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#50|つい他人と「スキ」を比較してしまうあなたに。劣等感と嫉妬心は、自分の強みに転換できる。

noteやSNSは、劣等感や嫉妬心と無関係ではいられない。白状する、私も毎日葛藤している。

特に「数字」が厄介だ。目標に設定しやすい反面、他人と自分を「比較」できるからだ。

- あの人はいつも「スキ」がこんなにたくさん…
- フォロワー数も同じくらいなのに…
- コメントの数が…

もちろん「数字が全て」とは思わないし、「数字を追いかけるため」にnoteやSNSをやっているわけではない。
それでも「数字は指標」。残酷なまでに客観評価を白日にさらけ出す。

他人と比較してもしょうがない。
自分は自分の土俵で勝負しよう、そう言う人もいる。

見つけるべきは『自分の強み』だと。
誰しもが、自分だけの強みを持っているのだと。


ところがこれまた、見つけようとすると劣等感や嫉妬心がつきまとう。

自分の勝負する土俵や強みをどこに設定しようとも、圧倒的な成果を出している先達は必ずいるからだ。

先達が見せてくる成果、これから埋めようがない投下した時間の差、持っているスキルレベルの差を突き付けられ、到底かなわない…と絶望を感じてしまう。


それでも。

絶望感を前にしながらも思う。
私たちは生きていかなければならないんだ。生き残らないといけないんだ。糧を得るために、しぶとくしたたかにならないといけないんだ。

苦しみの中から自分の強みを見つたいんだ、と。



次によく聞くのは「自分の強みを見つけるには、経験やスキルの掛け算をすると良い」という手法。

オンリーワンの自分の人生。
持っているスキルや経験、好きなことを複数掛け合わせれば、必ず「オンリーワンの強み」が見つかるのだという。そして組合せに意外性があるほど、独創度が増し、目立つのだと。

その手法に沿って、あれこれと掛け算を試みてみる。


でも…、何を掛け合わせても、結局「どこかで誰かがやっているのを見た」気がしてしまう。先達がいてしまう。今から自分が頑張ってところで…。


はい、劣等感。
はい、嫉妬心。



劣等感や嫉妬心は、他者との関係の中で生まれる

相手よりどんな点で劣っていると感じたのか?
相手のどんな点に嫉妬したのか?

直視するのは苦しいが、ここはぐっと耐え、自分の内面を直視し、劣等感・嫉妬心が生まれている源泉を見つめてみよう。

そうやって自分の気持ちの醜い部分と向き合い、対話していくと、思考から他者の存在が消えてゆく。他者の存在が消えれば、比較も劣等感も嫉妬心も存在しなくなる。


そして私たちが真っ先にすべきは、「自分自身を全肯定する」こと。

強みを見つけようと経験やスキルの掛け算をしても、納得できる強みが見つからない、それはそもそも、掛け算している「経験」や「スキル」を、自分自身が認めていないからかもしれない。

本来はオンリーワンの人生から生み出された、オンリーワンの経験やスキルなのに。それを持っている自分が、価値を認め肯定していなかったら、いくつ掛け算をしたところで、結果の値が増すはずがない。


自分を”肯定”する。
今の自分も、過去の自分も、ありのまま”肯定”する。

「自分の強み」を見つける時に、真っ先にすべきは、きっとここなんだ。



1.劣等感や嫉妬心を直視し、自分自身の内面と対話する。
2.思考から他者の存在を切り離し、自分自身をまるまる肯定する。
3.そして経験やスキルを掛け合わせる。


きっとこれが「自分の強み」を見つける正しいプロセスだ。

劣等感や嫉妬心という一見ネガティブな心理も、自分の一部。否定せず、受け入れることで、成長につなげることができそうだ。


自分を全肯定。やってみよう。


そんなことを考えつつ、あれこれ調べていたら。
アドラー心理学が同じことを言っているらしい。

noteでこんな記事を見つけた。

アドラー大先生と似た気づきを得た自分に、拍手!
そう、自分自身は「肯定すること」が大事だから。

一緒に楽しみながら高め合える方と沢山繋がりたいと思っています!もしよろしければ感想をコメントしていただけると、とっても嬉しいです。それだけで十分です!コメントには必ずお返事します。