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酒の一気飲みは『子供』がすること

お酒は20歳から。

新成人のみなさまおめでとうございます。今年は成人式取り止め…なんてこともあり、「なんで私達の時代だけこんな目に…」と思われていることでしょう。心中察するに余りある。自分も同じ目にあっていたらと思うと悲しくて何もする気が起きなかったかもしれません。どうお言葉を掛けて良いやら。

でもおめでたい日であることに変わりはありません。どうぞ気を落としすぎず、新たに与えられた権利を存分に楽しんでください。


新たに与えられた権利のひとつに「お酒」という物がありますね。これは将来的に法改正がなされる成人年齢引き下げ後も、20歳以上でないと飲酒不可、となっています。どうして20歳かご存知ですか?

正直ggれば出てくるし多分学校でも学んだかもしれませんが、未成年(20歳未満)の飲酒と言うのは、「体への影響」が大きいんですね。若いうちから飲酒している人は、将来的に脳委縮(痴呆症)が早まりやすかったり、特に目立った話では男女ともに生殖器に悪影響を及ぼします。男性だと若いうちから勃起不全になったり、女性は生理不順、無月経など、男女ともに妊娠に必要な為の機能を早々に失いかねないんですね。

20歳になると体が成熟するので、アルコールによる影響に耐えられる様になる…と言うのが一般的なお話です。ま、これ以上詳しい話は各自調べて。


さて、ここからは「精神面」のお話をしていきましょう。よく「新成人として自覚ある行動を…」なんて話が出てきますね。難しい話は省きに省きまくって端的に言うと「子供じゃないんだから馬鹿な真似したら全部自己責任だよ」って言われてるんですね。


自分の願望の為に無理や無茶をするのは、精神が幼い人がすることです。例えば、これまで出てきた「お酒」の一気飲み。これを面白がってやってみたりやらせたり…と言う話は毎年聞きます。ただ、酒の一気飲みって普通に考えれば「危険行為」なんですね。急性アルコール中毒。今のご時世とくにですが、急性アルコール中毒になって助けてくれる病院なんてほぼほぼ空いてませんよ。死ぬ確率の方がうんと高い。運が良くても手足のしびれなど、生活に支障が出る身体になってしまう事は間違いないでしょう。普通に考えればわかることですね。

でもそれを見返りもせず、面白いから!と言うだけでやるのは、言わば「危険だということを判断出来ない」と言うことでもあります。危険を判断出来ない程に、無知で幼稚。小さな子供も怪我をして危険を学んでいくものですが、いい年した「子供」がやらかすことは学ぶチャンスも無いことが多い。

と言うか、大凡の危険については我々学校で既に学んできています。「危険にこの身を晒さない為」に、今までの人生があるとは思いませんか?積み重ねてきた我が身の知識の数々を、こんな幼稚な出来事で崩すのは大変勿体ない。新成人に限らず、成人して幾ばくの年を経た私達もそうです。

子供の時と同じ様なテンションの我儘なんぞ、いつまでも大人になれない人がすることです。言ってることは大人のそれなのに、考え方が子供。

どうぞ新成人の皆々様におかれましては、身も心も大人になってください。我慢を多く強いられる世です。酒に限った話ではありません。お出掛けも、友達との飲み会も、パーティーも。意識をしていれば感染させないってもんでもない。意識を強く持てば感染させないなら、誰もが意識すれば良いだけの事ですね。でもそう言う問題じゃない。今はみんなが足並み揃えて我慢するしかないんです。過剰に頑張る必要はありません。適切に対策を行っていつも通りの毎日を生きていけば良いだけなんです。

耐える時代に大人になった身をどうか呪わないで。
大人になった今だからこそ、楽しめる世界を見つけてください。
素敵な人生を!

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