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「好きなタイプ」って、何ですか?

人、物、場所。空間、環境、関係性。好きなものって凄く沢山あるなかでも、特に人に対して言われるのがこの「好きなタイプ」と言うものだ。今日のタイトルについて、私と全く同じ読み方が出来た人は絶対私と仲良くなれない気がするので悪しからず。同族嫌悪みたいになるだろうな。

今日の話は、そもそも「好きなタイプって無ければいけないものなんですか?定義は何ですか?意味あるんですか?」の「何ですか?」である。尚、私はこう言う捻くれた思考を持っている『タイプ』だ。でも一定数いるんじゃ無いかな。「好きなタイプは?」と聞かれて「何故答えねばならない?」と思った人。

で、敢えてその質問に答えるとすると、私の場合は「好きになった人が好きなタイプ」と言うやつだ。裏返すと「無い」のである。恋愛に100%興味が無いのかと言われればそうでもないのだけど、如何せん許容範囲というか、理想が高過ぎて迂闊な事が言えないだけなのである。恐らく現代男性において、私が好きになりそうな男性は9割がた既婚だ。話にならん。

昔、「いい男には必ずと言って言いほど彼女が居る理由」と言う話を何かの拍子に聞かされたことがあったのだが、これが個人的にかなり納得のできる話だった。

自分にとって今「素敵な男性だ」と思うその人と言うのは「彼女」が居るだろう。だからと言って略奪したところで、その人が「素敵な男性」であり続けられるかと言われれば決してそうではない。何故ならば自分が今「素敵だな」と思ったその男性の「素敵さ」を作ったのは「彼女と言う存在」のお陰だからだ。その男性の彼女が素晴らしい人だから、それに見合うべく男性が素敵な人になったと言うことだ。だから、その人が自分と付き合ったからと言って「素敵な男性」であり続けると言う保証はどこにもない。

実際、この人素敵だなと思った人は本当に彼女が居たり、奥さんが居たりする。つまりその彼女または奥さんと言う存在に愛される為の努力の結果が今のその「素敵な人」に繋がっているのだ。きっとこれは男女逆でも成立する話だろう。恐らく身近な「素敵な女性」も結婚しているか彼氏がいる可能性が非常に高い。

そこに手を出すと言うことはせっかく築き上げた「素敵さ」を失うことになる。自分が「素敵だな」と思っていた部分が誰かのお陰で成り立っていたのだと痛感することになるだろう。

先程の話をした人は、同時に恋人探しの基本みたいなものを教えてくれた。

彼氏がほしいなと思った時は、100%素敵な人を探すと浮気や不倫になる可能性がある。「ちょっと物足りないけど、この人をもっと素敵な人にしたい」と思える人が現れたら、その人こそ運命の人だ。君がその人を「素敵な男性」にしてあげなさい。一緒に「素敵な女性」になれるだろうから。

む、難しいです先生…(笑)でも、私にもそう言う人が現れる日が来るんだろうな。人生100年、気長に待ちましょ…。

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