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マクロビアン薬剤師 マクロビアンの骨折予防

マクロビアン薬剤師 マクロビアンの骨折予防

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目に入りました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦神無月廿五日
大雪
閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)
西暦2020年12月9日

先日

肉や魚、乳製品を食べないビーガンは、骨折リスクが4割以上高いことが
英国の研究で判明したという、文研発表が出ました。

魚は食べるが肉は食べないペスクタリアンや、肉と魚を食べないが乳製品や卵は食べるベジタリアンも、
大腿骨近位部の骨折リスクが高いそうです。

マクロビアンは食事に関してはほぼビーガンと同じになりますので、骨折対策を考えた方が良さそうです。

骨折対策はまずはカルシウム摂取。
カルシウムので吸収を良くするためのビタミンDの摂取。
そして日光にあたること。

カルシウムは体内で合成することが出来ないので、食事から摂取する必要がありますが、

食事からの吸収率がよくなく、吸収率は乳製品>魚>野菜の順といわれています。

カルシウムの働きは、

骨粗鬆症の予防
高血圧の予防
イライラ予防

などがあります。

カルシウムを多く含む食品としては、

乳製品…牛乳・チーズ・ヨーグルト など

小魚…いわし・ししゃも・しらす など

野菜…小松菜・モロヘイヤ・大根 など

マクロビアンがカルシウムを摂るのは、小魚、野菜から。

しかしながら、
良質なたんぱく質、ビタミンDが含まれ、カルシウムの吸収を助けてくれる作用のあると言われる、
鮭などのお魚を摂ることも必要と感じています。

乳製品は身体に合わなくても、工夫次第でカルシウムを摂ることができそうです。

ちょっと寒くなってきましたが、ウオーキングででもして、おひさまにも当たって、
体内も整えていきたいものですね。

ここで
マクロビオティックとビーガンのついて。

マクロビとビーガンが似ているところ。

日本には昔から精進料理というベジタリアン文化があります。
この精進料理は、修行中の僧侶が食べるとされている料理で、不必要な殺生を避けるため肉や魚、卵などの使用を禁じた食生活。
この精進料理のイメージが強いため、マクロビとビーガンも同じようなものと考えられているという可能性も高いということができます。

植物性中心の食生活
ビーガンとマクロビオティックの共通点は、
『植物性の食材を中心とした食生活』
同時に
『動物性食品を控えている』
ことが特徴です。

また、マクロビオティクにもビーガンにも、
『平和主義』という大きな思想があります。

マクロビオティックの場合は『健康』
ビーガンの場合は『博愛主義』
といったように、前提が異なっています。

わたくしは、『健康』を前提とする『マクロビアン』です。

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