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職場内で同僚・上司・部下と理想の関係を築く方法

職場内で信頼関係を築けていないため仕事を進めにくいと感じていませんか。上司や部下、同僚と信頼関係を築けていないと、コミュニケーションすらとれないこともあります。

私も自分の業務ばかり専念してしまい、上司、同僚、部下との信頼関係が一時低下したことがあります。失った信頼を取り戻すには倍以上の時間がかかりました。「そんなムダな時間を使ってもらいたくない」と思い、私が気付いた点をあなたにお届けいたします。

今回の記事はこんな方に読んで頂きたいです。


もしかして、あなたも気付かないうちに

☑チームとして円滑に回っていない
☑そもそも、どのように信頼関係を築けばいいのか
☑部下に重要な仕事を任せることができない
☑問題ばかり起こっている

職場内の信頼関係は仕事を進めるため欠かせない内容を知り、関係構築が出来たのであれば、

☑仕事の成果が出やすくなる
☑部下も「上司から仕事を任されている」という自信がつく
☑仕事が円滑に回っていく
☑トラブルの未然に防ぐことができる。

職場内で信頼関係を築く重要性と信頼関係の築き方について学び関係構築をしたいあなたは、

必ずこの先を読みすすめてください。


上司と部下の関係が悪くなってしまう原因

1.感情的に叱責する

部下との関係を悪化させるコミュニケーションの1つ目は、感情的に叱責することです。

部下を叱責する場面で「感情的」になってはいませんか。感情的に怒鳴られたり、過度に否定されると段階的に委縮してしまう。

委縮して意見が出しづらくなり、
②認識がずれ、さらにミスが増える
③仕事に対する自信を失い最悪離職につながる

論理的に話さないことにより指示の意図が伝わらずさらにミスをする
以上3点の損失が見込まれます。

このような状態は「心理的安全性が低い」状態と呼ばれ、離職率の上昇、新入社員が定着率低下の原因になります。

「心理的安全性」にいては別記事にてご紹介したします。


2.コミュニケーションスタイルが合っていない

部下との関係を悪化させるコミュニケーションの2つ目は、コミュニケーションスタイルが合っていないことです。

人はそれぞれ性格が違います。

激しく叱責することで闘志に火が付く部下もいれば、そのまま落ち込んでしまう社員もいます。このように、マネジメントを一辺倒に「自分のやり方」で押し通してしまうと、人によって効果が変わってきてしまうでしょう。

この場合、部下のタイプを見極め、それに応じたコミュニケーションをとることが重要です。


3.部下に無関心である

部下との関係を悪化させるコミュニケーションの3つ目は、部下に無関心であることです。

指示さえ出していればそれでいいと考え、部下がどう思っているかをあまり考えないようにするのは合理的でしょうか?

長期的に見たとき、部下は意見が出せなかったり、悩み、関心を解決しにくくなるため、
部下のエンゲージメントが下がっていき離職率が上がる
②部下の育成が進まずチームとしての成果が落ち込む

以上の損失が見込まれ、とても合理的とは言えないでしょう。


4.コミュニケーションの絶対量が不足している

部下との関係を悪化させるコミュニケーションの4つ目は、部下と適切なコミュニケーションが取れていないことです。

管理職の方が部下に無関心でなくとも、コミュニケーション不足は起こりえます。現在日本の部長職の95%以上がプレイングマネージャーと言われており、マネジメントに時間をかけていられないというのが現状となっています。

しかし、適度に業務の悩みや業務外の話を聞かないと、部下と価値観や認識のズレが生まれ、チーム運営にひびが入ってしまうでしょう。


部下と信頼関係を築くには

どうすれば部下と信頼関係を築けるのか、4つのポイントを紹介する。

1.部下の話を最後まできちんと聞く

上司は部下よりも経験豊富なことが多いからこそ、つい“話したい”という気持ちが先行してしまう。部下の話の冒頭だけを聞いて、先に先に話を進めてしまったことはないだろうか。

上司が話し始めると、部下は話を止めてしまうものだ。信頼関係を築くには、部下が話しやすいように、部下の話に耳を傾けることも必要である。

部下が安心して話せるようにするためにも、仕事の手を止めて話を聞く、話を遮らないなど、話を聞いてもらえていると部下が感じられる態度で話を聞くことが必要です。


2.部下のことを受け入れる姿勢をもつ

部下に成長してもらいたいあまり、つい口酸っぱくなったり、否定的になったりしていないか気にしてください。上司なりに部下を思っての行動かもしれないが、度が過ぎると信頼関係を築くのは難しくなってしまいます。

