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午前中で終わる学校6

~型破りを型破る~

世界中の皆さんへ

僕のつくりたい学校は
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」
をすべての授業で大人が意識している学校です。

0の章(あきら)「絆は排他を生む」⑤~足並みを揃えられなかった「みやしー」の生き方より~


子どもをいつ「称賛~ほめる」?

「子どもが、うまくいかないことに出会って、そこから立ち直る瞬間こそ称賛してほしい」と、毎年、懇談会で保護者に伝えていました。

うまくいっている時は、称賛しなくても子どもは先に進むかもしれません。もちろん称賛してもいいでしょう。

うまくいっていない時は、親が子どもの気持ちを先取りして「いやだったでしょう」「つらかったでしょう」「くやしかったでしょう」「あいてがひどいね」などと声をかけると、子どもが、そうでもなかったのに、そう思ってしまうことがあります。その方が、親が自分を守ってくれる、親が自分に近づいてくれると感じて。

うまくいっていない時は、見守ったり、話を聞いて受け止めたりする。そして、子どもが次のステップに踏み出す瞬間をとらえて、称賛する。すると、子どもは「うちの親は、ぼくがくじけず、立ち上がると喜んでくれるんだ、じゃあ、また、うまくいかないことがあっても、大丈夫だ、失敗を恐れずチャレンジしよう」と考えて、ピンチに強い人になります。それが、長きに渡って自分の命を守る力になります。大人の言葉としては、例えば「あなた、こんな失敗をしたのに、また頑張り始めるの?そんな笑顔でいられるの?すごいなあ、お母さんなら、そんな切り替えできないよ。まいった、まいった、感動した!」

うまくいっている時だけ称賛して、親が笑顔を見せ、うまくいっていない時は、親が怒ったり、悲しんだりしていると、子どもは失敗を隠す人になるかもしれません。または、大人の感情に引きずられる人になるかもしれません。

もちろん、「称賛」がプレッシャーになってしまうこと、「称賛」がその子らしさを奪うかもしれないこと、「立ち直れない」くらいのピンチに直面していること、そういったリスク(危険)はあるっていうことを知っておくことも大事。奥が深いなあ、って思います。

そして、相手が大人の場合、いつ称賛すると効果的なんでしょうね。

僕自身が、人として、親として、教員として、必ずしもよい称賛をしてこられたわけではありません。つらいけど、失敗だらけの自分です。

1の章(あきら)「午前授業」⑤

【ポイント】
●授業の準備・評価の時間がたっぷりあること~学力向上
●大人に自分の時間があること~メンタルヘルス(精神的健康)向上
●子どもに自分の時間があること~不登校、いじめ解消
●学校外部が学校教育に参入する余地があること~経済活性化、地域活性化

 
※給食や掃除の廃止については、6の章の時に。

2の章(あきら)「教科再編」① ~世の中につながる学校~

こんな教科たちを提案します。法律を変えなくてもできるかも。
「世の中」教科
●環境
●命(体育)
●政治
●法律
●福祉
●平和
●経済
●心(読書)

「追究」教科
●歴史
●科学
●数学
●言語
●文化(音楽・美術)
●生活

全教科&授業は、世界平和につながるツール(道具や手段)にもなります。
SDGsの視点も取り入れて・・・
「持続可能な世界をつくる」ために
「持続不可能」につながりかねない現状を学ぶことが学年に応じて必要。大人は必須。
※SDGsとは、「国際連合で決めた『世界をよくしていく』ためのいくつかの目標」のことです。https://jobstory.jp/sdgs/

それぞれの教科で何を学びましょうか。法律を変えないで。つづく。


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