水曜日の窓辺
本編の「ため息俳句」には、ちょっと収まりそうもなかった試作的なもの、紀行文など、それと、自分の作品作りへの姿勢など、あれこれです。
折々に出会う花々に寄せた句日記。 野草・野菜の花から名木と云われる一本桜まで、花にもいろいろ、人と同じのように思います。
古今のふれあった俳句作品についての所感を記録しておくノートのまとめです。
俳句をたしまなれる方々には世に月並俳句と云われれば、お腹立ちのことと思います。しかし、俳句のよしあしなど皆目見当もつかない老人ゆえ、せめて「月並」と云われたいと願う始まりの25回分のまとめです。番号がついています。これはせめて100回までは続けようというモチベーション保持のためにつけたものです。100回以降は、番号はありません。
今夜は、満月である。 こころなし黄色の月である。 当地の祇園祭は、「うちわ祭」とい…
歳時記上では、桔梗は初秋になる。 山百合は姿も香りも、蠱惑的であるが、桔梗は清楚に気…
梅雨が明けた。 今年の森林公園の山百合はどんな風か見に行くことにした。 ・・・・、それにし…
その後も、ぼちぼちと蔵書整理をしているのだが、「花神現代俳句 伊丹公子」という、どうや…
七月の半ばを過ぎ一層一層梅雨明けが待たれる心地であるのだが、ここにきて梅雨前線が列島上…
桃の実に爪痕のあり口惜しき 空茶桃の皮剥ぎて微笑むほのぼのと桃食うて男恥しむ二つ…
所用で、群馬県K市まで。 国道17号バイパスの上武大橋を渡っていった。 利根川は、薄暗…
家庭菜園で西瓜が採れはじめた。 西瓜抱へてほつこり帰る 空茶 畑で採れたものは、…
きょうは、いかにも梅雨の一日である。 雨だれに妻愚痴愚痴と云ひ止まず 空茶 パスワ…
ここは、埼玉の田舎町であるが、それでも新幹線が停車する駅の、駅ビル辺りまで行くと、ちょ…
こう暑くては、風呂で汗を流すのが一番の楽しみだというと、爺さん臭いといわれそうだが、本…
にょきにょきとつっ立って飛沫 落つ 空茶 噴水は、打ち上げ花火と似ているところがある。
こう暑いと、老耄はなはだしい己のおつむから、句を絞り出そうすると、一層暑苦しさが増して…
鬱蒼とした夏木立の道を行く。 行く手も、振り返っても、森はまったくの無風で、葉っぱ一…
当地は、哀しいほどの炎暑の地である。 毎日のように、テレビニュースの天気予報で、当地…
「徒然草」の十一段である。 大昔、古文の時間に読まされた記憶がある、たぶん世間によく…