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ラーメンすすりながら、メンバーの前で涙と鼻水を流した日!

こんにちは!aRの三好です。
今日は今までの記事とちょっと趣向を変えて、過去の私についてお話をしていきます。少しでも私のパーソナルな部分を知ってもらいたいなぁということからこれから定期的に私自身のことについて書いていこうと思いますので、ぜひコメント、いいねもらえると嬉しいです。

失敗だらけの会社員時代

過去のマネジメント経験を振り返ると、失敗だらけで泥だらけの思い出しかありません。 私は、人材紹介のRACA組織(いわゆる両面型で企業担当も求職者担当も一気通貫で行う形の組織)にいたのですが、 第2子育休復帰後から、アシスタントマネージャーやリーダーといった役割を持ちチームマネジメントを行っていました。

ここだけ切り取ると、なんだか2人の子育てをしながら時短勤務で役割までついて、仕事が出来る人なんだと思われるかもしれませんが、 実際はまぁまぁダメダメな役職者でした。

人材紹介という特性上、派遣事業など社内の他部署を経験したプロフェッショナルが次のステップとして配属されることが多い部署だったので、 年齢的にも自分より歳上のメンバーが多く、そういった意味でも当時30代半ばの私からすると、チームを持つことの難易度が高かったです。

ある日、メンバーのAさんとラーメン屋に行って普段通りの何気ない会話をしていました。 ※Aさんは私より1歳年上の男性。
社歴が浅かったこともあり営業成績に伸び悩んでいました。 私も精一杯育成していましたが、もはやどうしていったら良いのか私自身も迷走中で、自分の上司にも相談していたけれど光が見えない状況でした。

私 「少し考えていることがあって、成績が出ている隣のチームのリーダーのBさんに、やり方を教えてもらえるようにお願いしようと思って。 私も教えてもらうし、Bさんから直接Aさん(あなた)に関わる機会を作ってもらえるようお願いしてみようかなと思っています。」

Aさん 「うんうん。(ラーメン食べる)」

私 「あ、でもやっぱりやめとこうかな、どうしようかな。」
Aさん 「まぁ三好さんが自分でやった方が早いですもんね!(ラーメン食べる)」
私 「………。いや…違うかも。」

Aさん 「ん?」
私 「違いますね。自分でやった方が早い、は違うな。私はきっとBさん(デキるリーダー)と自分を比較して、 うまくマネジメントできない自分に劣等感を抱いてるし、Bさんに嫉妬してるんだと思います。だからお願いできないのかも。」 といった瞬間、ラーメン食べながら号泣しました。

「自分のどうでもいいプライドのせいでAさんの成長機会を奪うなんて、どんなチームリーダーだよ」と、涙と鼻水を流しながらラーメンを食べ続けた苦い思い出があります。
Aさんはというと、案の定ドン引きしていました。 社歴が浅い会社で、年下の上司がラーメンを食べながら泣いている 状況は戸惑いだらけだったと思います。 それでも、少しの沈黙の後に 「なんて、人間らしいんですか!三好さん、そういうところもっと見せてください!」と最高の励ましをいただきました。

その後、隣のチームのBさんと上司に相談しAさんの育成の場を設けてもらうこととなりました。  その後、Aさんはチームトップの成績を出すほどの営業パーソンに成長していかれたのでした。 こうやって、一つ一つ自分のどうでもいいプライドを大きなハンマーで叩き割りながら、少しはマシなマネジメントが出来るようになっていったなと思っています。

現場でよくあること

これって今思うと色んなマネージャーが抱えている悩みとしてよくあるのではないかなとふと思います。自分のプライドや鎧があるんだけどそれが抜けなくて悶々としている。

なんとなく頭ではわかっているけど、どうすればいいか分からない。というような状況が多くの企業様の現場で起こっているような気がしています。
でもこれって誰が悪いとかじゃなくて、ただただ知らないだけとか気づいていないだけということがあるので、話し相手がいるだけでも救われるような気がするんですよね。

私自身も経験してきたからこそ、そうやって悩んでいるマネージャー層の方に寄り添えるようにしたいなと日々感じます。

もし少しでも悩まれている方がいましたら、ぜひ社員面談のサービスをご利用ください。

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