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海外大学の授業って結局どんなん?後編

こんにちは、mizです。
今回は前編に引き続き、アデレード大学ファウンデーションの授業とその教授について書いていこうと思います。

Australian Studies(オーストラリアについて)

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まずは選択科目の一つであるAustralian Studiesについて書いていきます。

グループワーク多め
Australian Studiesの授業は他教科と比べて圧倒的に共同作業が多いです。まだ課題は1つしか完了していませんが、次にやる課題も3~4人のグループを作って資料を作るみたいなものです。
授業では現状はアボリジニとヨーロッパからの移民について主に取り上げて勉強しているところです。おそらくどんどんオーストラリアの歴史や文化のバックグラウンドについて学んでくんだろうと思います。

オンラインでグループワーク
そんなAustralian Studiesでの最初の課題は植民最初期のヨーロッパ人の目線になって、母国にアボリジニについて手紙を送るというものでした。3人1組でそれぞれ書きたいテーマを決め、最終的にうまい具合にそれぞれの文章を合体させて、Wordも昔の手紙っぽく加工して完成!って感じの課題です。
この課題で一番大変なのはグループの話し合いをオンラインでやる必要があるということです。各々が使い慣れてないwechatと、授業中のブレイクアウトルームで課題を完成させるわけですが、締め切りギリギリで提出することが出来ました。でもやっぱりこういう経験をすると、余計に対面が恋しくなりますね。

猫がかわいいティーチャーアンガス
たまに出てくる猫、Echoが可愛すぎる先生です。ちなみになぜかこの先生のzoom roomだけパスワードが必要で、そのパスワードはもちろんEchoになってます。彼はこれまたThe Teacherのような方です。PCに詳しくないのか、動画が毎回上手く流れないという点はありますが、それを除けばEchoがかわいい良い先生です。


Computing(コンピューターと情報システム)

無題

この世の中で大学生をやっていく上で不可欠なスキル、Officeとその他インターネットについて学ぶのがComputingです。
(画像は課題で作ったパワポの表紙です)

一番ちょろい:)
先に書いた通り、この教科では現代での必須スキルを学びます。最終的にはJavaScriptとかもやるみたいなんですけど、今のところはWordとPowerpointだけ授業してきてます。個人的にいうとめっちゃちょろいです。だって知ってますもん。ただ生徒の大半はついてこれてない感じです。
なんで僕は平気なのか。その理由は高校時代に死ぬほどプレゼンをしてきたからです。学校内でも一番海外派遣に行っていたので、その度にサマリープレゼンがありました。それと、もともと資料作りとかノート作りとかが好きなたちなのでグループで発表とかの時も全部プレゼンは作ってました。こういうの見ると場数大事だなぁと思います。

それで、課題はというと
Computingはトピックで授業が分かれています。例えばTopic1はComputer Basics、Topic2になるとWordみたいな感じです。そして各トピックの最後に課題があるのですが、WordはOfficeの入門編みたいなノリで、教科書と全く同じドキュメントを作るものでした。
そして今度提出で目下レコーディング中のPowerpointはネット犯罪とかについてプレゼンを作り、オンラインで音声付で送るものです。もう、この課題めっちゃ楽しいです。やっぱパワポ作るの楽しい。他の人は苦労してるかもしれないですけど、私的には一生パワポの課題出し続けてほしいです。

キャシーヤング&オールド
Computingの授業は選択科目なのでもともと1クラスで運営していました。しかし人数が多すぎるということで途中で先生が変えられてしまいました。新しい先生の名前はキャシー。前の先生もキャシー。見分けがつかないので僕たちは裏でヤングとオールドに分けて呼んでいます。ちなみに今の先生がオールドエディションです。
このComputingの授業、一つだけ残念な点があります。それが何を隠そうこの先生です。Computingの先生なのにネットズタボロだったり、謎のぼっちブレイクアウトルームを毎回繰り広げます。ただ僕の授業の理解度が高いからか若干好かれてる節があり、最近は巡回で入ってくると世間話をしてます。


Economics(経済)

いやもうやばいですこの教科。
(載せるような写真もなかったです笑)

何がやばいんか
やばいとこ、色々あります。順番にあげさせてもらいます。

・普通にムズイ
これは僕が悪い。わかってるんです、もっと頑張れよ!って。ただフル英語の授業で尚且つあんまり興味ない教科を理解するのは中々難しいんです。

・教科書ない
死活問題でしょこれ。一応あるんです教科書、買えば。ただ先生が言うに教科書使うのは後期からだからいらないっていうんです。代わりにメールでその日の教材を送るからって。いや初回以降一回も来てないし、メール未読無視するのやめてもらっていいですか?

・画面共有を知らない
パンデミックの中、僕たち留学生はオーストラリアから遠く離れたところから授業に参加してます。他の授業はzoomの画面共有を使って板書だったり、動画だったり、課題の提出方法だったりを教えてくれます。しかしこのEconomics、ハンドサイズのホワイトボードに手書きで図示して、それを直にカメラに見せるという驚きの手法を取ります。まじ見えない読めない。

・訛りがすんごい
Economicsの先生、ニゲル先生は可愛げのあるおじいちゃん先生です。その分蓄積されたオーストラリア訛りが攻撃力抜群です。経験豊富な先生感はビシバシ伝わってくるのですが、ぜひ対面で受講したかったものです。

課題テストがえげつい
割と高頻度でやってくるEconomicsのテストですが、先生ご自慢のWord形式で送られてきます。この中身がまぁ過酷なんです。Wordの枠とか余白とかがズタボロなのは可愛げに免じて置いといて、まだ未習の範囲ペロッて出してくるのほんとつらい。こないだのテストは日本の経済学部にいる友達に助けてもらいました笑


こんな感じで今回は後編ということで選択科目3教科を紹介してみました。入学して1か月半がたって各授業と先生の雰囲気もつかめてきたかなと思います。今度友達とスタディーセッションしてみようぜ!って話になっているのでその話とか、高校の友達が先日留学のためにオランダに旅立っていったのでその時の心境なんかを書きたいなと思います。

前後編とだいぶ長くなってしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

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