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【水鳥の歌と生活】2024年4月21日日曜〜4月27日土曜


 四月二十一日日曜

 七時起床。radikoで「オードリーのオールナイトニッポン」を聴きながら朝の支度をする。

 一週間の日記をnoteに投稿する。

 仕事のBGMはJamiroquai『A Funk Odyssey』にする。

 夜はPodcastで「トムブラウンのニッポン放送圧縮計画」を聴きながらコインランドリーへ。待ち時間に温泉に入り、ツルヤで買ったサンドイッチを食べる。

 家に帰って晩酌をする。胡瓜のピクルス、チーズ、ミックスナッツを食べて、カシャーサを炭酸水とレモン果汁で割ったものをタンブラーで二杯飲む。

 二十四時就寝。

シンプルな晩酌

 四月二十二日月曜

 七時起床。Podcastで「髭男爵山田ルイ53世のルネッサンスラジオ」を聴きながら朝の支度をする。

 仕事の出張で佐久市へ。帰りの車中でDOMMUNEの配信「『女性と性表現 女性の性表現』Think about Genuine Political Correctness Chapter 1」を聴き始め、中断したくなくて温泉に寄らずにローソンで買い物だけして帰る。

 家で引き続き配信を見ながら晩酌をする。蒸し鶏と玉子のサラダ、豚の生姜焼き、カップワンタンを食べて、キリンラガー500ml缶一本と、マイヤーズラムの炭酸水割りをタンブラーで二杯飲む。

 配信について考えていたことを取り留めもなく書いておく。性嫌悪から出発した性表現への批判は女性の主体性や権利をも制限しかねないが、その性嫌悪というのは女性がそれまでに関わってきた男性や男性中心に作られて運営されてきた社会に作られたものだったりもするので、表現の自由の大切さを説くだけでは根本にある性嫌悪を無くすことはできないのではないか。この考えには女性が性嫌悪に陥りやすい社会の状況があるということと、あらゆる表現は認められるべきだという別の問題が混ぜこぜになっていて、今の社会で性嫌悪を持っている女性が不快になったり傷つく可能性がある表現を認めるべきかと問われると、表現の自由はあるべきだと思うし、同意のもとに制作されたフィクションであるならば、それを実際の犯罪行為のように捉えるのは間違っていると私は思うのだけど、それでもその表現を見て過去の不快な出来事を想起してしまい不快になったり傷ついてしまう女性が実際に存在していることを無視してはいけないとも思う。性表現を切実に制作する女性も男性も存在するし、切実に受容する女性も男性も存在するということは事実で、その切実さの根本には心の傷があったりもする。表現する人も、受容する人も、批判する人も、みんな傷を持っていて、それだけに強い言葉で批判し合うような状況が生まれてしまっている。今のところはゾーニングによってその表現を求めない人の目には触れないようにすることがまだ良い方法だと思うけど、性嫌悪を持つ人にとって性表現がどこまでも広がっていってしまい少しでも性的だと感じられる表現は公共の場に出てこられないことにもなりかねず、それはやっぱり表現の自由の否定にもなるし、そういった表現を含む作品や稼業で生活している人を迫害することにもなるのではないか。性表現、ひいては性愛や性行為に対する嫌悪や蔑視が根本の問題で、それを生んでしまうような社会を変えていかなければならないのだろうけど、今はまだ過渡期で、議論や表現をし続けていくしかないのだろうと思う。

 二十四時就寝。

嬉しい半額

 四月二十三日火曜

 七時起床。radikoで「伊集院光 深夜の馬鹿力」を聴きながら朝の支度をする。

 仕事のBGMはスピッツ『ひみつスタジオ』にする。これは良いアルバムだ。あのキャリアで、本当に楽しそうにバンドをやっている感じが出ている。

 注文してあったISHIYA『関西ハードコア』『静岡ハードコア』が届く。今読んでいる矢田津世子の評伝を読み終わったら読もう。

 午前中はradikoで「空気階段の踊り場」を聴きながら外を歩く。品種によってはまだ咲いている桜もあって春らしい気分で気持ちがいい。ただ職場の近くにあるため池に何匹も魚が死んで浮かんでいた。大きい鮒か、鯉か、それともバスだろうか。同じ魚ばかり腐臭をあげてぷかぷか浮いている。死因はなんだろうか。最後にファミリーマートに寄ってコメダ珈琲店の真空断熱マグタンブラーとガリガリ君を買う。

