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年末にあってよかった「孤独のグルメ」再放送。「何食べ 」含めグルメ系ドラマも絶品なのだった

とうとう今日から仕事初めでした。
年が明けてもやることは同じですね。

年末年始の間も、医療系はもちろん、販売系や配送系の方々はお仕事されていたのでしょうから、家のこととか家族の休みとの兼ね合いとか、やりくりするのも大変かもしれませんね。

年末は例に漏れず掃除や片付けをしました。
テレビは見る方ですが、さすがに大掃除そっちのけでテレビを見ながらダラダラ過ごすのもなんだか気まずい気がして…。

休みなんだから自分の好き勝手に過ごせばいいんだけど。年末ってなんかあれこれと「しなきゃいけない」義務感に追われてちっとも休めない。

旅行に行くのもいいなと思いつつも、「実家に帰る」という、ここでも義務系イベントが。
出るのはお金とため息ばかり。はぁ〜

そんなこんなで年末の大掃除をしている最中にBGM的にテレビをつけていたところ、「孤独のグルメseason10」がまとめて再放送されていました。

年末に「孤独のグルメ」全話一挙放送って意外といい。1話1話が短いし完結しているし、ストーリーが展開するわけでもなく、主役の井之頭五郎(松重豊さん)が、ひと仕事終えたあと、ふらっと立ち寄った店でひたすら食べる、というシンプルなドラマなのでいつどこから見ても支障がない。

途中見逃しても話が分からなくなるようなサスペンスでもラブストーリーでもない。

見たら見たで見入ってしまうけど、しっかり見ないといけないような義務感も後悔も生じないので気負わずにいられるのがいい♪

とは言いながら、ついつい録画して見ているんですけどね~。ひまな時に見るのにいいかと思って。

毎回パターンは同じで店と料理が違うだけなんだけど、美味しそうにひとり飯をくらう五郎さんの姿や心のつぶやき(ナレーション)が心を和ませてくれます。

珍しい料理も興味があるけど、出された料理を卓上調味料などで味変して食べたりと、グルメへの飽くなき探究心と創意工夫がいいんですよね~。

若干の変化を持たせつつも定番のフォームで、それでも視聴者を飽きさせずにseason10までつくってきたとは。

テレビ東京系のドラマは「王道じゃない路線のものが面白い」というイメージがあります。

同じく「食」を通して男性二人の日常の暮らしを描いた「きのう何食べた?」もテレビ東京ですよね。
あのドラマもすごく好きでした。映画も見に行きました。

シロさん(西島秀俊さん)が料理を作っているシーン、あれが特に好きで。まな板で材料を切るトントンという音、フライパンで炒めるジュージュー、鍋で煮ている時のグツグツ。
音がリアルで香りまで漂ってきそうなほど。
シロさんとケンジ(内野聖陽さん)のほのぼので笑える会話。周りの人たちを交えたエピソード。
シロさんの心の声。まさに私にとって癒しのドラマでした。
「何食べ」を語り始めたら止まらないので一応このへんにしておきますが。

「孤独のグルメ」「きのう何食べた?」どちらも漫画が原作なのですが、漫画作品にひけをとらない、原作・ドラマそれぞれに良い作品となっているのではないでしょうか。

「孤独のグルメ」は、「独り」で食を堪能するところが魅力。誰かと一緒だと、食べること・味わうことに専念できない。サラリーマンが仕事の合間にひと息ついて楽しめる唯一の時間。

一方の「きのう何食べた?」は、「二人」で会話も楽しみながら、おうちごはんを美味しく味わうのが魅力。なんなら料理を作っているプロセスも楽しんでいる。仕事を終え家に帰り、大切な人と共有する食事の時間。

作品の形態は違えど、「食べることで幸福感に満たされる」という点ではどちらも共通しています。

話がだんだんそれていっていますね。
(毎度のことですが)

「孤独のグルメ」の影響なのか、家で食べるときもおかずに後付けで調味料をかけたり、ソースを変えてみたり、パンやクラッカーに乗せてみたりと、自分なりの食べ方を楽しんじゃったりしています。

「きのう何食べた?」は、レシピ本を買ったのでたまにドラマに出てきたお手軽料理を試したりしています。

なんやかんやでグルメ番組が好きなんだね。

あー、なんだかおなかがすいてきた。

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