていいこと。
いまできないことはやってないからできないだけで、やってみたらできるということ。
過去できなかったことは、未来の結果になんの影響もないこと。
欲しいものは我慢せずに欲しいと手を伸ばしていいこと。
いつかをいまにするのは自分自身であること。

そういうことを、あれやこれやという手段を使って伝えることぐらいしかできることはないのだと思います。

こんなよさそうなことを口では言っても、実際にはなにもできていないし、邪魔ばかりしてしまうのが親というもので。

だから、これもずっと変わらずに思い続けています。

「はやくわたし以外の世界を知ってくれ」

生きて、いまいる世界よりももっとひろい場所を知るといい。もっともっとたくさんの生き方を、考え方を知るといい。

早く大人になれとは思わない。自立をせかしたいわけでもない。

それでも、子どもたちの前にはいつだって、ここにあるちいさな世界から抜けだすだけの勇気と選択肢があるといいと思うのです。

5歳になった子どもたちに「どんな5歳になりたいですか?」と聞いてみたら「やさしい5歳になりたい」と言っていました。

なぜそう思ったのか、本当にそう思っているのか、そんなことはわからないけれど、子どもたちが他人にも自分にもやさしい5歳でいられるような関わりができるといいなと思います。

できるだろうか。結局、邪魔ばかりしてしまうのだろうか。わからないけれど、この1年も迷いながら、それでも過去を振り返ったときに子どもたちの笑顔がたくさん見つかるといい。

とにかく、誕生日おめでとう。生まれてきてくれてありがとう。大好きです。


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