 夜は温泉に入って家にあるもので晩酌をする。とりつくね缶詰、レトルトの石垣島和牛ビーフカレー、胡瓜のピクルス、チーズ、ミックスナッツを食べて、カシャーサを炭酸水とレモン果汁で割ったものをタンブラーで二杯飲む。

 二十四時就寝。

鮮烈な赤

 四月二十四日水曜

 七時起床。radikoで前日放送の「爆笑問題カーボーイ」を聴く。この日はウエストランドの河本太が泥酔してタクシーを蹴り上げ運転手と取っ組み合いの喧嘩をして警察署に連行されて和解したというニュースが出ていて、ラジオでこの話題を取り上げるかと思ったが触れられることは無かった。録音で、まだタイタンとしての処置を発表する前だからだろうか。それにしても、河本の酒癖の悪さは以前から知られていて、自伝小説やインタビューでは親族にもアルコール依存でトラブルを起こす人が居たという。おそらく個人での断酒や節酒は不可能だろう。しかるべき団体や治療に繋がってほしい。

 仕事のBGMは引き続きスピッツ『ひみつスタジオ』にする。

 仕事を終えて一度家に帰り、服を着替えて市外へ酒を飲みに出かける。一軒目は久しぶりに行く居酒屋。ゴーヤチャンプルー、焼きとん(ばら、はらみ、あぶら、のど軟骨)を食べて、タイムサービスのアサヒスーパードライ大瓶一本と白ホッピーを1セット(ソト一ナカ二)を飲む。

 飲みながら近藤富枝『花蔭の人 矢田津世子の生涯』を読む。読めば読むほど不思議な人だ。ひとから愛され過ぎることの不幸のようでもあるし、生真面目さゆえに全てを自分の思考と意思で慎重に進めていかずにはいられず誰にも本心を見せることができなくなってしまったという不幸も感じる。晩年の恋愛と作品の失敗も意外で、それは晩年の病状がそうさせたのかもしれないが、その先の作品を読んでみたかった。

  まだ夜が来ない間に麦酒を飲もう少しの雨くらいなら
  やや早く仕事なんかは終わらせてタイムサービスの大瓶を飲む

 二軒目はいつものビアバーへ。アスパラガスのチーズ乗せ焼きなどを食べて、クラフトビールを数種類飲む。周辺の別の居酒屋から焼き鳥などを取り寄せたり、カードゲームをしたりして楽しむ。店員さんに相談というか、変な話を聞く。そのため、翌日も店を訪れることになる。

 終電で帰り、二十四時過ぎに就寝。

ゴーヤチャンプルーが美味しい季節に

 四月二十五日木曜

 八時起床。朝方、首周りの筋肉が固まり血流か何かが詰まっているような感覚で落ち着かず浅い眠りと覚醒を繰り返す。疲れのせいか、時々こうなる。筋肉をほぐしたり、ゆっくり長い時間温泉に浸かったり、休日に本当に何もしないでダラダラと過ごしたりという時間が必要なのだろう。

 radikoで「山里亮太の不毛な議論」を聴きながら朝の支度をして、予約してあった美容院へ。カットと、メッシュを入れてもらう。月に一度リフレッシュできる時間だ。

 美容院を出て、一度職場に行き洗い物を持ってコインランドリーへ。待ち時間にミスタードーナツに行く。チキンとマカロニのジェノベーゼパイとオレンジジュースを注文する。ドーナツでもコーヒーでも無いセットは初めてかもしれない。これを昼食にしながら近藤富枝『花蔭の人 矢田津世子の生涯』と、noteに新しく投稿されたハチミツ二郎の有料記事「生きてるということを実感するということ」を購入して読む。有料記事の内容については触れないが、私は自分がやりたいと思ったことのためにがむしゃらに何かをしたことがあるだろうかと思う。でもそれだから小さな病気は何度かしつつも概ね健康でいられているのだろう。自分ができる規模の生活を楽しんでいくしかない。

 洗濯物を畳み終えたら、久しぶりに修那羅峠の安宮神社に行く。この神社には大変人懐こい猫が居て、冬の間は峠を車で登るのが危ないので会いに行かなかったが、もう行かれるだろうということで彼らに会いに行くのだ。境内には三匹の猫が居て、一匹は以前居た猫と違うというか、少し小さいので子猫なのかもしれない。となると一番老齢らしかった猫はどうしたのだろうか。社務所の中か森の中にいるのだろうか。そうだといいが。

 三匹はそれぞれ暑いくらいの日向で寝転んでいたが、私があぐらをかいて座っていると、一匹が膝の上に乗ってきた。存分に撫でる。一時間ほども膝の上に居ただろうか、満足したのか膝から降りたのを機に私も帰ることにする。

