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海外大学の授業って結局どんなん?前編

こんにちは、mizです。

今回は各授業の感想とその教授について書いていきたいと思います。
それぞれ特色がある授業なので、オンラインのリアルを書き出せればなと思います。(結構な量になってしまったので前後編に分かれます)

EAP(英語)

まずは必修科目の1つ。定番の英語からいこうかなと思います。

簡単...なのか??
留学に興味がある人なんかは結構気になるのが、英語の授業レベルだと思います。単刀直入にいうとアデレード大学ファウンデーションのレベルは皆さんが想像するようなレベルではないと思います。そもそも生徒によって英語レベルが結構上下するので、仕方ないことなのかなとは思いますが、思っていたよりは簡単かなぁと感じました。ただ一つ辛いのは、他のどの教科よりも課題と宿題が多いこと、そしてそのチェックが厳しいことです...

宿題えげつない
えげつない課題と宿題が多さのは海外大生にとって避けられないものではあります。その入門編的なのがEAPで展開されているんです。生徒は課題などをBoxというものに提出するのですが、そのBoxの中にEAPのファイルを作るんです。そしてその中にさらにHomework、Classwork、Self Learningなどのフォルダを作ります。問題はSelf Learningです。これは週に2つ、自分で英語能力を上げるようなアクティビティをして提出するものです。ライティングとか、スピーキングとかをやるんですけど、中々ハードなんですこれ。いや多分やろうと思えば余裕です。僕のさぼり癖が発症しやすい課題なんです。頑張りますこれから。

ドクターティーチャーアルーナ
必修科目EAPのドン、えげつない宿題を毎週プレゼントしてくれるのはDr. Arunaです。ファウンデーションの中で、一番”先生”って感じがする教授です。zoomはビデオON必須、顔は全部見せる、発言は指名が多め。ちゃんと先生してくれてる良い先生です。この先生は絶対好かれた方が得するやつです。前回書いたブラック君はEAPでやらかしまくったお陰で完全に彼女の監視下に入ってしまいました。僕もSelf Learning頑張んなきゃならない...

こんな感じでEAPはファウンデーションの中でも”授業らしい授業””先生らしい先生”がいるとてもまともな教科になっていると思います。


Critical Thinking(批判的思考)

正直批判的思考ってなんやねん、未だに僕もよくわかってません。
なのでググってみました。

「物事の前提の正誤を検証したのち、その事象の本質を見極めていくこと」

要するに物事をいろんな側面から考えて、それが正しいのか判断して、適切な答えを導くってことですね。要せてないですね。ごめんなさい。
何はともあれ、次はCritical Thinkingの授業について書いていこうと思います。

分からんようで分かっている
基本的に今はCritical Thinkingの根幹である、前提から正誤を見極めること、そしてそれを視覚化することを行っています。例えば、
All cats are mammals. All mammals are animals.
(猫は全部哺乳類だ) (哺乳類は全部動物だ)

この2つの前提があるとすると、この場合は2つとも正しいですよね。
となるとその後に続く
So, all cats are animals. (つまり猫は全部動物だ!)
という結論も正しいことになります。こうなるとこの論は正しいということになるんです。逆に正しくないバージョンもあったりするんです。
All cats are mammals.  All mammals are animals. 
(猫は全部哺乳類だ)(哺乳類は全部動物だ)
この前提はさっきと同じでも、
So, all animals are cats. (つまり動物は全部猫...⁉)
これは結論は間違ってますよね。みんな猫にはならんやろってことです。
こういうことしてます。めちゃめちゃ簡単ですよね。ただ発展形になると頭こんがらがったり、新しい記号が出てきたりすると難しくなるのがCritical Thinkingという授業です。

こっそり変わり者のティーチャーキーラン
そんなCritical Thinkingを教えてるのはキーラン先生です。ちょっと問題にてこずるとすぐコーヒーお勧めしてくる先生です。それプラス、結構しっかりしたヴィーガンだと思われます。前に肉食べるとか言語道断とか言ってたので、そこで印象ガラッと変わりました。いろんな考え方の人がいるんだな~と思いました。これまで周りにヴィーガンがいなかったのでとても新鮮です。
そんなキーラン先生ですが、授業はとても分かりやすいです。iPadを使ってノートを作っていくのですが、そのノートが見やすい!まんま板書するだけで大体は頭に入ってきます。授業自体は演習が9割なので、しっかり彼の話聞いていれば充実した2時間を過ごせます。

Critical Thinkingはこんな感じでロジック命?みたいな感じです。
この授業が本当に批判的思考の育成に役立っているのかわかりませんが、どうやら日本や韓国などの教育ではこのスキルの育成が組み込まれてないみたいです。なので日本人の僕がなんだこれ?って感じるのは普通の感覚なのかもしれませんね。
ただ社会に出て物事を多角的に正しく見極める力っていうのはとっても大事だと思うので、頑張っていきたいと思います。あれ、要約できたかも!


ということで今回は授業と教授について書いてみました。
次は残りの選択科目3教科について書いていければなと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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