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雑記

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#エッセイ

20220416 豊田道倫ライブ@得三

昨夜はTOKUZOで豊田道倫ワンマン。 初めて音楽のライブを主催した。 とはいえ、すべてのことはお店と豊田さんにおんぶに抱っこだったので、私は一部始終をただ眺めてただけにすぎない。 それでも「誰も来なかったらどうしよう」「何かトラブって豊田さんが怒って帰っちゃったらどうしよう」「物販ひとつも売れなかったらどうしよう」などなど、一日それなりに気が張っていたらしく、帰宅したらどっと疲れて、パタンと眠ってしまった。 ライブハウスもミュージシャンもこんなことを毎日やってるのか。しかも

日々のこと 220218

猫のおちびは、ご飯の前に「お座り」ができるようになった。 言われなくともちょんと座り、エサが器に移されるのを静かに待っている。 以前は、ご飯となると一瞬も座ってなどいられず、待ち切れずにエサの袋に顔を突っ込んできていた。しかし去年、食べた直後の吐き戻しが頻発したことから「落ち着いて。座って食べよう」と話して聞かせたら、座って待てるようになった。腰を下ろしたまま食べている。話の分かる猫だ。 おちびとは会話できる。おもちゃを口にくわえて持ってくるので、投げてやると取りに行く。そ

日々のこと 20220101

明けましておめでとうございます。 旧年中はお世話になりました。2022年もよろしくお願いします。 새해 복 많이 많이 받으십시오!(新年、福をいっぱい受け取ってください) 節目でもないと振り返らないので、去年の自分をちょっと振り返ります。 視野が大きく広がり、生活の要素として新しく加わったのは、独学で始めた韓国語。0から1になったのは本当に大きかった。 一年前、コロナで世界は閉ざされていて、今まで以上に日本が狭い場所に思えたのがきっかけ。新しいことを始めたい、だったら語学

日々のこと 211218

「ことばと国家」という本を読んでいる。 先日行った大友良英さんの音楽トークイベントで「音楽と言語は似ている。この本は置き換えて読める。僕のバイブル」と紹介されたものだ。 いま私は韓国語を勉強しており「外国語を勉強するって、日本語を見つめることだな~」と常々思っていたところ。すぐ買って読み始めた。ラインを引きたい箇所だらけの本である。 大友さんの話は面白かった。他にもいろいろ興味深い話が軽妙に語られてたので、記憶力最低につき不正確ながら、少しだけ。 大友さんいわく、日本人は全

本屋の話

本屋の棚を眺めていて、たまに息苦しくなる。 「私を見て!」「私、私!」と四方八方から自己主張が聞こえてくるようで、しんどい。 CD屋とか洋服屋で平気なのは、ひと手間かけないとそれが使えないからだと思う。CDは機械を通さないと音が聞こえず、服はその場で着替えられない。普通、商品はパッケージされているのだ。本はそのまま手に取れて読めてしまう。素通りに罪悪感を感じる。 だって、どんだけあるんだ新刊。毎月こんなにたくさんの新しい本が発売されることに驚く。どれも美しい装丁で、時間をか

日々のこと 202110#1

10月〇日 時々行ってたカフェが、ビル取り壊しのため9月末で閉店。最終営業日の夜、迷った末に出かけてしばし時間を過ごす。お酒販売停止令が発令中なので、ノンアルのビールで乾杯。店も人も、いつでもあると思っていたら間違い。記憶の中だけに存在している店が、またひとつ増えることに。 10月〇日 「汁なし担々麵」が名古屋にしかないと知って驚く。ご当地めしだったとは。全国区だと思ってたものが実は地方独自文化だった衝撃はだいぶ経験して知ってると思ってたけど、まだまだありそう。底知れなくて

日々のこと 202109#1

9月〇日 うどん屋に入ったら、サーモグラフィの体温計と足踏み式の消毒器が入り口にデーンと設置してあった。びっくり。狭い店がさらに狭くなっている。なんと、食券機もできている。お冷やは自分で注ぐ方式なので、もう店の人が注文を取りに来る必要はない。こういうマイナーチェンジが全国あちこちで静かに起きているのだろうか。非接触の時代。まあ不便はないが、寂しい気はする。逆にいうと、これまで些細な接触が実はたくさんあったんだなあと気づく。 9月〇日 出かけた先で、ビルから出てきたら目の前に