  散り残る桜と冬を越した猫いまだけだから挨拶にゆく
  冬越しの猫は人肌恋しいか背中をつけて寝転んでいる

 帰る途中にある田沢温泉の共同浴場「有乳湯」に入る。

 家に帰ると注文してあったバナナマングッズが届いている。デニム地のキャップ(通称バ帽)、コント「emerald lizard & salamander」がデザインされたTシャツを購入したのだが、ポップアップショップで購入した際に貰えたのであろうNEWERAとコラボレーションしたショッピングバッグも入っていて嬉しい。早速デニム地のキャップを被って、Tシャツもバナナマンのグッズにする。ただしデニムには白が合いそうだったので、コント「ルスデン」がデザインされた白いTシャツにする。

 夜は市街に酒を飲みに行く。一軒目は前日とは違う居酒屋へ。ここも久しぶりだがなんだか全体的に雰囲気が暗いというか陰気な感じがする。まぐろぶつ、みょうがキュウリ、焼きとん(ばら、はらみ)、麻婆豆腐を食べて、白ホッピー(ソト一ナカ二)を飲む。焼きとんはなんだか焼き過ぎていて、以前は美味しかったのにと寂しい気持ちになる。noteの記事で知って初めて買ってみたZINE『happy hour』を読みながら飲む。

 二軒目はまた前日と同じビアバーへ。チーズ、玉子、野沢菜の味噌漬けを食べてクラフトビールを何種類か飲む。昨日の話というのはあるお客さんの家に行くのだが一緒に行きませんかというもので、店が終わってから私も付いていく。二時間ほど滞在して、帰りは店員さんが家まで送ってくれる。

 三時過ぎに就寝。

すっかり寛いでいただいて

 四月二十六日金曜

 七時起床。それでも四時間ほどは寝ただろうか。radikoで「おぎやはぎのメガネびいき」を聴きながら朝の支度をする。

 仕事のBGMはPet Shop Boys『Nonetheless』にする。最新アルバム。ダンサブルな曲で始まるのでそのまま楽しく聴ける。私は甘いメロディよりも踊れるリズムの方が好きだ。

 仕事が無い時間は寝ていようかと思ったが、意外とそこまで眠くならないので、溜まっていた日記を書いたり、前日撮った猫の写真をまとめてnoteに投稿するなどする。普段規則正しい生活をしているので、決まった時間に決まった長さだけ眠るように自律神経が働いているのだろう。それはそれでいいことだ。

 遅い時間に入った最後の仕事の前に職場で乾麺の蕎麦を茹でてガーリックバター醤油ソースをかけたものを食べる。

 仕事を終えて温泉に入り、車に戻ろうとすると近くの木に大きな鳥が止まったので何の鳥かよく見ようとしたところ、首がくるっと回って大きな目がこちらを見た。野生の梟だ。私と目が合ったからかすぐに飛び去ってしまったが、こんなに間近で見たのは初めてでなんだかいいものを見た気分になる。

  颯爽とやって来てまたサッと去る梟と目で挨拶をする

 Podcastで「トムブラウンのニッポン放送圧縮計画」を聴きながら帰り、家にあるもので晩酌をする。ガーリックブラックペッパー味の鶏肉の缶詰とレトルトの黒豚ポークカレーを食べて、キンミヤ焼酎のレモン酎ハイをタンブラーで二杯飲む。

 二十四時就寝。

ビタミンは酒で摂る

 四月二十七日土曜

 七時起床。radikoで「バナナマンのバナナムーンGold」を聴きながら朝の支度をする。

 Yahooニュースで黒沢秀樹のLーR時代の話も含まれたインタビューを読み、仕事のBGMは黒沢健一の最後のオリジナルアルバム『Banding Together in Dreams』にする。その最後の曲のタイトルが「Goodby」だったことに今更気づいた。LーRのメンバーだった黒沢秀樹、木下裕晴、嶺川貴子もレコーディングに参加していて、それまでの活動を総括するような記念碑的なアルバムだったのだなと思った。そんな美しい物語風な結末で無くていいから生きて作品を作り続けて欲しかったけど。

 仕事を終えて、Podcastで「アンガールズのジャンピン」を聴きながら温泉へ。帰りにツルヤで買い物をして家で晩酌をする。鮪と鯛の刺身、冷奴を食べて、七笑を二合飲む。

 二十四時就寝。

鯛刺身は胡麻と麺つゆに漬けて

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