見出し画像

感情は条件に勝つ

悲しかろうが、辛かろうが、悩み深い問題だろうが、そのすべては自分で選択した結果でしかない。だから、その選択から得られた結果は、全て自分によるものであり、その悲しみも、辛さも、悩みもある意味【自作自演】なのです。

現代を生きる私たちは、昔は難しかったことさえもたくさんの【選択】の自由があるような世の中を生きています。女性でも仕事をやろうと思えばバリバリできるし、開業女子だってたくさんいる、昔は周りの偏見の目もあってしにくかったけど離婚するのも容易いし、自力で稼ぐことができるから一人で生きてくことだって物理的には全然できます。

だから、私たちは本当に自由であり、何もかも自由に選択できるからこその悩み多き時代を生きています。そんな時に、『あの人がこう言ったから』『こうされたから』『環境的にこうしなきゃいけなかったから』そんな何かのせいにすると、途端に息苦しさが出てきます。同じ結果だったとしても、そのプロセスや決定権を自分に置くか、他人や何かしらの条件に置くかによって、心の軽さは変わります。何事も、自分で決めて、自分の運命として自分のためにそうなっている、そんな潔さを持つと、息苦しさが外れて、もっと楽になれるのです。

人間は、本当に決めたら、条件なんて乗り越えるものなのです。無意識に、できるための条件を探すし、できるための努力や行動を起こす。その結果を手にするためにはどんな馬力でも出るのです。逆も然りで、やるべきなんだろうけどやりたくないなって心の底で思っていたら、やらないための理由を一生懸命探して、やらなくてすむ方に事象が動くための努力を無意識にでもしているのです。

されたのではなく、そうなるように、自ら仕向けたのだ。

そういう視点で自分の得た結果を受け止めると、それだけで、心は軽くなれるのです。だって、自分が決めてそう動いたことが前提であるのならば、自分次第でそうでない結果だって得られるのだから。けど、環境や人のせいにしてしまうと、変えられないものに阻まれる窮屈感に苛まれる。それが悩みの種となり、いつまでも、うまくいかない事象の輪廻に苦しむのです。

人の感情はどんな条件にも勝つ

人は本能的に、本質的に、幸せや快を追い求める生き物であり、そのために頭を使って体を動かしているのです。そこから得られた結果が、良いも悪いもなく【今】の自分なのです。

文句は言いながらも、行動していないのなら、その文句の内容は心からは思っていないことであり、今実際に手の中にある幸せを見れば、それが自分の求めているものの全てなのです。

全ては自分が決めて、自分の感情が動かしていること。
体の前に、すでに心が動いている。

そして、そんな得た結果から、自分の心の奥底に隠れている本音を見ることができるのです。

なりたい私ってなんだろう。
叶えたい現実ってなんだろう。

けど、それは本当?
それは自分にとっての本当の幸せの形なの?

そんな問いへの答えが自分の行動とそこから得た結果の中にあります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?