日々のこと 202108#2

8月〇日 おちびが少し前から、左目だけ涙を流している。昨年、同じ左目が突然白濁したことがあり、心配になる。「猫 目 涙」で検索したら「猫が涙を流すのは悲しいからではありません」と書いてあった。いや、いくら私でもそれくらいは分かる…。一応病院へ連れていく。結膜炎との診断。目薬をもらって帰る。 8月〇日 気になっていたお掃除ロボットをついに導入。豪邸で使うものかと思っていたが、じんましんが一向に治らないし、これを機に使ってみることに。一番安いやつにもかかわらず、想像以上に有能で

日々のこと 202108#1

8月〇日 知人から宅配便が届く。小ぶりの段ボールを開けてみると、ブルーベリーの実が箱いっぱいに詰めてあった。びっくり。自家製ブルーベリーが今年は豊作らしい。食べ切れないほどある。ジャムにするか、久々にケーキでも焼くか…などと思っているうち、結局、全て普通に生食してしまった。美味。 8月〇日 ワクチン接種の予約が近場で取れず、大規模接種会場になっている空港でのモデルナ予約を入れた。でも飛行機を見ながら注射するなんて、こんな機会は二度とないのでは⁉ と、すごく楽しみになる。終わ

猫が来て2年たった話

家に猫を迎えて、まるっと2年になった。 その年の春に生まれたので、年齢も2歳。駐車場の隅っこで鳴いてたチビは、今や大人になった。「チビって名前なの? すぐデカになるよ」と何人かに笑われたが、その通りになった。デカに改名はしない。 家に来て最初の数日間は、ソファの下から出てこなかった。もうソファの下には入れない。物理的に無理だ。現在の隠れ場所はカーテンの後ろ。レースのカーテンは透けてシルエットだけ見える。御簾の向こうにおられる。高貴っぽい。 来た当初は、私の後ろをついて歩い

日々のこと 202107-2

7月〇日 洋服屋さんが、どこもサマーセールになっている。昨年の夏はコロナもあり、服を全然買わなかった。終始マスクなので化粧品の減りも遅い。助かるけど、つまらない。カットソーを1枚買う。 7月〇日 外国映画を見ていて、実は英語が意外と分かる自分を発見。韓国語の勉強を始めて以来、なぜか英語も分かるようになってきた。韓国ドラマで字幕をなるべく見ないようにしているので、耳が拾おうとする癖がついたらしい。学校時代に習ったことは無駄じゃなかった。脳が勝手に意味をつなぎ始めていく。 7

日々のこと 202106-7

6月〇日 たまに行く喫茶店でコーヒー。10人入れないほどの小さな店で、一杯250円。今時あり得ない価格設定。常連さんが多く、いつもAMラジオがかかっている。カウンター席のおじいさんとテーブル席のおばあさんの話が盛り上がっていてつい聞き入る。「アンタ『青天を衝け』見とる? あの土方歳三は俳優が若すぎてイカンわ」「いいじゃん、イケメンだし。私はいい」「俺なら遠藤憲一にする。悪人ばっかりやっとる役者。俺が演出家なら絶対遠藤憲一にするわ」。キャスティング妄想話は誰のどんな妄想も面白い

日々のこと 210417

今年から韓国語の勉強を始めた。 「語学でもやってみようかな」とふと思い立ったのが年明け。英語と迷って韓国語にした。完全独学で気まぐれの超スローペース、でも楽しい。 勉強らしい勉強なんて学生以来。それでなくとも物覚えは年々、急降下の一途。まあ楽しめればいいし、いつか韓国映画を字幕なしで見られたら最高だよね、みたいなノリであった。 昨年はコロナの感染拡大が始まり、いつになく海外に目を向けた年だった。アメリカでロックダウンが始まったとか、欧州の状況はこうだとか、台湾の対応は優秀

日々のこと 0225 音楽の話

珍しく音楽の話など。「最近こんなの聞いてます」というだけですが。 今まであんまり聞いてこなかった音楽を、最近はよく聞いている。新鮮で楽しい。 「聞いてこなかった音楽」には「出会う機会がなかった音楽」と「出会わないようにしてきた音楽」の二通りがあると思うけど、今聞いているのはその両方。両方話したい。 ●出会う機会がなかった音楽:韓国の音楽シーン あ、今の韓国シーンをちゃんと追ってる方には鼻で笑っちゃうようなことしか書かないので、お手柔らかにお願いします。 でもねー、私は全