真っ先に否定の言葉を口にしてしまうようであれば、すぐに否定しないことを意識してください。否定の言葉をぐっとこらえて、部下の頑張りや努力を認めた上でアドバイスを行うようにすれば、部下の上司に対する気持ちや姿勢は変わってくる。


3.情報を共有する

特定の部下を特別扱いするのではなく、全員がチームの一員であることを意識できるように、情報はチーム内に広く共有することが重要だ。

特定のメンバーにしか情報が伝達されないと、情報を共有されなかった部下は疎外感を覚え、上司から信頼されていないと感じてしまう。

信頼関係を構築するには、チームひとりひとりのメンバーが帰属意識をもてるように、また上司から信頼されている自覚をもてるように、情報共有を怠らないことが重要です。


4.コミュニケーションが取りやすい環境を作る

信頼を得るには、コミュニケーション不足を解消していく必要がある。

まず取り組むべきは、部下が自発的に発信したり、相談したりできるよう、コミュニケーションの取りやすい環境を作ることを心がけてください。

意識的に名前を呼ぶようにする、気が付いたら部下を待たず自発的に挨拶するなど、部下の行動を待たず、上司の方から積極的にコミュニケーションを取りにいくようにしましょう。

上司からのコンタクトが増えれば、部下も気にかけてもらえている、これなら相談もできそうと感じ、部下の方からのコンタクトも増えるだろう。


上司と部下の関係性を良好にする育て方

1.目的・目標・ビジョンを共有する

職場の関係性を良好にする部下の育て方は、まず目的・目標・ビジョンを共有することです。

業務の向かう方向、目指していることが共有されていなければ、細かなアクションでも「その行動をする目的」からズレが生まれて上司と部下の間で壁ができてしまうでしょう。

よって、定期的に目的・目標・ビジョンを共有する機会を作り、上司も部下も納得感をもってスムーズに業務が進むように体制づくりをしていきましょう。


2.性格や価値観に合わせて伝え方を調整する

職場の関係性を良好にする部下の育て方の2つ目は、性格や価値観に合わせて伝え方を調整することです。

①頻繁に価値観のすり合わせをする機会を作る
②その人に性格に合わせた接し方をする


3.ティーチングとコーチングを組み合わせる

職場の関係性を良好にする部下の育て方の3つ目は、ティーチングとコーチングを組み合わせることです。

コーチング:
相手に答えがあると考え、その答えを引き出す手法


ティーチング:
答えは伝える側にあると考え、必要な情報や知識を共有し、相手が同じことをできるようにサポートする手法

双方にメリットはありますが、ティーチングばかり行っていると、部下は自分で思考する力が付きにくくなり、コーチングばかり行っていても、自分で答えるには知識が足りず、上司との認識のズレが起こり、行き詰ってしまいます。

したがって、知識を共有してアドバイスしつつも、相手に答えを出させれば、上司と部下の認識に差異がつかないように部下を成長させることができるでしょう。


4.1on1ミーティングで密にコミュニケーションをとる

社員はそれぞれ違ったことに関心や悩みがあります。

センシティブなこともあるので、なかなか日々のコミュニケーションのでは解消できないかもしれません。そこで、上司と部下で1on1ミーティングを行うことで、

☑上司と部下の価値観のすり合わせられる
☑部下の悩みを解消する
☑1対1で向き合うことで安心感が生まれる

以上の成果を得られることができます。


5.日報を活用し部下との認識のズレをなくす

職場の関係性を良好にする部下の育て方の5つ目は、日報を活用することです。

具体的には日々の業務のうまくいったことや改善点、次回からどうするかを基本として書いてもらい、上司からフィードバックをもらうまでが1セットです。

日報は、「業務報告書」と呼ばれますが、一方的に部下が報告するだけではなく上司からのフィードバックを活用することで、有効なコミュニケーションツールとなります。


「最後に」


今すぐに「原因を理解」「方法確認」「行動をする」この3STEPにて実行してください。

ムダなく上司・同僚・部下との信頼関係が構築ができます。

他人を変えるのではなく、自分自身がかわり、初めて相手に伝わります。
あなたの行動次第です。

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それでは長くなりましたが最後まで読んでくださり感謝申し上げます。


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