大人になってからの「肩たたき券」「お手伝い券」
子供の頃、父の日、母の日、誕生日などに、「肩たたき券」「お手伝い券」など、プレゼントしませんでしたか?
でもなかなか使ってもらえない。
「ね~ね~、使ってもいいよ。」と、と言うと、
「そ~お?じゃあお願いしようかしら」
肩をトントンする私に、母は、
「あ~、気持ちいいわ。楽になった、ありがとう!」
洗濯物をたたむ私に、母は、
「あら~、助かったわ、ありがとう!」
でもね、下手っぴな肩たたきしてもらっても大して楽にはならなかったでしょうし、私がたたんだ洗濯物は、もしかしたら後でたたみ直しが必要だったかもしれない。
🔶親が喜んでいたのは?
今になって思うのは、両親は
「ありがとう」
と言ってもらってニコニコ喜ぶ私の姿を見て、喜んでくれてたのかな、と思うんです。
両親と、旅行にもいっぱい行きました。
折角なら、スイートルーム!
1室しかない貴賓室!
露天風呂付きの特別室!
と、張り切っていいお部屋、取りました。
「わー!すごいね!」
「あなたがいつもいいお部屋取ってくれるから目が肥えちゃって困るわ、フフフ」と、喜んでくれましたよ。もちろん。
ただね、貴賓室、特別室、スイートルームってエレベーターから一番遠い角部屋だったり、本館から遠い「離れ」だったりするんですよ。
本当はエレベーターから近い方が良かったかもしれない。
レストランにもすぐ行ける本館が良かったかもしれない。
別にスイートじゃなくても良かったと思う。
でもいつも両親は喜んでくれました。
下記の写真は淡路島、ホテルニューあわじの「あわじ浜離宮」、専有露天風呂付客室。
日本夕日百景に名を連ねる名勝慶野松原を見下ろす眺望抜群のお部屋です。
私自身が事前にHPで見て、広いバルコニーに興奮していたし、
「ね~ね~、座ってみて!」
という私に応えてバルコニーの椅子に座る両親です。
🔶大人になってからの「肩たたき券」「お手伝い券」
でもね、思ったんです。
これも、肩たたき券と同じかもしれない、って。
旅行やお部屋も楽しんでもらえたとは思うけど、一番は、私が喜んでいる姿を見て、喜んでくれてたのかなと。
時に、親孝行したいと思いながら、なかなか親の欲しいもの、やりたいことが分からない、本当に喜んでもらえるのか?と迷うことがあるかもしれません。
でも、いいじゃないですか!
大人になってからの「肩たたき券」「お手伝い券」でも!
自分が喜ぶこと、自分が幸せなことが親の喜び、幸せと思えば!
🔶土井あゆみさん著書の「母からの手紙」に涙
それを確信出来たのは、女性起業家で、
株式会社GIVER
土井あゆみ さんの本を読んだ時です。
「思い描いた理想をすべて手に入れる生き方」
きずな出版
https://www.kizuna-pub.jp/book_author/ayumidoi/
本の内容も、経営者を目指す人の多くが経験する様々な感情、障害に打ち勝ってきた様子が書かれていて、すごく勇気づけられます。
巻末のPhoto Collectionには彼女の華麗なるライフスタイルの写真も載っていて、まさに女性の憧れ。
そしてこの著書は、出版後、TBSテレビ「王様のブランチ」でも、ブックランキングで4位に入ってました!
でも、最後に書かれている「母からの手紙」これを読んで欲しい!
先程、読み返してまた泣けた。。。
そこには、子供を守る決意をした母親の覚悟、子供の成長、チャレンジを見守るしかない葛藤と共に、今や土井あゆみさんの生き方を誇りに思い、安心しているお母様の気持ちが書かれているんです。
今まだ元気でいてくれる母にしてあげたいこと、またリストにしてみよう。
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