#22|図鑑は食卓に置く。好奇心MAXの瞬間をガシッと捕まえ、グン!と伸ばすために。
実際は置いてませんけどね、
子供が気にして食事の手が進まなくなるので。
でも大人が手を伸ばせば届くところに常備してあります。
ええ、図鑑が。
6冊ほど。
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食事は子供とのおしゃべりが楽しい時間です。
きょう、ほーくえんで〇〇ちゃんがね…
きゅうしょくのときね、こぼしちゃってね…
おにわにね、セミのぬけがらがあったの!それでね…
語彙力や表現力、話の内容から成長を感じ。
しみじみしながら、箸をせっせと動かします。
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一方、子供が
実に様々なことに興味を持つ時間でもありませんか?
ままー、ここ(成分表)に「びたみん」ってかいてあるよー!
ままー、ケチャップってとまとなの?
ままー、「こむぎ」ってなに?「こむぎこ」とおなじ?
ままー、きのこってどこにはえてるの?
忙しい時は適当に返事をして
食事を終わらせることを優先することもあります。
ただ「疑問が頭に浮かんだ時が、最も興味が高まっているとき」。
この瞬間を逃すと、1秒後には別の事を考えている。子供は本当に移り気です。だからできる限り「疑問を発した瞬間」に即反応しています。
好奇心こそ生きるために一番大切にしたい力だから。
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「図鑑は食卓からすぐ届く場所に置いてある」のも、即反応のためです。
昨日のこと。
キノコ汁の「小さく切られたエリンギ」を見て、子供が言いました。
「まま、これなあに?きのこ?」
そう、きのこ。エリンギっていうんだよ。
「えりんぎ?これ?(しめじを指す)」
うーん、それは しめじ。エリンギってねぇ…
さあ、図鑑の出番です。
「エリンギ」に興味を持った瞬間を逃さず、
エリンギの全体像を見せます。
こんどスーパーに行った時に本物探してみようね、とも。
食事中に図鑑です。お行儀は良くないかな。
ただ目的はひとつ。
好奇心が一番育つ幼児期に、
限りあるチャンスをめいっぱいに活かしたい。
それだけです。
「お行儀」ね…
もうちょっと年齢が上になって、
「お行儀」の意義がわかるようになってから
一気に伝えようかなと思っています。
今日はそんなところです。
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好奇心をこれほどまでに大切にする理由はこちら
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