見出し画像

ウォータープルーフなんて信用しない!

マスカラの話です。

長く私のnoteを色々お読みくださっている方ならなんとなくお察し頂けるか…いやいちいち覚えてないと思うので「諸事情」で纏めるのだが、「諸事情」で泣いてしまう事が半月前くらいに頻発していた。決していい意味の涙じゃなかったのが拍車を掛けてしんどいのである。

昨今、ウォータープルーフと言う水への耐性を強化したコスメが多いのだが、私もマスカラについてはウォータープルーフを愛用している。しかし中には「ウォータープルーフ」でありながら「お湯で落とせる」と言う真逆の性質を持ったものも存在している。こいつら厄介だぞ。

商品名は敢えて控えさせて頂く。長らく愛用しているマスカラがあるのだが、これはカールキープ力、ウォータープルーフでありながら「お湯で落とせる」と言う特性を持った不思議ちゃんだった。実際、汗でマスカラが落ちたことは確かにないのである。ううんこれは実力派!と思っていたのだが、最近その揺ぎ無い筈だった座から陥落してしまった。

汗で落ちないけど涙でぼろっぼろ落ちるやんけ。
何がウォータープルーフか。

まぁ人間の体温から逆算すると水レベルの温度のものが目から流れてくるわけもなく。その時点で「目ェ冷たっ」ってなるはずである。という事は、涙はそこそこの温度を持っていると考えて良い。

さて少し前に話を戻そう。「ウォータープルーフ」でありながら、「お湯で落とせる」と言うこの特性。理論上は38℃のぬるま湯で落とせるという設定になっているのだそうだ。38℃。お風呂のお湯としては少々ぬるいかと思われる。赤ちゃんのミルクを作る時の水温が40℃なので、それよりも低いのだ。

人間の涙と言うのは、目から出た瞬間が最も温度が高く、興奮度合いによってその温度は異なる。目が充血しているときに出る涙は勿論温度が高く、目元だけ36℃以上になることも勿論あるだろう。手を当てた時に「冷たい」と感じるという事はそれだけ体の中に温度差が発生しているという事なのである。

察しの言い方はそろそろ私が何を言いたいかお気付きになられただろう。涙は瞬間温度38℃に達するのである。そしてマスカラが着いているところは勿論睫毛。涙が出た瞬間に睫毛に付着したら…?つまり、涙で「お湯で落とせる」マスカラは落ちてしまうのだ。なんつーアホな作りか。

それが分かってからというものの、私はマスカラを変えざるを得なかった。今はKATEの「ラッシュフォーマー(クリア)」と言うのを使用している。これはカールキープ力を持ったウォータープルーフタイプで、液体仕様であることから滅多な事ではぼろぼろ落ちてくるという事は無いのである。これを使い始めてから、まだあまり泣く事はないもののそこまで酷くはないと感じている。
きっとフィルムとか繊維タイプもダメだった理由なんだろうな…。本当びっくりする勢いで落ちるんじゃ…。

「ウォータープルーフ」と書いてあっても「お湯で落とせる」と言ううたい文句が着いているものにはよく注意されたい。日ごろからメイクをする諸君については、いつ泣いても大丈夫なコスメ選びを共に頑張ろうではないか。おまけ程度に私が今愛用しているマスカラの情報リンクを貼っておくので、ご興味ある方は御覧頂ければと思う。

恐らく一番強いのは「目元専用クレンジングを使用してください」って書かれているマスカラだと思う。おすすめ有れば教えてほしいです。

このnoteが良かったら下の「❤️(スキ)」ボタンを押してもらえたら嬉しいです(アカウントが無くても押せます)