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#57|「募集、即満席」のセミナーを実現した女性事業パートナーのコミュニケーション術①

今月から地元で立ち上げた『女性支援事業』は、ある女性起業家との共同事業。彼女は居住する自治体で「男女共同参画推進事業者表彰」を個人事業主として初めて受賞するなど、ちょっとした有名人です。

立ち上げた事業のこけら落としは、彼女が長年実現したいと願っていた「子育て中のママ向けセミナー」から始まりました。

第1回ぼかしあり


驚いたのは、セミナーを企画し告知した途端、初回と2回分まで満席になったこと!

そして翌月分、翌々月分もどんどん予約が入り、隣町でもやってほしい、3つ離れた市でもやってほしい…という声が引きも切らないこと。


長年、地道に地域で活動してきた彼女への信頼あってこそだな…と思う一方で、とはいえ安価ではないセミナーが「告知、即満席」になるのは驚くに値します(だって集客の苦労がないんですよ!)。


なぜ、「告知、即満席」のセミナーを実現することができたのか。ここに至るまでに彼女が何を、どう積み上げてきたのか。

話を聞くうちに見えてきた「彼女のスタイル」を、書き残します。

これから事業を起こす方、お客さまと出会いたい方、セミナーの集客に苦労している方のヒントになれば幸いです。

数回に分けて書いていきます。

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(1)実にさりげなく、かつ随所で「宣伝」する

彼女のすごいところ。それは

「宣伝」を実にさりげなく、しかし しっかりとアピールする

ことです。


事業やセミナーをやっている方、商売をやっている方なら、ありますよね。いまはこれを宣伝したい、というネタが。

一方、多くの人が陥るのが「宣伝や営業は、売り込みっぽくて嫌だ」という心理。押し売りセールスマンを嫌う心理ですね。

「営業活動を躊躇する」メンタルブロックがあり、宣伝したいことがあっても知人になかなか切り出せない…、営業機会を損失している…、そんな悩みは多いようです。


このメンタルブロックをどう壊すか、というのは世に様々な手法が溢れているので、そちらに譲ります。
この記事で残したいのは、私の事業パートナーが「実際にやっていること」。成果につながる具体例として見ていただきたいと思います。

話は冒頭に戻ります。
彼女は「実にさりげなく・かつ効果的に」宣伝を随所に織り込みます


その「さりげなく効果的な宣伝」のポイントは、3つ。

◆ スタンスは「情報提供」
宣伝より情報提供のスタンスで。「今度、○○やるの!これチラシ!よかったら来てね!」と、さらりと。
これが営業感なく受けとってもらえるコツだと私は思っています。
◆ 機会は生活の隅々に
わざわざ宣伝の機会を設けることはしていません。とにかく知人と会ったときすべてがその機会。つまり、生活の隅々が機会です。
もちろん、ブログやWEB発信もしっかりと。これについては後日。
◆ 人のご縁を忘れない、自分から寄っていく
一度ご縁をいただいた方は忘れない。どんな属性で、どんなご縁だった方か瞬時に思い出し、見かけると自分から寄って話しかけます。彼女の周りには、いつも人を集めています。


実際、彼女が「情報提供(宣伝)」をしているのは…

街角で知人と会い、立ち話をしたとき。
既存のお客さんと、別件で話をしたとき。
子どもの学校や部活で、ママ友と会ったとき。
行きつけのカフェの店長に。
歯医者で担当の歯科衛生士さんに。
もちろん、自分の家族や親せきに…


たまたま歯医者で彼女と一緒になり、歯科衛生士さんに「今度、こんなイベントやるの!」とチラシを渡している場面を見た時は、心底驚きました。
歯科衛生士さんですよ?仲良くなる時間なんてあるんだ?!さらに属性を聞き出し、適切な時に適切に情報提供できる人間関係に昇華させるとは…。


本当に「人が好き」な人です。
心底、「人の役に立つことが好き」な人です。

だから人間関係を利用してやろうとか、そんな性根は持っていません。
自分とご縁あった方に、折に触れて「伝えたい!」その思いを実践しているだけなんでしょうね。


まとめ|宣伝のチャンスを増やすメソッド

◆ スタンスは「情報提供」
◆ 機会は生活の隅々に
◆ 人のご縁を忘れず、自分から寄っていく

この3つです。
この3つを意識すると、ぐんと「宣伝」できるチャンスは増えます。間違いありません。


ぜひ、挑戦してみてください。
私は引き続き、彼女の「告知、即満席」になるセミナーを作る”在り方”を研究してきます。


今日はそんなところです。

一緒に楽しみながら高め合える方と沢山繋がりたいと思っています!もしよろしければ感想をコメントしていただけると、とっても嬉しいです。それだけで十分です!コメントには必ずお返事します。