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転職して6ヶ月たった、元日本代表の本音【セカンドキャリア】

こんにちは。競泳元日本代表の竹村幸です。

水泳コーチからメディア業界へ転職して半年がたちました。

転職した経緯はこちら👇
私が転職を決めた理由(元競泳日本代表・竹村幸)

今日は、「今何してるの?」と良く聞かれるので、
今携わっている
女子アスリート専門webメディア「B&(ビーアンド)」のご説明と
転職して半年たった(早かった〜)、リアルな私の思いを書きます。

私の今のお仕事

私は、女性向けスポーツwebメディア
B&(ビーアンド)の運営をしています。

B&での活動内容
・アスリートへ取材(インタビュアー)
・女子アスリートのキャスィング
・企業様とコラボしてセミナーの開催
・企業PRのコンテンツ作成
・イベントの開催など。

メディアの運営というお仕事ですが、内容は色々!
(覚えることが多くて毎日刺激的。)

競泳日本代表・難波実夢選手へのインタビュー中の写真

取材で広がった交流

現役の時は合宿や遠征が忙しく、他競技の方との交流はありませんでした。でも今は取材を通して、他競技のアスリートたちとの新しい繋がりを作ることができています。また違う競技の方のお話を伺うことで、知見が広がることもこの仕事が楽しいと感じていることの一つです。

そしてアスリートの経験が活きていると実感してる瞬間は、取材の時です。同じ立場だからこそ、寄り添える部分があるのかなと思って寄り添えるように心がげて取材を行っています。

B&を通して、アスリートたちが良い環境で活動(引退後も)できる社会を目指し、引き続き活動していきます。

心を込めて取材して記事を書くので、B&の記事をこれからも読んでくださると嬉しいですっ。

取材させてもらった他競技のアスリート仲間たち

行動と成長

31歳まで水泳しかしてこなかったので、入社当初はメールの文章作成ですら時間がかかっていました。ミーティングに参加すると、知らない言葉が行き交い、ミーティング後はその言葉を検索することが日課。社会人として何もできず、知らないことが多いと痛感しました。

実は10年間ブログを書き続けていましたが、ライターとしての知識が全くなかったので、会社のみなさんからご指導いただき、成長のためにたくさんの機会を作ってくれています。(本当に感謝…。)

速く泳ぐことだけを考えてきた私にはとても新鮮で、自分の知らない世界を知れて、「ここにいるだけで成長できる」と確信しました。

行動なくして、成長なし

目の前のタスクに追われながらも、任せてもらえる仕事が少し増えてきた頃、「成長のために、時間を使えてる?」と会社の方から声をかけていただきました。

この言葉は、「ここにいるだけで成長できる」と自発的な学びを止めていた私へのアドバイスでした。

当時おすすめしてもらった本を読み終えるのに、相当な時間をかけてしまっていたんです。正直にお話をすると、本を読むことが苦手です。たまに興味を持って購入しても最後まで読み終えた本は半分ほど。

でも苦手だからと取り組まないことは、自分の成長には繋がりません。【行動なくして、成長なし。】アスリートとして当たり前に取り組んでいたことが、社会人としてできていなかったことに気がつきました。

普通のことをしていても、到底周りには追いつけない。自分の考え方、時間の使い方を、考え直すきっかけになったエピソードです。(現在は、週に1冊の読書習慣ができました!)

プロセスはスポーツと一緒

このことがきっかけになり、仕事に取り組むための思考方法も変わりました。思考方法も水泳に例えて考えてみると、優先順位のつけ方が変わり、目的意識をしっかり考えて行動できるようになりました。

アスリートなので目標達成のための試行錯誤や、どんな状況でも前向きに取り組むことは得意です。
これからも経験を活かして、自分らしく取り組んでいきたいです。

レース前の写真。アスリートも社会人も結果を出すためのプロセスは一緒。

出会いで人生は変わる

転職して半年が経ち、「人生は出会いが全てだな」と感じています。

私のことをLink Sportsに誘ってくれたレオナ君とは、社会貢献のイベントで出会いました。ちょうどLink Sportsがアスリート採用にも力を入れると聞き、メディア業界に興味があったので、「やってみたい!」と業務委託契約を申し入れました。

後に知ったことですが、大好きな友人・小堀宗翔さん(遠州流茶道家元次女・ラクロス元日本代表)と代表の小泉さんは、まさかの古い友人!こんな偶然があるんだなとご縁を感じました。

きっかけになったイベントに参加してなかったら、この転職も無かったと考えると、出会いが人生を決めるなと感じています。

幸せ者

B&に関わり始めて、私が経験して来たことも無駄じゃなかったんだなと思うようになりました。アスリートとしての知名度はなくても、自分が発信することで困っている誰かのところに届くかも知れないなと。

そしてやりがいを感じ、自分の時間を費やしたい!と思える仕事に出会えて、幸せだなあと感じています。

まだまだ迷惑をかける日々ですが、しっかり成長して
Link Sportsの思いを届けられるよう頑張ります。
引き続き、応援の程よろしくお願いいたします!

アスリートへ取材中。いつも楽しく取材させていただいています。

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