ゼロになったモノは時を経てイチに戻るか
今日、ひっさびさにスナップ写真ワークショップ2020のメッセージグループに一通送った。
スタジオやワークショップの主宰であった秦義之のNewスタジオお披露目とみんなの近況報告を兼ねた新年会を開きましょう！ってな感じで。
そうそう。旧覚王山スタジオとワークショップはコロナ禍で一旦動きをストップさせたのですが、、、
ゼロになってしまったワークショップをイチまで戻せるか。いや、そもそも戻す意味はあるのか？
コロナ以降の数年で、参加していたみんなも家庭や仕事のステージが変わってしまったから。全然撮ってないですぅって人もいるだろうし。
求められているか、という話でね。みんなが求めていないのに「やります！ワークショップ再開します！」と宣言して、半ば無理やりに参加させてしまうのは本当に忍びない。
なので、僕の目の届く範囲のSNSにスナップ写真をアップしている人にだけは声をかけ、小規模のワークショップを再開していた。だから辛うじてゼロではなく、0.2くらいにはなっているかも知れない。
もし、場づくりを再開するとなったら、一体誰のためなのか。みんなのため？自分のため？？
名古屋のため、みんなのため、とキレイゴトを言うつもりもないけど、写真やスナップ写真での活動を再開して、過去の参加者の誰か一人でも喜んでくれるなら多少は恩返しにもなるかな、と。
あ、そうそう、いま上げている写真は2020年度のワークショップで撮った写真たち。みんなに課題を出して、僕も一緒にやってプレッシャを与えて行くスタイル。
少数精鋭で臨んだコロナ禍のワークショップ。最初の頃は、社会全体に監視されているかのような、自由に動きたいけど動けない。そんな状況下でのスナップシュート。
今日、みんなの写真を改めて観てみましたが、「まるっと自由ではなく、ある程度の縛りある方が上手くなる」というのが実感できた。
みんなの写真のトーンには如実に暗い世相が表れていて、ちょっと面白かった。
ほぼほぼ4年前になってしまった写真たちでした。ゼロとなったモノが時を経てイチに戻るか否か。ちょっと楽しみだったりする。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？