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竹の持ち手のバッグを作ってみた(作り方付き)~罪庫DEハンドメイド


🧵 今日の記事は写真多めで長文(4300文字オーバー)です! 🧵


みゆです。

皆さん、罪庫って言葉はご存じでしょうか?

罪庫というのは、ハンドメイドする人はわりと普通に使う言葉なんです。
まぁ、布や副資材なんかの材料の在庫の事なんですけど。
ハンドメイドする人って、ついつい余計に材料を買ってしまうんです。
この布との出会いは一期一会だわ」とか言って、気に入った柄は全色を50㎝ずつ買ったりするんです。副資材もしかり。そんなこんなで大量の罪庫を抱えているんです。

私も、過去こんな記事を書いています。

この記事、Google先生に「罪庫 ハンドメイド」で聞いたら一番上に出てきてビックリしましたw

で、大量にある罪庫の山。それをちょっとでも消化しようと、今回久々にハンドメイドしてみる事にしました。作り方も載せているんで、興味ある方は作ってみて下さいね~(^▽^)/

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今回作るものは、こちらです🌟


💛 竹の持ち手のバッグ 💛


ちょっとだけ可愛目の字で書いてみましたよw
普段の字とは違います🖋

ちょっと見辛いですが、参考までに。
寸法は、縫い代込みで出していますので、この大きさで型紙を作るなり、布に線を引いて裁断してみて下さいね。
私は、まっすぐな垂直な線が引けない女なので型紙を作る事にします。


これが今回使う材料です。
黄色い小花柄のリバティプリントを使います。でも、これ30㎝しかないんです。だって、リバティ高いんだもん。10㎝で300円ちょいするんですもん。
そこで、足りない分を継ぎ足すためにこげ茶の柔らかいリネンを使います。もちろん、切替なしで作ってもOKです。
それと、裏地に白の花柄綿ローンを使うことにします。
あとは、竹の持ち手を使います。

普通バッグを作る時は、接着芯を貼りますが、今回は柔らかく仕上げたいので芯は貼りません。生地も薄手の物が作りやすいです。


私の裁縫箱です。っていうか、工具箱ですね。
アイリスオーヤマの工具箱の大サイズ。それでもみっちり入っています。おまけにウエイトが4つ入っているので重い重いwww
あと、別に穴あけや木槌などのお道具が入った小さい工具箱とかもあります。どれだけ持ってんのやらですけどね。


まず、型紙を作ります。
型紙用の紙もありますが、使わない紙袋やカレンダーやポスターの裏で十分です。

まずは、裏地用の型紙から。
縫い代込みの大きさに線を引きます。でも、縫い代の線は引かなくて大丈夫です。ミシンの針板の目盛りを見てミシンをかけるのでいりません。余計な事は省きましょう。時短です。

線が見辛いですね。
シャーペンで線を引いたので💦

そして、上から23㎝の所に線を引きます。これが、表地の上の部分になります。次に下から19㎝の所に線を引きます。これが、表地の下の部分になります。同じような物を何個も作る必要はありません。裁断する時は、折って使います。時短です。
開きの所は忘れずに印を入れておきます。
ポケットは別に型紙を作って下さいね。

ああ、でもこんなのって、ちゃんとハンドメイドする人にはとんでもないって思われそうだわ💦

下に敷いているのはクロバーのカッティングマット(特大)
私、コレを2枚持っています←服を縫ったりもしていたので

裁断します。
それぞれの大きさに合わせて型紙は折って下さいね。
今回は同じものを2枚ずつ裁断するので、布を中表(表側を内側同士にする事)にして裁断します。
私は、ウエイトを乗せてロータリーカッターで裁断します。ハサミで裁断されるのなら、型紙は待ち針で止めて下さいね。

開きの所には、5㎜位の小さな切り込みを目印で入れて下さいね。けして、切り過ぎませんよう。

土曜日の晩に裁断まで済ませておきました。なんか、夜みゆさんがつぶやいていましたよね。あの人、呑みながら型紙作って裁断までなさった模様。


裁断後の生地と、あればレースなどの飾りを用意してみて下さい。もちろんなくてもOKです。
ミシン糸は今回は60番とミシン針は11号を使います。
私は今回、リバティと綿ローンを使うので、本当は90番の糸と9号の針も使うんですが、使いません(キッパリ)

エクシード・キルトスペシャル
通称・キルスペ
ガシガシ縫えて、縫い目もキレイないい子なんです💕

ミシンはいつもは職業用ミシンでガガッと縫いますが、今回は家庭用ミシンを使います。このミシンはコンピュータミシンなんで、たまには出して使わないと調子が悪くなるんです。やっぱり、機械物はなんでも使わないと調子悪くなりますよね。

このミシン、パッチワークもできるいいやつを買ったんですが、ほぼ直線しか使った事がありません。ロックミシンもあるので、ジグザグ縫いすら使っていません。
針板も直線用に変えたまんまなんです。

ちなみになんですけど。
もしミシンを買うって方がおられましたら、なるべく重いミシンを買って下さいね。そして、予算が許す限りのいいミシンを選んでください。
あまり安いミシンは、縫いにくいです。糸調子も取りにくいし、イラっとします。私は安いミシンも高いミシンも、職業用ミシンも使ったので、それは実感しています。

ネットで十分に情報収集してから買って下さいね。

下糸を巻いて、セットします。上糸も通します。
このミシン、針穴に糸を通してくれる機能もあって便利なのです。職業用ミシンは縫う事に特化しているので、あまり親切機能は付いていないんです。

まず、表地の柄布と無地布を中表に縫い合わせます。
縫うときは、針板の目盛りで1㎝縫代分を取って下さいね。
線を最初に引かなくても、このミシンの針板があるのでそこに合わせればちゃんと縫えます。時短です。
私は待ち針はほぼ使いません。ソーイングクリップではさみます。
100円ショップの目玉クリップでもOKです。待ち針よりも簡単にずれずに留まります。

そして、表布の底を中表に合わせて縫い合わせます。

次は裏地の底を中表に縫い合わせます。

ポケットを中表に縫い合わせます。
ひっくり返すので下の部分は5㎝くらい縫わずに開けておいて下さいね。

角の所は1㎝手前で縫うのをやめて、押さえを上げて針を刺したまま方向を変えて下さい。

縫う時は、なるべくまとめて縫える所は縫ってしまいましょう。その方が楽だし、時短になります。

アイロンをかけます。
アイロンもまとめてかけた方が楽です。
このアイロンは、手芸用に使っているパナソニックのドライアイロンです。軽くて、小回りがきいて便利です。
レトロでかわいいでしょ。
普段用には、ティファールの重いスチームアイロンを使っています。アイロンも重いやつがしわが伸びやすい気がします。私、今はコードレスは使っていません。コードありの方がパワーがあるような感じです。なんとなく。


切替部分は、縫い代は上に倒してアイロンをかけます。

底も片側に縫い代は倒してアイロンをかけて下さい。

裏布の底も縫い代を倒しますが、表布とは逆の方向に倒してくださいね。

ポケットは縫い代がゴロゴロしないように、四隅は斜めに切り落とします。縫い目は切らないようにね。

縫い代を折ってアイロンをかけます。
そして、開き口からひっくり返します。角はちゃんと出しましょうね。

ひっくり返したらアイロンをかけて整えます。

表の裏側の切替部分の柄側(要は縫い代を倒した側)に縫い代を抑えるためにミシンをかけます。端から3㎜くらいの位置がきれいかなと思います。もし、レースなどの飾りをつけない場合は表側にもミシンをかけて下さい。

裏地にポケットを付けます。
ポケット口の所は三角に縫って下さいね。

表布の表側にレースを付けます。
ここは、消え色ピットほそみがすごい便利なんです。
某掲示板の手芸板で教えてもらったんですけど、仮止めに便利なんです。色も青くつくから、どこに糊を縫ったかも一目瞭然で。
裁縫箱には詰め替え用も入れています。

ミシン糸を白から変えて縫います。下糸は白のままでOKです。
モスグリーンのバテンレースを使いました。やっと使いどころがありましたw

ついでに、タグもつけちゃいます。消え色ピットで仮止めして縫います。
これは、ASHIATOYAのタグです。

両脇を縫っていきます。
開きの部分は縫わないで下さいね。

縫い終わったら、アイロンで縫い代を開いておきます。

開き口の所は上から4cmの所を折ってアイロンをかけます。

上から1㎝の所にもアイロンをかけます。
表地も裏地も両方アイロンをかけて下さいね。

まちを縫います。
底の部分を開いて、中心から3㎝、3㎝で6㎝になる所に線を引きます。

まちを縫ったら、1㎝の所で切ります。

タグ、真っすぐ縫えていませんね( ̄▽ ̄)
ハズい💦

表地と裏地を外表にして、開き口の所を縫います。
きんちゃく袋を作る時のような感じです。コの字になるように縫います。ずれないように留めて、ゆっくり縫うといいです。表側から縫うと縫いやすかったです。

ここまで来たら、あと少しです。
竹の持ち手に通して、縫っていきます。
ゆっくり縫うとちゃんと縫えます。布をがしっと掴みながら縫うとズレにくいです。
今回は、通し口を広めに取っているのでミシンでも縫えると思います。もしミシンの押さえが当たるなどで縫えない場合は、手縫いで縫ってみて下さい。たてまつりで縫うといいと思います。


表側
裏側
内側

出来上がりっ❕

今回は、ミシン作業の途中でお店番に駆り出されたりで、なかなかスムーズにいかなかったんですが、なんとか仕上がりました。

久々にちゃんとハンドメイドしたような・・・。
だからか、ちょっとミシンがけが下手になっていましたね。やっぱり、ちょいちょいやっていないとダメですね。
まぁ、売り物ではないのでいいのですが。

私のミシンはフットコントローラーが付いています。椅子に座って作業する時は両手も使えるし、足で踏めて楽なんです。
でも、今回はローテーブルでの作業です。
フットコントローラーはどうやって使うのでしょうかっ。
それは、正座して膝で踏むのです。私は今回は大きな座椅子に座っていたんで正座はできないので、足を伸ばしてふくらはぎで踏むというお行儀の悪いかけ方をしています。とても人様にはお見せできません(笑)

そこそこかわいくできたんじゃないかなぁと思います。
さすがリバティですね~💖
色の組み合わせも、なかなかでしょ?(自画自賛w)
ちょっと前までハンドメイド品の販売もしていたので、その辺はねw
ほんのほんのちょっぴり、罪庫も減りました。でも、使い切るまでに何年かかるのやら。
需要があるなら、またシリーズ化してみようかなぁ。

もしよろしかったら、皆さんも作ってみて下さい~(^_-)-☆


今日も最後まで読んでくださってありがとうございます♪


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